鮫が空を泳ぐ時

飛行機にはできなくても、貴方はきっとできる。

どんな悲観論者も恋をして変わる~Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2018 SENSE or LOVE 真駒内公演 9/23 1部

今回のブログはHey! Say! JUMP アリーナツアー SENSE or LOVE(以下それぞれの頭文字からSoL)の真駒内公演について書きます!私が入ったのは9月23日1部公演です。関東勢なので夜の便だと最後まで見られないだろうし実は次の日から新学期なので泊まるわけにもいかず……しかも前日は所要があったので前乗りもできず……(成田空港付近のホテルには泊まった)。かなり切羽詰まった感じだったけれど乗り切れました、体力のある方はれっつとらい。



それでは相変わらず薮くん中心(土下座)の本文。


まずはセットリスト


BANGER NIGHT
Precious Girl
OLE'!
Journey

Virtual butterfly(Hey! Say! 7)
Bubble Gum(有岡ソロ)
条件反射(伊野尾ソロ:髙木出演)
スンダDance(Hey! Say! BEST)
159(知念ソロ:薮、八乙女出演)

Jealous Guy
one & one makes two
Swinging Days
キミアトラクション
マエヲムケ

MC

題名の無い物語(髙木ソロ:伊野尾ピアノ伴奏)
流星の詩(薮ソロ:知念出演)

女王蜂(次曲までJUMPバンド演奏:八乙女ベース、中島ドラム、伊野尾ピアノ、薮ギター)
FLASH
チョコラタ
我 I Need You
明日へのYELL

Do it again(山田ソロ)
PINK(八乙女ソロ)
Wating for the rain(中島ソロ)

TO THE GALAXY
Dance the Night Away
White Love
ウィークエンダー
真剣SUNSHINE
COSMIC☆HUMAN
またこの場所で

[AC]
ありがとう ~世界のどこにいても~
We Believe
You&I


ではでは個人的ハイライト。



OP映像



指を鳴らしたりドラムを叩いたり、コップを動かしたりハンドルを握ったり……今回のOP映像はまさかのまさかのJUMPによるストンプ。いきなりZIPPO持たされる薮さんに殺されかける。髙木さんのバスケットボールも光くんのハンドルも好きなんだけど……ZIPPO……(白目)


BANGER NIGHT


メンステではなくセンステで始まります。このブロックの山田さんのお衣装の背面にイギリス国旗がデザインされててグッときた私、すぐ圭人くんと結びつける。UKから日本、そしてNYへ。元気かなぁ。


2番の薮くんのソロパート終わりにセンステ周りに火花が飛び散り続ける演出。DEAR.ドーム公演のときのRWMでずっとセンステが回り続けているのに薮くんが正面に来たところでストップする、とかこう、薮くんがステージをも回すみたいな演出が好きな私には堪らない仕掛けだった。ちなみに知念さんのラスサビ前のパート後にも噴火、知念さんの表情本当にかっこよかった…。



OLE'!

最初の並びで隣になるやぶたかが何やら話してるし裕翔くんも薮くんと目を合わせてました。たしかにアイコンタクトしやすい曲。やぶひかが肩寄せてあーはいはいやぶひか……と思ってたら薮くんが光くんの背中をぽん、と叩く。あーはいはいやぶひか……。



Journey


薮くんだけ最後のポーズの手が真っ直ぐじゃなくて思わず見入る。かっくん、って曲がっててそれはそれでむちゃくちゃかっこいい(甘すぎ)。アウトロで挨拶したから?CD音源より切り気味に歌ってたのも印象的です。


7コーナー


間奏にバイオリンの音が入るタイミングでバイオリンを弾くかのような振りをカノンでやっててあぁ……好き……となる。3人の元々のカリスマ性みたいなのがNYに行ったことでより開花したんだ……すごい……ってメモに書いてある(書いてある)。


Bubble Gum


かっこよく踊りきってもよかったのに最後の最後で他のメンバーを画面に登場させる有岡さんが有岡さんの世界観の有岡さんだなと(どうした)。薮くんがサッカーボールと一緒に出てきたときは「薮くんはサッカー」と言ってくれるイメージが1番無かったメンバー(本当にごめんなさい)だったから感謝感激。レーザー、この日失敗してしまったけれど私は十分楽しめた。というか素直に脱帽した。どうやってるんだ。



条件反射


髙木さんのコーラス(白目)

※説明しよう、当方は非常に髙木さんのイケボに耐性が無い。


BESTコーナー

モテモテ大作戦はどこいった…。でも寂しいだけで曲にはその名残あるし面白いからこれはこれで好きだ。お尻振ったり歌舞伎みたいに手を伸ばしたり謎にその場で1周する全身タイツの薮さんは箱入り娘には強烈だった。ちなみにターンじゃない。その場で1周。


159

知念ちゃんをセンターに、バックにやぶひか……って文字にしたらすごい豪華だな。さすが世界の知念さん…。気をつけてねカタール。間奏でブルゾンちねんwith Yで「さんじゅう…ごおく」みたいなポーズもあったりと曲に留まらずダンスまでコミカル!「実際は 158♪」の部分でやぶひか2人が思いっきりコケてそのあとに変顔するという演出があるのですが……光くんがとにかく変顔に全力!「ご飯も~♪」の部分とかもやってるのちょっと照れくさそうだけどバラエティも演技も頑張りたい!ってのが伝わる表情。反対に薮くんは(´・×・`)って顔で可愛く。「洋服も~♪」の部分は2.5枚目です、って感じで斎藤さんだぞをやってくれました。


JG


やぶひかちねの早着替えが本当に早くてびっくり。檻を使ったパフォーマンスをしててV6のThe ONESの「刹那的Night」からヒント出てるのかなと勝手に推測。JUMPメンステでしかも檻がバラバラに動くからオリジナリティ感は満載、もしヒントになってたとしても物にしたことは証明されたはず。右手だけで何度かもたれかかってそのあと楽そうにフェイクを歌う薮さんが優勝。異論は認めない。このあと『女王蜂』くる?かな?と思ったらこない、Hey! Say! 一筋縄ではいかないJUMP。



One & One Makes Two


ペンライトでみんなと一緒にやる振りがあって、歌割りごとにそれを披露し、歌わないメンバーはそれを真似するという流れなのは初見でもわかったのですが終始やぶひかだけ下手側からスタンドに向かってずっと一定のリズムで、手を振ってるので頭を抱えます。はいはいやぶひか……。


Swinging Days


やぶいのでセンターを挟むのですがこの2人の本番中なのに絡むと男子大学生2人のノリになる感じが堪らない。それセンター挟んでやる!?みたいな雰囲気の耳打ちを2人でしてました。この日でちょうど入所17年。おめでとうございます。人に綺麗な面だけ魅せる2人の弛むポイントが、こんな感じでお互いの中にありますように。


メンカラのロングカーディガンみたいな衣装を前の曲からお召になってるのですが8人のメンバーがこの曲の随所でターンのときに袖をひらひら翻してました。でもこれ去年の京セラのときに一緒に入った圭人担さんとずっと賞賛してた圭人くんの技なんですよね。歌詞に9色入ってたり、本当に勝手にエモくなってる。薮担の私だって寂しいよ。


曲の最後にHey! Say! JUMPの文字を型どったブロックが出現。薮くんはHの横棒の部分の上に降臨されるのですが、その上で真剣サンのサビみたいな振りを取り入れたり上に出てる棒2つを両手でリズムに合わせて叩いてました。きゃわわわ(語彙力)。


キミアト


なぜか薮くん名物帝王の挨拶みたいな片手あげ(伝われ)(車魂のカモナ参照)がここで発動されるました。薮くんの「触れたら~♪」の部分、テレビサイズだと薮くんがアップになって映るのですがライブだとやぶいのちねで丸を作る既存の振り付けが成される、はず、なのですがこの日の伊野尾さんが絶好調で知念さん、薮くんの順番で殺られてた。伊野尾さんは何されたんだ。


そして数あるポーズが醍醐味の薮くんの「今日も長蛇の列~♪」の部分がなんと新しいポーズになってたんだけど完全にSwinging Daysの両手にドラム引っ張ってた。え、でも、好き、地上波でも是非(手を拱く)。



マエヲムケ


薮くんがなぜか上体を終始反らしてた。もう頭がギリギリ後ろ向いてた。なんだったんだあれ。このあとも何度かやる。最後のポーズは最近必ずやるお手振り。カメラ目線だから全薮担が思わず画面に手を振る。


MC


皆さんこんにちは、僕達がー!?とお決まりの挨拶のときに薮くんが水の入ったボトルを思いっきり落とす。手が滑ったのかな、蓋は閉じてたみたいで安堵……。


この日はとにかく日中暑くて立ってるだけの私ですらなんか汗をかく気温。薮くんもすぐ袖をまくってたし知念さんに関しては衣装の上着脱いでた。伊野尾さんは人前なのにタオルを思いっきり顔にあててゴシゴシ拭くから思わずみんないじる(笑)。



裕翔くんの新しいドラマ・SUITSの宣伝。「鈴木大貴という役なのですが、訳があってダイスケって名前を名乗るから公式ホームページでもスラッシュのあとにそう書いてある」と裕翔くんが言うと知念さんがすかさず「いや~そのダイスケがどんな漢字か気になるね~」とボケるw 薮くんが「介助の"介"?」と話を広げると嬉しそうに知念さんが「それとも車偏?」と乗っかります。「車の方だよ」と裕翔くんが終結させようとしたところで薮くんが「スケベのスケ?」と2回繰り返すwww 裕翔くんも私も「なんなんだよスケベのスケって!www」となります。このくだり、ホームページ確認したら鈴木大貴/大輔じゃなくて鈴木大貴<大輔>って、まさかの括弧表記だったことも引っ括めて面白かった。




流星の詩

回転しながらセンステがブロック状になっててそれが階段を型どって、そこを薮くんが歩いたり、急に立ち止まったりしながら歌う。その後ろで知念さんが踊る構図。歌うだけじゃ表現できないところを知念さんが表現するのかと思いきやお互いが向き合うからびっくり。


ちょっとこの歌に関してはまた違うところでじっくり語りたい。とにかく会場にいる全員の方と目を合わせるように歌ってたのが印象的。



女王蜂


伊野尾さんのピアノでイントロが流れます。その間メンステに戻る薮くんの目線の先にあるのは青いボディに白いピックガードのギター。お2015年の車魂以来におかえりなさいのギター担当薮くん。ヘッドセットが緩かったらしく1番最初のソロパートで後ろを向いてるところが思いっきりアップになってしまってた薮くんを山田さんがぽかーんと見てた。一瞬、ぽかーん、って。ちなみにこの曲の光くんのベースが銀太郎(ボディが白銀、ガードが青)だったので色味がなんだかアシンメトリーみたいな感じになってた。あーはいはいやぶひか(こじつけ)。ドラムの音が目立つタイミングで自分の演奏リズムに関係なく裕翔くんと目を合わせる薮くんに裕翔くんも私も目が恋をしてた(こじつけ)。



明日エル



TO THE GALAXY


このあたりからかな?


この曲の演出凄すぎたからかメモにこれしか残ってない(白目)。


ロボットダンスでキメたあとメンステの中心の板が従来のバクステ側に斜めになってその上にJUMPが連なって座ってる、重力を無視したパフォーマンスが繰り広げられていました。全員サングラスをかけてて様になってる。かっこいい……しか出てこない。ビジュアルだけじゃなくてそういう演出をする自分たちに対して自信満々な表情をしている全員がとにかく凛々しかった。円盤化した際はここを色んな人に布教したい。する。


真剣サン


スタンドのトロッコに薮くん。『Swinging Days』では真剣サンみたいな振りで思ってたのにここでは踊らない薮くん。それぐらいファンサを一人ひとり丁寧にやってました。見てて全然不幸にならない、むしろどうしてそんな遠くの人見えるの。



まとめ


私が見た、初8人体制になってからのJUMP。既存曲のフォーメーションこそ変わってたけれどMCで圭人くんのことを触れてもらったり山田さんの衣装のイギリス国旗だったり、随所に自分たちは9人だと言わんばかりのJUMPさんが散りばめられてて私は寂しくなかった。いなくなることで圭人くんを感じるのではなかったのがミソ。

ソロ曲に触れられなくて申し訳なかったけれど、この公演の髙木さんを見ていたり一緒に言った人と髙木さんの話をしてたりその時の会話を帰ってから振り返って()いて、V6の20周年ライブに行ったときに髙木さんが「自分のライブが終わったあとダメかもしれないって思う時があるけれど、自分よりずっと年上のV6の皆さんがずっとキレキレに踊ってるのを見て自分ももっとやらなきゃって思った」と言ってた(ごめんなさいニュアンスです)のを思い出した。関西でのラジオ番組、FINAL CUT、薔薇と白鳥、所ジョージさんの番組にレギュラー出演を経て髙木さんは「仕事が楽しいと思える」ともいたジャンで言ってくれた。アイドルは目指すところに向かうことすらも見せ物であるから、もしこの2つの言葉が髙木さんの中にまだあるのなら、私はそれだけで髙木さんはアイドルとして満点だしすごいと思う。そんなすごい人が、自分の大好きなグループに、自分の大好きな人と同じグループでいて下さって本当によかったと思う。……と考えてしまうようなことがこの公演中の髙木さんにあった。具体的には言い難いけれど……。


昨年の10周年ツアーで「ジャニーズのHey! Say! JUMP」を体現していたとしたら今年のSoLツアーはそこからもう一歩先の、「Hey! Say! JUMPはこういうグループだ」ということを見せつけられた気がする。TO THE GALAXY辺りのブロックは特に凝った演出だったけれど、主役はその演出ではなくそこで踊る、そこにいるJUMPだった。最初のブロックとこの曲でぎゅっと固まった後は横一列に並ぶ振りが多く、さらに派手な演出を効果的に魅せることで人数の多いJUMPも会場も大きく、広く見える。大所帯でできるダンスが、できることが、Hey! Say! JUMPの武器なんだと体感した。


ただ、それだけじゃない。MC以降の各ブロック後半、我I辺りやウィークエンダー辺り、さらにアンコールではファンの方の近くに寄ってファンサタイム。メンステとセンステしかないステージ構成に少しどぎまぎしたけれど外周を回るトロッコは健在でした。ある意味できらびやかな演出と同じぐらい非日常的に思えるけれど、目と鼻の先にたしかにHey! Say! JUMPがいて自分と同じオーディエンス側の人に手を振ったりしてるのだ。ツアー決定時から開演直前までどんなに仕事の話をしていても、どんなに日常で辛い想いをしていても、その瞬間はそんなこと忘れているのだから不思議だ。


そんな二面性なJUMPに、アルバムのコンセプトにあった「僕達を繋ぎ止めるのは感覚か愛か?」という疑問は深まるばかりで……。