鮫が空を泳ぐ時

飛行機にはできなくても、貴方はきっとできる。

めぐり逢えたことでこんなに 世界が美しく見えるなんて~Hey! Say! JUMP 15th Anniversary DOME TOUR 2022-2023 東京ドーム最終日 1/1 公演レポ

 

Hey! Say! JUMPの結成、そしてデビュー15周年を祝しておよそ2年振りにドームツアーが開催された。今回はめでたく2023年1月1日の公演に参戦出来たので、その日を振り返ってここに記したいと思う。

 

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↑遂にJUMPグッズに登場したやぶんぶんのぬい。可愛すぎて無くしたくなくて持ち運べないという勿体ない事例を生み出している

 

尚、今回も例の如く内容のほとんどが自担である薮くんロックオン!な感じなのでご了承頂きたい。アリツアの記事辺りから演出とかセトリとかの良さにも触れたいけど、何にしても語彙が無い。悲しい。

 

セットリスト

 

 

メンバー紹介VTR

 

  • MASTERPIECE
  • クランメリア
  • 群青ランナウェイ
  • Fate or Destiny
  • Give Me Love

 

  • Magic Power
  • JUMPing CAR
  • Come On A My House

 

MC

 

  • ジャニーズJr. コーナー

 

  • ただ前へ (Hey! Say! 7)
  • ス・リ・ル (Hey! Say! BEST)

 

  • Star Time
  • From.
  • Puppy Boo
  • 恋をするんだ
  • 切なさ、ひきかえに

 

  • Ride With Me
  • 狼青年
  • BANGER NIGHT

 

  • UTAGE Tonight
  • 我 I Need You
  • TO THE TOP
  • サンダーソニア
  • White Love

 

AC

 

  • ネガティブファイター
  • 春玄鳥

 

メドレー

  • over
  • 真夜中のシャドーボーイ
  • Sing-along
  • キミアトラクション
  • Chau#
  • 真剣SUNSHINE
  • AinoArika
  • 瞳のスクリーン
  • 「ありがとう」 ~世界のどこにいても~
  • Dreams come true

 

  • Ultra Music Power

 

ファンファーレ!

 

ネタバレもしていなければ久しぶりなのに、感覚でもう「JUMPは上からリフトで降りてくるぞ!!」となっていて。DEAR.ドームやジャニフェス、あの神々しい登場の仕方に何度心奪われてきたことか。今思えば今回のツアーのポイントでもある「過去の公演のパロディ」はもうここから始まっていた。やぶたかのじゃんけんもちゃんと継続!結果はあいこ。リフトで隣同士だからってじゃんけんするの面白かったな。

 

実は1曲目がこのファンファーレ!でお、え、あ、そう来るんだ……ってちょっと意外性はあった。ファンファーレ!とホワラの大事にしたさはめちゃくちゃ分かるけど、ここかー、となってた。

 

SUPER DELICATE

 

からのこの曲だからね。上から降りてきてファンファーレ!なJUMPもこっちも全部本物だぜ!って感じが好き。だって、「僕には君にしか見せられない顔がある」だなんて歌詞あるんだよ?15周年ライブの2曲目でこれだよ?ファンに見せてくれる顔がある限りライブやって欲しすぎる。

 

Beat Line

 

ねーーーーーーーーーーーーーーー。なんかさ、「ファンファーレ!」が嫌いとか本当にそんなんじゃなくて、むしろめちゃくちゃ好きだし聴かない夏は無いって感じなんですけどね、もうなんかあんなに聴いてたこの曲のイントロ聴いた瞬間に涙出そうになって(一息)。そしたら向こう側にマンションが見えるよ……。今、西暦何年だろ……。そうだよ、これが自分の知ってるジャニーズだ、って。

 

あ、いや、最近デビューされたとか今Jr.の方々がそうじゃないとかそういうんじゃない。これはガチ。きっと10年ぐらいしたらその人達を追いかけている方にとって、「今」が「自分の知ってるジャニーズ」になると思う。そう思える瞬間がある。自分にはあった。今回のBeat Lineだ。

 

極めつけに向かってくるムービングステージ。その上には見たことある鉄の棒で組まれたあれ。

 

Hey! Say! JUMP -「ありがとう」〜世界のどこにいても〜 [Official Live Video] (Hey! Say! JUMP SUMMARY 2011 in DOME) - YouTube

 

↑完全に世界観がこれ。もう多分、今思うと、「これやるよ!」ってメッセージだったのかもしれない。伏線というか。いや、だとしたらヤバすぎるよ。YouTubeの新しい使い方すぎる。からのゆあしど。泣いちゃうよこんなん。

 

ウィークエンダー

 

外周に散って1人1基それぞれのリフトに乗って歌います。サビでタイミング良くリフトが到着するの、計算されている感じがしてこだわりを感じた。

 

ちーねんだー!!やるのかなと思ったらまさかの伊野尾さんがRAPやってた。しかもモニターにちゃんと歌詞あるし。伊野尾さんの謎のRAPに、その後ソロパートがある山田さんはツボって歌えない(笑)。メンバーも会場も大爆笑。でもね、そんなやり取りをよそにね、ずーっとリフトから自分のファンやペンラをメンカラにしている人に手振ってる人がいたんですよ。薮宏太って言うんですけど。

 

Born in the EARTH

 

薮担、泣くとこだよ!!のぼんいじ。10周年の時もリトラで薮くんがリクエストして番組内のメドレーで取り上げてもらえたんだよね……。ムービングステージで華麗にターンを決めながら戻っていく薮くんが本当に艶やかで。薮くんの理想とするアイドルと、自分の想像のアイドルが一致したんじゃないかってぐらい、分かりやすく、「アイドル」だった。

 

メンバー紹介VTR

 

アリツアとほぼ同じもの……だけど!!髙木さんと山田さんの間に八乙女さんのVTRが追加!!札束の人だ……となった。本当に、戻ってきてくれてありがとう……。

 

MASTERPIECE

 

ここからは最新アルバム「FILMUSIC!」っぽさや8人でやることに意味があるような曲がずらっ、と並ぶ。この曲って、一列で並ぶダンスが映えるから、8人だとより全員の精悍さや誠実さが伺えて、あの、本当に戻ってきてくれて良かった……。映画のような構成と壮大さを描いた曲だけど、それを抜きにしてもやっぱりこの曲はドームでやるべきだったと思う。「青の住処」って歌詞は言い換えた形でデビュー曲では「地球(こころ)」って書いてあるし、15年を経たみんなの気持ちだと勝手に受け止めてドームで聴いていた。

 

クランメリア

 

この曲も映画っぽいよね。大人なラブストーリーというか。そう見えるからここに入ったんだけど、この後の流れが「群青ランナウェイ」なの踏まえるとひょっとしてFabのドーム公演が出来なかったことをJUMPさんの中で昇華するコーナーなのかなとも……。Fabの配信公演が決まった時、会員動画ではっきりと「本当はドーム公演を開催する予定でした」なんて言っていたのが伊野尾さんだったのも踏まえたら、なんかそう思える感じで。あんま憶測でこういうこと言っちゃ行けないのかもだけど……。

 

破壊力に負けずに言葉を紡ぐと、やばかった。圧倒的敗北。みんな凄いけど、薮くんがやばかった。でも、特別なことはそこまでしてないように感じた。歌うことに集中してるような。それってまじでヤバくない?色気って出そうと思っても出ないものなのに、ただいるだけで出てる。本物すぎる。

 

Fate or Destiny

 

アリツアでやってくれたのをドームでやる。これ程嬉しいことは無い。両方行った人は懐古出来るし、行けなかった人も救われる。ただ、個人的に、特にこの曲が嬉しかった。このシンプルな、でも凝ってる演出をまたやってくれて。ドームというだけあってアリツアよりもセットが組まれたお陰で、後ろのスクリーンが更に映える。あの、朽ちたように見える御屋敷の豪華さと切なさがより強調されて見えるのだ。

 

「歪んだ世界で」がやぶひか2人のパートになった。歪んだ世界も、その中でひっそりと紡がれる愛も、奏でられる歌も、何もかも綺麗に見える。その為に2人になったような。2人によって肯定される愛と世界と美しさが存在するらしい。尊い

 

Give Me Love

 

ぎみらあああああああああああ(爆泣きの絵文字)。そうだよね、15周年を語る上で大切な曲だよね……。勝負してるというか、こういうHey! Say! JUMPも知って欲しい!って意欲に溢れた作品だと思っている。きっと大好きな人も多いはず……!!と信じてセトリに入れてくれた感じが嬉しかった。イントロが流れた瞬間のあの盛大な歓声を根拠に、またドームで聴けたらと切に思う。

 

JUMPing CAR

 

マジパ挟んでのこれなんだけど、本当に変わりすぎである。え?って流石になる。でもこれが自分達の魅力の1つだよ!って胸張って言ってるみたいでかっこよかった。あと、嬉しかったのがこれ。↓

 

Hey! Say! JUMP - JUMPing CAR [Official Live Video] (Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2015 JUMPing CARnival) - YouTube

 

これ。これをやってくれたの。JUMPing CARnivalの!この車のやつ!!あーんもう嬉しいよ。薮くんちゃんとジャンプしてた。かわいい。

 

カモナ

 

ビトラからJr.さんがたくさんバックにいて(ありがとう)、特にカモナは小学生の昼休み状態。修学旅行でJr.の番組欠席してたぐらい小さかった林蓮音くんのいるSpeciaLが教育実習生に見えた……。伊野尾さんがいつも「知念の家、言っても良いですか~!?」と聞くところをまさかの「ユーリ」呼び。これはもしかして……!?と思ったら!!Jr.の廣末裕理くんでした!!会場も割と歓喜してた印象。あの感じだと多分、会場中が「裕理が尊先に伊野尾くんって言うまで見守るよ……」って感じだった。

 

裕理くんは本当に可愛がられてて、MC行く前も山田さんに捕まってた笑。なんだけど、小さくてすばしっこいのね、山田さんのがっちりホールドからしっかり抜け出して捌けていってた……おもしろ可愛すぎる。そして皆が裕理くんばっか見てるからか、フレジュちゃんたちに負けじと衣装のシャツを襟の所からガバッて被って遊んで注目集めようとしている薮宏太さん(当時32歳)も可愛かったです。

 

MC

 

前半ブロックは元日というだけあって当時ほやほやだったカウコンの話に。恒例の焼肉弁当なるものがあるらしく、Hey! Say! JUMPの楽屋にあったのはカルビ弁当と赤身弁当。名探偵ダナンこと有岡さんは他のグループを調べたところ、なんと後輩グループはカルビ弁当しかないとのこと!しかもその境目はHey! Say! JUMPより下だった……!!そんなことある?笑 

 

ちなみにメンバーで誰がカルビで誰が赤身かも言ってたけど、薮くんが赤身すらキツかったって話した瞬間に5万5千人が悲鳴あげてた。ショタ時代から見てなくても衝撃だよね、あのHey! Say! JUMPのメンバーが赤身すらキツい……?

 

いきなり伊野尾さんが「薮そーいえば舞台やるんでしょ!?」って言ってきてうそぉ!?となった……。聴いて良いんですかその話……?とソワソワする間もなく、薮くんからミュージカル"She Loves Me"の話が。そう、2023年最初の朝、薮くんと東宝がぶち込んできた特大ニュースは13年振りの再演というもの。その話をすぐに聴いてしまった……!振ってくれた伊野尾くん、本当にありがとう……。

 

伊野尾くんから受けた薮くんは13年振りにやるということ、前はえびのみんなとやっていたこと、懐かしみながらも前を向いていた。そんな薮くんにスタッフさんから素敵な演出のプレゼントが。なんと、セットの照明が全部黄緑に!これにはすかさずファンもペンラを黄緑にしてた。5万5千人と、スタッフさんが作る、薮くんの為の世界。これには思わず薮くんも……照れ隠しで「あんな遠くにも黄緑の……あ、非常口だった」とふざけたこと言ってた。このくだりだけで15分ぐらいやってた。メンバーもスタッフさんもJUMP担もみんな薮くん好きなんだな、って勝手に思ったり。

 

ただ前へ

 

相変わらず4人でやってくれる。そんなふうに思わせてくれる、砂絵に影の演出。BEST担なのでこれ以上言えることは無いし、でなくともこれしか無い。

 

ス・リ・ル

 

やったんだよねぇ。お巫山戯もコントも一切無しって久しぶりじゃない……?下手したらDEAR.のドーム振りとかになる?これ書いてる途中にTwitterが閲覧制限かかってしまったのでちょっと御指南頂きたい……。

 

最初はセンステから出てきて、その後高速トロッコに乗って、サビはバクステ。この高速トロッコの速度も完全にDEAR.のドームのミスフロなんだよね……。個人的にドームのミスフロで黄金の紙吹雪の中を駆け抜けていく薮くんがめちゃくちゃ大好きだったので、また見られてもうどうしたらこの感動を伝えられるんですか?髙木担さんも同じこと思うのかな。ズッコケ担も「あれ自担で見たかったんだよ」とか思って欲しい。そしてエモさとエグさとカッコ良さで一緒に溶けてほしい。

 

過去に発表された時は自分自身、餓鬼も良いところだったので充分当時から大人に見えてたBEST。だけど、年月と経験を得たホンモノの大人とはこういうことか……と食らってしまった。薮くんのてるてるてるてる……は愛おしさと色気が当時の5億倍になってた。なんでちょっと可愛く見えるんだろ。ちゃんと大人っぽさもあるので語弊無く書いておく。でも……あのチャーミングさは……どこから……?

 

Star Time

 

「最初、PARADEと同じ演出」とだけメモされてたこの曲。そうだよね、そんな嬉しいことあった後に同じように歌ってくれたらもうこの上ない幸せだよね……。よく毎度5万5千人エモさに倒れなかったな……。薮くんが首をこてん、とさせながら歌ってたのも印象的。

 

From.

 

みんな大好きふろむー!のくだりで薮くんが喋ってるの初めて見た。でもすげー棒読みで「ふろむ大好き~」って言っててめちゃくちゃ謎だった。

 

その後、FC会員向けアプリ「いつでもJUMP」で8人全員から春に聴きたいJUMPの曲が理由付きで送られて来るのだけど、確かに薮くんはFrom.を挙げていた。でも、あの時確かに、彼は棒読みだった。

 

Puppy Boo

 

イントロ流れた瞬間に黄色い歓声がめちゃくちゃ湧いてた。そりゃあそう。薮くんはそれ聞いてふはははははは!!って笑ってました。閻魔大王みたいだった。

 

こちらも演出はJUMPing CARnivalで披露された時と同じもの。ステッキがあるぞー!そして、当時はペトラ組が衣装替えにより途中に居なくなっちゃってたんだよね。今回は全員で最後まで披露される形に。だから当時は後半の伊野尾さんのパートを薮くんが歌ってたんですよ。伊野尾担さん達は優しいから当時「薮くんの聴けて嬉しい」なんて言ってくれてて。そういう人が報われて、伊野尾さんのが聴けて嬉しかった。

 

切なさ、ひきかえに

 

前回の披露は10周年のドーム。薮くんが作詞した曲がこうやって周年を祝う際に披露されるの、薮担としては本当に嬉しくて……。"You are my light"を記念をお祝いする場で言って貰えるなんて、この上ない幸せ。光がないと人間は生きていけない。その前提でこの曲を聴くと、一層愛おしさが増す。

 

ダンス付きで必ず披露してくれる当曲。これは欲深いと自覚はあるのだけど、次の周年もこの曲を聴きたいような、「いつの日かあなたを照らせたら」だなんて言わないで、ちゃんと我々は干からびる程照らされてるのだから、そろそろ……なんでもない。

 

狼青年

 

「Ride With Me」からはダンスブロック。アリツアよりも後半にこのターン来たな……いやーすごい。体力おばけだ……。

 

アリツアと全く違う顔色で踊っていた薮くんがとにかく印象に残っている。なんだろう、アリツアの薮くんが「狼青年」なら、今回のは「狼と人間の狭間の青年」って感じだった。FILMUSIC!が演じている感じで、15周年のドームツアーで何かさらけ出して剥き出しになったような……。とにかく、ムービングステージで激しいダンスを踊りながら通り過ぎて行く、薮くんのあの表情が忘れられない。

 

UTAGE Tonight

 

この後の我I、TTTもだけど、少しずつ声が出せるようになったことを受けてのブロックというか、選曲のような。自分が行った元日公演はまだ話し声程度という感じだったけど、5万5千人もいればそこそこの歓声に。有岡さんの煽りがおっきくてカッコよくて頼もしくて。

 

以降の地方公演は山田さんが「騒げドーム!!卍」という感じだった(by 山田担の友達)(自分じゃないです)らしいのでより大きかったんだろうな。元日は元日で、「限られた中でどう楽しむのか」を一緒に模索しているようで楽しかった。

 

 

サンダーソニア

 

彩やかと言えば、曲後半でぶち上げられる花火もそうだ。何万発打ってたんだろう。東京ドームの中でこんなに花火って見られるんだ、と初めて思った気がする。

 

思えばアリーナツアーでは、映像の中でたくさんの花火が打ち上げられていた。でも、東京ドームで打ち上げられていたのは、本物の花火。Hey! Say! JUMPがデビュー当時から掲げていた「でっかい花火、打ち上げようぜ!」という夢に、相応しすぎる花火。「タンタンタタタン」「音の数を信じて 咲き続けていよう 咲かせ続けていこう」はずっと今回の音の鳴るペンライトを指してるんだと思っていたけど、もしかしたらこの花火も意味としてあったのかもしれない。誰のであっても夢が叶う瞬間というのは本当に素晴らしい。からのホワラだもんね。愛されすぎですウチら。

 

真剣SUNSHINE

 

アリツアでやってた15周年メドレーをドームでも。ドーム規模でも「マジなんだよ、マジで!!」をやる薮くんの勇気に拍手を送ってた。マジで。

 

AinoArika

 

この曲、ずっと東京ドームのライブで聴きたかったんだよ……。Live With Meの東京ドーム公演でアンコールで歌ってる映像を何万回見たことか。あの時みたいに、ムービングステージでメンバーがずっと各々のファンの方を見ながら歌ってる光景。東京ドームでライブなんてもう2度と見れないと絶望していた自分に大丈夫だよ、と胸を張って教えられる世界線だった。

 

Dreams Come True

 

アリツアでは声が出せない分、いつも大サビ前の所を皆で歌うのを薮くんが歌ってくれてたドリカム。心で歌ってくれ!って言われて従って美声を聴くのも良かったけど、あの愛くるしい表情と耳を見ながら久々に歌えたのもライブの醍醐味。薮くんの美声は最後にフェイクで幾らでも聴けるもんなぁ。今回もドームで轟いてたけど。いやでも日生の0番で歌って踊る人が聴いてる前で歌うのちょっと恥ずかしいなぁ、どうしたもんかなぁ、どっちも好きだなぁ。

 

Ultra Music Power

 

めちゃくちゃエモく無いですか?デビュー曲で終わるアニバーサリーライブ。10周年の時はこの曲最初にやってたのに!!構成力エグい……と呆気にとられてたら、ライブがいつの間にか終わって銀テ飛んでました。これだからJUMP担は辞められない。

 

 

所感

 

2023年6月4日、薮くんがスペインで「やらない」と宣言してたソロインスタライブなるものを開催してた。「結構すぐにやってしまって……」と本人も苦笑していたのが記憶に新しい。インライにて薮くんは今後の目標は?という神がかった質問に対して「ずっとHey! Say! JUMPでいること」を掲げてくれた。

 

サッカー番組のMC、ミュージカル主演、バラエティに出れば茶目っ気全開、色んな魅力がある分、それだけ未来の選択肢は広がっていく。度重なる公演にヒーヒー言いながらも、やれ日比谷、やれクリエ、やれ梅芸、やれ御園座、どこにも「薮くんの演技を観に来た」という人が居るのを薮くんは知ってくれている。南極だろうと深海だろうと宇宙だろうと、どこに薮くんが居たって構わない、そこにステージに立つ姿があるならば観たいと割と本気で思っている「薮担」は存在するのを知っている、そんな薮くんが掲げた目標が、これなのだ。「ずっとHey! Say! JUMPでいること」を目標とする薮くんが最年長としているのが、Hey! Say! JUMPというグループである。

 

グループ結成及びデビューから15年が経過した。デビュー前後に描いた夢の数々もきっと叶えてきたのだろう。もうすぐメンバーは全員30代に突入する。様々な道を選ぶ人達が周りにたくさんいる。でも、薮くんは、「ずっとHey! Say! JUMPでいること」を目標としてくれている。不特定多数の人が見るインライで、はっきりと言ってくれたのだ。簡単そうに見えてややこしく、困難そうに見えてたやすい目標だと思う。否定したくない。応援したい。応援する。

 

薮くんがそれだけ賭けてるHey! Say! JUMPに、15年も居続けてくれた。Hey! Say! JUMPという居場所が、15年も存在し続けている。それだけで嬉しいのに、15年の軌跡と展望を今回のドームツアーで見せてくれた。お祝いだけじゃ足りない。感謝だけじゃ乏しい。伝えきれないことを伝えられる機会がまた欲しい。いや、きっとある。これから先も、またあの空間で会える。こんな時代に、未来に希望をくれるのがHey! Say! JUMPだと思い知らされたライブだった。