鮫が空を泳ぐ時

飛行機にはできなくても、貴方はきっとできる。

何していますか 気分はどう ~薮くん28回目の誕生日に寄せて


本日1月31日は薮宏太くんの記念すべき28歳の誕生日である。ブログを開設してから迎える初めての自担の誕生日なのでこれをいいことにここ最近薮くんについて思うことを思うがままに書いてみることにする。


少し遡ること昨年12月30日のHey! Say! JUMP I/Oth Anniversary Tour in DOME 東京公演のMCでうちわについての話がなされた。

薮「全員(が写ってるの意味)のうちわ持ってる人いるよね。俺が来ると『薮くん、薮くん!…』みたいな感じで振ってくれてて。で、山田が来ると『山田くん!山田くん!…』って振ってて。

"君は随分恋多き女だね?""いつになったら僕は君の一番になれるんだい?"とか(考えるらしい)…。


このくだりを聞いて不思議な気分になった。薮くんの我を通すところやポジティブすぎるところを見てきたので「薮くんも人間なんだな」「誰かの一番でいたいんだな」とほっこりもしたし、一方で切なくもなり、色んな感情が自分の中で混在した。


思えば2015年春の野球大会で薮くんにそう思わせられる節があった。レフトを守っていたけれどその方向にボールは飛ばないまま攻防が反対になったり、イチロー選手のルーティンの真似をやるも空振り三振でいい所を見せられなかったり、かなり後輩のPrince・岩橋玄樹くんと交代されたりとこのときの薮くんは奮わなかった。交代後の薮くんはベンチで大股を広げて口を尖らせ不貞腐れていた。すぐ前にはJ-Whiteの監督として臨む少年隊・東山紀之大先輩がいるにも関わらず、二階席から見ても分かるほど、だ。


東山さんが振り返ったら薮くんのアイドル人生は絶たれると本気で覚悟した。そんな私を差し置いて薮くんは自己顕示欲に塗れたオーラを放っていた。打てなかったのは薮くんでしょう、と私が口を尖らせたくなった。野球を経験したことが無くても「振りすぎだよ」「そりゃストライク取られちゃうよ」「大体なんで利き手の左手で打たないの」と思ってしまっていたあたりもう尖っていたやもしれない。認められたかったのかなぁ。不覚にも可愛いなぁ、と今では思ってしまう部分もある。



グループ結成10周年企画として去年MyojoでHey! Say! JUMP1万字インタビューも敢行された。ここで薮くんは次のように発言している。

もともとの性格もあるし、(中略)誰かの唯一無二でありたいって想いがあって。

"薮がいなきゃだめだ"って思わせたい人なの(笑)。

俺以外の誰もできないことを探していきたいし、やっていきたいよね。


"もともとの性格"を知っていながらどうしてもっと気づいてあげられなかったのだろう、と少し悔しく思う。薮くんは常に誰かの一番でいなきゃ気が済まない。グループの最年長だからとすこし客観視する薮くんも本当の薮くんだけどきっとそれだけじゃなかった。自他共に"末っ子気質"とは言うけれどそれが如実に現れていたとき、まさにこういうとき、もっと薮くんに言えることがあることに気がついた。ありふれた言葉でしかなくて申し訳ないけれど、それでも薮くんにもっと「好き」って言いたくなった。【求】「好き」以上にこの気持ちを伝えられる言葉!



昨年12月20日に発売されたHey! Say! JUMP 21th SG『White Love』初回限定盤2の特典DVDに収録されている個人面接でももっと薮くん言ってもいいのにな、と思った箇所がある。「Hey! Say! JUMPのメンバーからどう思われていると思うか?」と本当の面接にもある自分を客観視できるかどうかが問われる質問をされたときの薮くんは本当に謙虚だった。

なんかよく、いろんなこと喋るというか、マニアックなこと喋るというか。余談というか。余談が多い…言われますね。


さらに「Hey! Say! JUMPではどんなポジションにあると思うか」という質問では、

基本的にはMCとかももう回させてもらったりして。あとはもう「いただきハイジャンプ」でもMCみたいな立ち位置をさせてもらったりして。(中略)だからもっと色んな番組を見てもっとちゃんと勉強したりして自分のグループの役割を全うできたらいいなって。

と真剣な表情で言う。


頼りにされてる実感は疾うに得ているだろうにまるで自分が厄介人かのような言い方をしたり、実績を並べて相手に投げて「自分はこう」と、でもあまりはっきりしない答え方をする。普段弱気なところを見せない分、こういうところで強気にもならずに冷静に自分を客観視しちゃう薮くんを愛おしく思う。謙虚な薮くんも好きだけどJUMPを引っ張る自担は皆の誇りだから「最年長なので…!」な薮くんでいい。と思う。末っ子気質なのにしっかり者を担いきるのは誰もができることじゃないし、それを10年続けてきた薮くんをもっと受け止めてあげたい。


最近すっかりご無沙汰なScawaii!内連載の『オトナJUMP』2016年10月ではこんな一面を覗かせる。

ちょうど昨日も、お風呂上がりに音楽を聞きながらパソコンのプレイリストを見ていたら、何でオレはひとりでこんな都会に生きてるんだろう…って、わけのわからない気持ちになっちゃって。ちょっとこれはダメだと思って散歩しに行ったの。で、ミスチルの「終わりなき旅」を聴いてたときかな、歩きながらウル目になってしまって。これは泣く前に早く帰らなきゃって、踵を返した(笑)。


私もミスチルファンの端くれなのでどんなときにこの歌が聞きたくなるかなんとなくわかる。曲自体は前向きだけれども聞いていた心境はチカラウタで紹介していたBUMP OF CHICKENの『才悩人応援歌』のときと同じなのではないだろうか。こんな歌詞が『終わりなき旅』にはある。

誰と話しても 誰かと過ごしても 寂しさは募るけど
どこかに自分を必要としてる人がいる


27歳までの薮くんがどれだけ寂しかったかは分からない。けれど27歳までの薮くんは間違いなく自分を必要としてくれる人に会いたがっていた。常に「いつ君の一番になれるんだい?」と私たちに問いかけてた。


そんなことに気がついてすぐは「そっか……薮くんって汚れだったりネガティブなところを見せられないアイドルである前に、結婚詐欺師である前に、人間なんだ………」と大掛かりそうに見えるマジックが実は単純なタネでしかなかった!みたいな喪失感を感じてしまった反面、え、じゃあ薮くんってめっちゃかわいい人じゃん!!とすぐに気づいて立ち直ってしまった。アイドルに求められることを薮くんは全力で守る。守るのに必死で、ついに零れることもちょこっとずつ増えてきた。「どんな薮くんも好き!」ってこういうときに使うんですね。


誰かの一番になるために必死な薮くんを見ていたいから私からは「薮くんが一番」とは言わない!とか言ってみたいし実際にそう思う。でも「薮くんが一番」って言って不貞腐れたりするところからひょいと立ち直っちゃうところも見たい。どっちにしたって私にとって薮くんは今までもこれからもきっと「必要な人」で「大好きな人」で、今日薮くんが28歳になるという事実は大切で大事で愛おしくっておめでたい。27歳までの薮くんを全力で応援してきたつもりだし、28歳の薮くんを応援できるのがすごくすごく楽しみで仕方ない。私が薮くんを好きでいることに変わりはない。なのに、「一番って言わなきゃいけないの…?他にも大切なものもあってどれも大事で、薮くんが大好きなHey! Say! JUMPも大好きなのにそれでも満足してくれないの…?」となにか駆り立てられるものがある。


自分を含め(と言っても自分で言うのも難だが)薮担さんの愛の深さは計り知れない。なのに薮くんは今までも、これからも、今日だって頬を膨らましてるかもしれないし、足を広げちゃってるかもしれないし、必死かもしれないし、謙虚かもしれないし、センチな気分に浸ってるかもしれない。お互いに「何がダメなんだ!」と言い合う状態なのに、いつも振り回すのは薮くんの方。おかしい!でも楽しい!


どんな理由であれ楽しい気持ちにさせてくれる薮くんはつい、無条件に好きになってしまう。


私を、ヲタクを振り回す薮くん、お誕生日おめでとう!薮くんにとって今日が楽しい日でありますように!!これからの1年がたくさんの人に愛される日々でありますように!!!

君の瞳に恋してる ~ツアー 2017 I/O 横浜アリーナ 9/16 1部レポ

Hey! Say! JUMP10周年を記念して催されているアリーナツアー・"I/O"。会場数も残りわずか!そんな折に横浜公演(9月16日 土曜日 第一部)に行ってきました。


時効だろうなとは思いつつ今回もライブを拙い文章ではありますがお届けしたいと思います。もうここまで時間経ってると色んな人に言われた!感があるので本当に私の思ったことだけ。いやたくさんあるけど(苦笑)。

静岡公演のときはアリーナ席だったけど今回はスタンドの一列目だったからもう少し全体を見れてるかな…とメモを見返すもやっぱり薮くん目線(汗)。でもみんなの好きなコンビ・シンメいちゃこらたくさんありました(号泣)。その辺触れつつ、汗かきべそかきつつまとめていきたいと思います。


ここからネタバレとなります…ご了承ください。

  • セットリスト

Ultra Music Power
Dreams come true
真夜中のシャドーボーイ
瞳のスクリーン
Viva! 9's SOUL
太陽にLOVE MOTION!
Sweet Lier
スタートデイズ
バンドコーナー by とりんとりん
(Your Seed, SUPER DELICATE, Fantastic Time)
冒険ライダー
「ありがとう」~世界中のどこにいても~
TO THE TOP
Star Time
From.
キミアトラクション
我 I Need You

MC

Are You There?
トビラの向こう
Born in The earth
心·技·体
Give Me Love
僕はVampire
OVER THE TOP
I/O
真剣SUNSHINE
明日へのYELL

<10th Anniversary Medley>
Aino Arika
Your Seed
Magic Power
Ultra Music Power

H.our Time

挨拶

<AC>
(スタトロのメンバーと降りた順番→髙木さん、薮くん、八乙女さん、知念くん、山田さん)
Precious Girl
Hey! Say!
Come On A My House


スタートデイズ


静岡公演レポでも書いた通り毎回全く違うことをして会場を沸かせるBESTコーナーの薮くん。ツアー中盤にしてその自由度がBEST中に蔓延してた。最初は薮くんだけが「ドッジボールで命をかける!」ってふざけたあとに光くんが「そう!眼鏡をかける!」って修正して「リズムにのる!」とか口調はおかしいとはいえ()いのたかはちゃんとやってたはずなのにやっぱりBESTはBESTでこの日は口々に好きな女性のタイプだのなんだの言ってました。ちなみに薮くん、このときは「好きな女性のタイプは北条政子清少納言」と登場して「あ、やっぱり卑弥呼が好きです」で「メーガーネーをかける!」されました。


あと「おい見ろよ伊野尾を!ああやってリズムのるんだよ」でカメラ抜かれる伊野尾さんがスローモーションで"モミモミの手"しててやっぱり伊野尾さんも伊野尾さんでした(真顔)。


冒険ライダー


演奏はJUMPバンドですがここでの伊野尾さんは歌唱参加。メンステの高い位置のところに上手と下手で少し出っ張ってる箇所があるのですがそれぞれ薮くんと伊野尾さんがそこにスタンバイ。淵から離れたところで片足重心のまま歌う伊野尾さんに対して落っこちちゃうんじゃないかってぐらいぎりぎりまで前にでて飛んで跳ねて歌う薮くん…(汗)。いいやぶいのが見れました。


光くんのベース白太郎だった!初めまして!あなたって低音がすごい鳴るのね!!これからもいっぱい会いたいな(ここで光くんに目線を送る)!!!


TTT


この日も薮くんがラスサビ前で裕翔くんのドラムに合わせて足踏みしてました!私はこれを"たかたかたん"と呼んで自分が現場に入れない日は「たかたかたんやってた?」と確認してもらってます(笑)。それぐらい好き!見れてよかった!!

飛行機みたいに手を広げてぐるぐるする薮くんも健在でした。勢いあまって耳元にかけてただけのイヤモニが体から大きく離れて外れる一面も…。


MC


山田くん主演の映画『鋼の錬金術師』がジャパンプレミアで紹介される幾多の作品からトップバッターに選ばれた話がされました。薮くんが「六本木で開催されるのかな?」と言うと山田くんは「そう…かな?」と自信無さげ。そのメンバー自身も把握しきれない、他のメンバーの情報をフォローして代わりにお知らせ出来るほど得ている薮くんに圧倒されました…!

あと気になったのは薮くんの姿勢!腕を組んではいたんですけどその手がパーのまんまだった!片脚重心だからそのまま腕組めばかっこいいのにずっと手がパーのまま!かわいい!しかもただのパーじゃなくて指がピーン!となったパー!!かわいい!!!絶対手汗乾かしてたんだろうな!!!!!薮くんって人間なんだな!!!!!と訳の分からないことをここで考えてました。


真剣SUNSHINE


私が本ツアーで唯一見た…薮くんがコケた曲。上手側の外周からセンステ方面に向かう途中の何も無いところでつんっ、と躓いてました。でも年始のドーム1回公演につき4回コケてたときより全然転んでない。いくらか気持ち違ったのかな…御無事で何よりです。


H.our Time


挨拶をする薮くん、丁寧に歌う薮くん、でもどこか気楽さを意識してる薮くん、それでも全員で歌うときはとても熱を感じさせてくれる薮くん…本当に様々な薮くんがこの曲1つで見られます。涙目とかじゃなくて澄んだ目をしてこの歌に臨む薮くんが印象的です。


挨拶

薮くんの挨拶はこのツアーではお決まりの「今日ここにいない人に伝えてください」で始まるもの。特に内容変わってなかったです。

ほかの誰かが挨拶してるあいだ、MCと同様に上手側の端でほのぼのとお話しているやぶたかをちょっと凝視してしまいました。髙木さんの弟感って薮くんの前でしか見られないような…?ちゃんとうんうんふむふむ聞いてる薮くんのお兄ちゃん感も垣間見れてやぶたかァ…と胸に手を当ててしまいました。


Come On A My House


先に降りた髙木さん、メンステに向かうかと思いきやなんと私たちのいた南スタンドの真下にある立ち見席の方へ…!お姉さん方が持ってたタオルで思い切り顔を拭く髙木さんを見て後ろから来た薮さん呆然。まーるかいてちょん、ちょん、な目。目が点に、ってああいう事を言うんだろうなぁ。いや、私もびっくり…だよ…でもその後スタッフさんに促されて「あ、はい」って感じでスマートに先にメンステへ行く薮くんもいとをかし…。いやぁすごいもの見た。



所感


盛大に遅れましたすんませーん(汗)。やっと書き終わった。もう既出の情報がたくさんあったので個人的に補正したかったところと薮くんのよかったところと私の席でしか見れなかったであろうやぶたかと…と割とコンパクトめになっちゃうかなと思ったけど盛りだくさんだった。よかた。


タイトルにも書きましたが薮くんの瞳がよかった。あわたいの澄んだ目もそうだけどバンドコーナーでは遠くを見たりと物理的、MCでは心理的な視野の広さが発揮されたり何かを見て点にったりするおちゃめな目だったり…うん、この公演は目がよかった。いや、スタンド席でも目に目がいくんですよ。薮くんの目すごい(?)。


静岡のときはオーディエンスの温かさを感じたけれど横浜はまた違ったホーム感がありました。横浜の方がJUMPが雰囲気作ってるのをすごく感じたー。MCで薮くんが東名阪ツアーを発表したので一体感もいつもより増し増しめ。この会場でやることにものすごく安定感が出ているような!他の会場でやる新鮮さとのギャップは横アリでしか感じられないよなー…あと何回横アリでやってくれるかなー…でもなんだかんだ来年も横アリー…どうかなああぁぁぁ。会場が大きな規模になったって私の気持ちは変わらないですし会いに行くんだろうけど万人が万人快く受け入れるかって言うと違いますよね。あの近さがいいんだ、という意見も分かる。でも大きな会場で盛大にやるJUMPも見たい。あーでも個人的にも11年目は横アリでJUMPくんに会いたいなーまだ。わがままかなぁ(頭抱)。


そもそも会えなきゃ、会う機会が無きゃ意味無いんだ。急かすのも難だけど、ドームも終わった今はツアー発表まだかなぁとボヤくばかりです。

もしやぶ~もしも薮くんが主演舞台であの作品をやったら


先日お題箱なるものを流行にのっかってやってみたところ、こんな投稿がございまして。



え…薮くん主演舞台を私が…?プロデュース…?とすっかり舞い上がってどうしても少ない文字数では書けない…薮と戸塚で舞台やりたいって言ってたからやらせる…?いや2人はセルフプロデュースさせた方が絶対楽しい…うーんすぐにお答えできない…悔しい…という思いをこめてこの回答(投稿者様本当にすみません。そしてありがとうございました!)。



というわけで今回は薮くん主演舞台を全力で、申し訳ないほど完全に私の趣味嗜好でしかない、でも無い頭フル活用してヲタク向けにプロデュースしたいと思います…!


  • 会場


どこでやろうかなと考えた時に真っ先に浮かんだ東京グローブ座を今回の会場と想定させて頂きます。NEWSの加藤シゲアキくんが最近『グリーンマイル』を演じていたのもここです。度々楽しいレポが流れてくるKAT-TUN・中丸くんの舞台もここ(笑)。



概要↓

  • 最寄り駅:新大久保(JR山手線・総武線)より徒歩10分
  • キャパシティ:703席(内1階席平土間が305席、ギャラリー148席、2階150席、3階100席)
  • ロビー休憩スペース有


当方が最後に現場として行ったのはトニセンさんのTTT。そのときは平土間(ライブ現場でいうアリーナ)でしたが遠過ぎもせず、観劇のときによくやりがちな「近すぎてよく分からなかった、楽しめなかった」、みたいなのは感じませんでした。全く席に拘らないヲタク(苦笑)なので天井席で長野くんが出演した「フォーエバー・プライド」を見ましたがスケールはどこの席でもよく感じ取れる印象です。他の大きな劇場だと舞台に近い席と遠い席の人で感想が違うときがあるんですがグローブ座では経験したことない!


ただ、本場のグローブ座さながら縦に大きいので高所恐怖症の友達が「見始めたら気にならないけど3階席だと始まるまでが怖い」と身震いしてました。該当される方は御留意ください。



FPのときは会場中が同じタイミングで同じ空気になるのを肌で感じられるぐらい一体感があったのできっと薮担さんが多いであろう現場でそれを作りたいです…いや、あれを超えたい…!


  • 演目


せっかくの薮くんの舞台だから薮くんがしたり顔で「こういうの待ってたろ?」って言ってくれそうな、薮担さんの見たい薮くんが見られる内容にしたい…!という発想になったので早速「薮くん 舞台 見たい」とヤブー!JAPAN…ではなくTwitterで検索(笑)。



本っ当にざっくりとまとめ、且つ他担さんにもウケそうな部分に絞った結果、

  1. 舞台で歌う薮くんが観たい
  2. 薮くんの性格や特徴に合ったキャラクターを演じてる薮くんが観たい


とこんな感じに。



前者は言わずもがな、なんならミュージカルやろうよ!みたいな意見中心でいいねこそ押さなかったものの心では魂の16連射ぐらいはしちゃってたかもしれません。


後者はまとめちゃったものをバラして一つ一つ見ていくと「俺様な薮くんが見たい」「ひたすら喋ってるところが見たい」「皮肉ってるところが見たい」など、薮担さんの中で具体的にこの人を薮くんに演じて欲しいキャラクターが決まっている、って感じの内容です。〇〇役やって!みたいなのも含めるとものすごくキリのない、壮大な要望でした(褒めてる)。


そしてここで私の「薮くんにはタイトルなら誰でも知ってるって感じのコテコテの英米文学作品やって欲しい」というワガママを取り入れたくなります。横文字の役名が似合う薮くんでいて欲しい!そんな私の願いは先程の2つの条件が内容に含まれてる作品を見つければ満たされるのでオリジナルではなく原作があるスタイルの舞台にシフトします。


今まで読んできた本をひっくり返したりこのお題を機として気になってた本を買っては読んで…を繰り返した挙句、結局実家にあったこの本が条件に合ってるかもと思いました。


ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)


サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』。『キャッチャー・イン・ザ・ライ』という題でも親しまれています。読んだことは無いけど聞いたことはあるという方も多いと勝手に思っています。


主人公のホールデンが学校を退学させられそうになるタイミングで同じ寮室の子と揉め事になるところから物語は始まります。このときホールデンは不貞腐れてるんですけどその原因の一つにフットボールの試合が見られないのもあるんです。サッカー見れなくて不貞腐れる薮くん見たくないですか…?(無理強い)


何よりタイトルの『ライ麦畑でつかまえて』はホールデンが歌う歌のフレーズです。そう、歌う薮くんが見られます。まあこれにも壮大なオチがあるんですけどね…私はここの薮くんがすごく見たい。


語り手も主人公と同じ人物が務めるのですが、その文体は叙文からかなりかけ離れた、砕けた話し言葉になってるのがこの本の特徴です。そう、感覚としては主人公がずっと喋りっぱなしの物語。退学させられそうになるぐらい問題児ではあるホールデンですが、それは自分が持つ批判的で多様な考えと知識が強いからこそ。ホールデンの知識の需要性はさておいても博識なところは薮くんと似ていると思えます。もちろん薮くんと決定的に違う部分もホールデンにはあるのでどう演じるのか、多くの方が注目すること間違いなしです。条件が2つ揃ったところで次のお題。これがまたむつかしい…。


  • キャスト


誰と、と共演者の人も…とのことなのでこちらも考えたいと!

でも考えた結果思いつきませんでした。様々な登場人物かいますが出ずっぱりなのはホールデンだけなので落語みたいに一人でずっと話してるのも面白いんじゃ?が結論です。


ホールデンには妹がいるんですが、そこを一人でやるとなるとてやんでぇ口調の薮くんと女の子口調な薮くんがいっぺんに見れてしまうんですね。見たくないですか?いっぺんに見られるのに値段1公演分ですよ?こういう売り文句ヲタクさんは弱いですよね?私だったら見に行くけどなぁ。


本当にどこかでとっつー出れないかなぁ!とかエレベーターボーイの役が毎回違うジャニタレなんて面白くない?とか本当に結構考えたんですけどいやとっつーの出演時間短いんじゃ…ガチャはダメじゃ…と頭から岡山弁が抜けなくなったのでこちらを採用(またたくさん本読んで「〇〇役は薮くん、△△は誰々」ってあったら紹介します…精進します)。にしても…ずっと一人で喋ってる薮くん見たくないですか?(無理強い)(3回目)

  • 所感

薮くん一人の負担は多いけれど、きっと薮くんの「今まで」が出し切れると思うし、「これから」に繋がるはず。まず舞台よりも映画向けのこの作品をあえて舞台にする時点で色んな人が見に来るんじゃとおい学生、それは浅はかじゃぁないか?などと石投げられるかもしれない覚悟でお話してます。



話題性はあるしそれをカバーするヲタクの需要もかなり考慮した……つもりです。こんなないものねだりの割にはぼんやりとした案は案のままになってもいいけど薮くんの舞台は見たい~!ストレートプレイもミュージカルもばっちこーい!!

薮くんとイノセンス~あるヲタクの2017年の読書録

11月28日発売の雑誌『MORE』1月号の表紙をHey! Say! JUMPが務めた。本誌にはJUMPのインタビューも掲載されている。質問のひとつに「ホントのホントの素顔は?」というものがある。この質問に薮くんはこう答えている。



前しか向いていないからたまに転んだりケガをしたりする、スーパーポジティブ男です。


こうは言っても薮くんは過去に何度載ったかわからないほど「ライブの前日は本当に明日やれるのかなって不安になる」などと雑誌でこういった発言が取り上げられている。無論、スーパーポジティブ男がやる行動ではない。


仮に薮くんが言うならきっと薮くんはスーパーポジティブ男なのだろう、と納得したとする。でも、今回MOREのインタビューで問われてる「ホントのホントの素顔」にこれが相応しいとは思えない。矛盾した行動をとる時もあるのに、薮くんは「ホントのホントの素顔」としてこの一面を差し出す。ここで出すべき答えじゃない、聞きたかったのはそうじゃない、と思う人もいるかもしれない。それは「ホントのホントの素顔」とは言えない。少なくとも私はそう思った。


などと言う私でも、薮くんに対して嫌な気持ちを抱いているとかでは決して無い。むしろこういう薮くんが好きで好きで仕方ない。一見私が矛盾したことを言ってるように思われるかもしれないが、私はこの薮くんからプロフェッショナルな部分を魅せられている。


長くなってしまったが、ここから本題に入り始める。今回は私が思う薮くんのプロフェッショナルな部分について説明するため、タイトルにもあるように今年読んだ本を紹介したい。



万が一この中で今まさに読もうと思った本だとしたら、粗筋程度とはいえ内容や収録されている解説に触れないとこの記事は成り立たないため、ネタバレに関しては自己責任という形で御願いしたい。


オードリー・ヘップバーン主演で映画化され、そのコスプレをSexy Zoneマリウス葉くんがハイクオリティーにこなしていたのが記憶に新しい人も少なくないはずだ。


だが内容はそんな華やかでも無かったりする。第二次世界大戦中の社交界でその世界特有の絶えない人の波の中を生きる主人公ホリー。彼女は天真爛漫でどこか放っておけない魅力と性格を兼ね備えていた。それ故ホリーの周囲では危ない事件に巻き込まれることや一歩外に出た世間から偏見の目で見られることも絶えず頻発していた。その渦の中で素振りはそのままでも踠いているホリーに、さらなる辛い出来事が起こる。


訳者の村上春樹氏はこの他人を引きつけるホリーの魅力は作者カポーティの作品の特徴であるイノセンスを表していると解説で指摘している。


イノセンスの意味を挙げると

  1. 純真
  2. 純潔
  3. 無垢
  4. 無邪気

などがある。


ホリーにはこのような、まるで子供とも取れる純粋さや純真さ、無垢な部分、或いはそれによって生じる夢心地な要素が散りばめられている。魅力的でしかないホリーのイノセンス社交界の闇や隣人ポールによってどう淘汰され、どう揺れ動くのか、その様がこの本の重要なところだと私も思う。


気になった人はぜひ↓

ティファニーで朝食を (新潮文庫)

ティファニーで朝食を (新潮文庫)



話を戻すと、先程述べたイノセンスが私の感じる薮くんのプロフェッショナルな部分を語る上で必要だと感じた要素だ。


アイドルのあるべき姿として「綺麗な部分だけ見せる」というのは絶対である。その綺麗な部分とイノセンスはかなり似ている気がする。スキャンダルが出る度悲鳴があがるのはやはりその事自体に汚れのイメージがあり、ずっと拭えないからであろう。


同じくそのイノセンスに反してしまうものに負のオーラがあると信じて止まない。調べてみたらイノセンスの意味に無邪気というものがあった(先述)。推しや自担が現場で暗い表情を隠しきれないでいたり、弱音を吐いていると誰もがきっといたたまれない気持ちになるたろう。好きなアイドルを自分にとって大切な人同然と思うことは恥ずかしくもあり大袈裟かもしれないが、当然のことのようにも思える。



薮くんはあまり自分から負のオーラを出さない。具合が悪くても事後報告が多い。事後報告でも薮担は少し不安になる。私も然り。


そしておそらく薮担の、ヲタクのこの実態を薮くんは知っている。だから近年の薮くんは弱音を吐く前後で断りを入れる。今年のアリーナツアーのパンフレットでは直前に東日本大震災が起こった2011年春のツアーで涙が止まらない公演があったことを打ち明け、こう続ける。

みんなの思い出に優先順位はつけられないから、本当は何か1つだけ話すことはしたくないんだけど…今回は許して。


薮くんは無邪気じゃない自分、イノセンスを保てていない自分を隠してくれる。アイドルとして綺麗な部分だけを見せてくれる。薮くんがこうすることで、私たちのその瞬間、一瞬の幸福は確約されている。薮くんが薮くん自身のイノセンスを尊重することで、薮くんを応援している人達のイノセンスも保証されるのである。これが私が感じだ薮くんのプロフェッショナルな部分なのである。


本の世界に存在する見えない事物を兼ね備えた薮くんのプロフェッショナルな部分は発表から60年近く経った『ティファニーで朝食を』のように今後も人々を魅了していくに違いない。本を読み、イノセンスに触れる度に、薮くんの偉大さにこれからも気づいていくのだろう。


最後に同じパンフレットの見出しからもう一つ、今年一番薮くんのイノセンスを感じた文章を紹介したいと思う。

どんなときもJUMPを応援してくれた人のために"全部楽しかった"って言いたい

日本全国民に自担が嫌われた案件~田所陽介役を通しての薮くんについて

関ジャニ∞錦戸亮主演作品に後輩であるHey! Say! JUMP・薮宏太が出演することでヲタク界隈を沸かせた日本テレビ系ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」が無事第10話で最終回を迎えました~(ぱちぱち)。


5月31日に薮くんの出演が決まり、7月8日に初回が放送されてから薮くんがじわじわと世間に見つかり始めた気もしないでもない!先日久々に学校に行くと周りから「ドラマ見たけどあんな奴が好きなの?」と言われまくる事態に(汗)。


「見ている人全員に嫌われたい」というアイドルとして有るまじき、でも尊敬すべき熱意を持って薮くんが接した田所陽介くん。その結果、各界隈から本気で「アイツまじウザい」「今のは無いわ」と言われまくる、でもどこにでもいそうな人間味溢れるキャラを演じる薮くんに出会えました。そんな薮くんについて思うことを今回は書いてみます。


※言うまでもなくネタバレしかしてないので苦手な方は回避願います

  • 嫌われるも"ウザかわいい後輩"像を確立


役柄を聞いて私がイメージしたのは冷酷に遇い、先輩だろうと誰であろうと俯瞰気味に接する性格…そう、まるで「コードブルー」で同じグループのメンバー・有岡大貴が演じる名取先生みたいな感じ。ところが、そこはコメディー。初登場シーンでは無茶な仕事の割り振りをする上司に悩む周りからだしぬけて「やってみせます」とドヤ顔を見せるなど、どこか鼻にはつくけど憎めない可愛いさも垣間見えたような…そんな雰囲気を持つ人を第1話にして掴んだ薮くんは見る人の視線さえもかっさらってしまいました。


それでも田所くんの性格において"かわいい"が"ウザイ"を超えることは無かったと思います。年上なのに司に"お荷物社員"という意味の「ニモちゃん」というあだ名で呼んだり、第3話では仕事相手のことを考えず無謀に仕事を進めようとする、社会ではよくあるのかもしれないけれどまあゲスい性格だったりそれを阻もうとする司の胸ぐらを掴んでしまうシーンも。6話では1日提出が遅れた書類のことを経理から指摘されて敵意剥き出し、挙句周囲に八つ当たり…なんて人としてどうなの?なんて場面も。どの雑誌のインタビューで意気込みを聞かれても必ず「見ている人全員に嫌われたい」と宣言していたとおり嫌な奴のときは思いっきり嫌な奴に、を薮くんは貫きました。




  • ドリーとの設定は誰もが想定外


第5話の予告編で提供の後ろでさも当たり前かのように抱き合う田所くんと"ある女性"。この人こそ江口のりこさん演じる司の姉である小林みどり、第5話以降では田所くんの彼女を経て結婚相手となる人なのです。


この意外すぎる展開に座長の錦戸くんも「嘘やろ」とこぼしたとかこぼしてないとか。まあ錦戸くんがこぼさなくても薮担が黙っていられなかったり。そりゃあ「主人公を馬鹿にする嫌味な後輩」と聞いて誰が恋人と「ドリー」、「よーたん」と呼び合うようになる設定を想像するのやら…


薮くんはクランクアップの際、こう述べています。

まさか、この作品で自分に彼女ができて、さらに結婚までするなんて!

錦戸亮主演「ウチの夫は仕事ができない」クランクアップに密着! 松岡茉優が「結婚というものに対する考え方が変わった」と振り返る、その結末とは?(http://www.tvguide.or.jp/column/chokusou-drama/20170913/02.html)


演じてる人が想像できないならまあ大方の人が想像できないだろう…


しかも監督さんもこの設定は「予定外」とのこと。作ってる佐藤東弥監督が予定してないのならもはや想像できた人の方が凄いです。


そんな薮くんに関する「田所くん」、「彼ピッピ」がザテレビジョンの「視聴熱・熱トピワード」で1位を取るという快挙も!それだけたくさんの人に薮くんが見つかったということか~~~~~!嬉しい~~~~~~!ようこそ薮くんの沼へ!


といった感じで予定に無いシーンを見事に勝ち取った薮くん。外からお仕事を持ってくるだなんて本当にできるお方です。



おそらく最終話ほあらすじでプロポーズ、最終回密着レポで結婚式のシーンを仄めかす必要があったのはどうしてもつかポンの台本10P、時間にして12分の長いセリフに3ヵ月分の総まとめや伝えたいことが詰まっているためそこにスポットライトを当てたかったからだと思います。主演は錦戸くん。主人公はつかポン。それでも予定に無かったシーンと話題を勝ち取ってさらに展開をもたらした薮くん。外からお仕事を持ってくるだなんて本当にできるお方です。よーたん見習って。



  • 歌って踊って改心したのかと思いきや…?

司も田所くんもお互いドリーとどういう関係なのか全く知らないので、田所くんが"ニモちゃん"の話をドリーの前でするシーンでは文字通り視聴者の私たちはドキドキハラハラさせられっぱなし。しかしそんな関係も第8話で遂に明るみになります。"ニモちゃん"が弟のことだと知ったドリーは激怒して田所くんを小林家から追い出してしまいます。この事件をきっかけに田所くんは改心し、司のことも見直したのか"アニキ"と呼ぶようになります。


そんな折に流れるのが全薮担が望んで止まなかった田所くんのミュージカルシーン!"WEST SIDE STORY"の"Cool"を彷彿させるようなセットの中で錦戸くんと肩を並べて歌って踊る薮くんを地上波で見られるなんて!ミュージカルシーンなんて1話だけだろうと小生意気に高を括っていた私は腰を抜かしました。手足が長い…!それ以上に伸びる声…!でも監督も最初の2、3話だけしか踊るつもりは無かったとか。連ドラって後からそんなにたくさんオプションを付けられるのか…!9話以外各話に踊るシーンがあったのも、あんなにイキイキとした薮くんを見れたのも錦戸座長様々です。


なーんて改心したのかと思いきや、9話冒頭で早速会社の人の噂話。"アニキ"で懲りたかと思いきやそのアニキに愚痴を言い放ちます。根本的なところ変わってないじゃん…!その様子じゃお仕事も相変わらずゲスいやり方で通してるんだろうな~~ショック~~~(笑)

僕も田所という役が今後どうなるかわからないんですが、(中略)僕は『いつか田所がいいヤツになってほしい!』と願いながら、彼を演じています(笑)。

J Movie Magazine vol.26 (2017.8.9発売)より引用


薮くんが雑誌で語るようにはうまくいってないような気もする田所くん…。薮くんの願いは「ウチの夫」SP!みたいな次回作で田所くんが叶えてくれるでしょう!(?)


  • 所感


やること成すことは"ウザい"けど、その仕草や表情はどこか"かわいい"。それが余計に腹立たしい…


どんな視点で見ても、一番現実の世界にいそうで人間味があったのはやっぱり田所くんのような気がする。誰もが周りに1人は抱えてるはずの、別に悩みの種とまではいかないけれど、家でくつろいでるときに頭の中に現れてはちょっと憂鬱な気分にさせてくる"あの人"みたいなポジション。できれば自分のテリトリーに入れたくない、"あの人"みたいな人。そんな田所くんを屈せずに熱意を貫いて演じきった薮くんは期待のシャイン!将来有望!



あぁ、「この人、ウチの自担で~~す!」と叫びたい…(胸元に手をあてながら)




追記


この記事を読んで田所くんが懐かしくなったあなた!田所くんを演じた薮くんを少しでも好きになってしまったあなた!読まなくても田所くんロスなそこのあなた!そう!あなたです!


ザテレビジョンが催す第94回ドラマアカデミー賞助演男優賞部門で薮宏太くんに是非投票してみませんか~!?薮くんの今後のお仕事に、お芝居に、自信に繋がるように皆様と力を合わせたい所存です。どうか清き一票を!!


投票先リンク↓↓
https://thetv.jp/feature/drama-academy/

やっぱり行先は予想の斜め上~薮くん、「ウチの夫」お疲れ様でした 番宣まとめ

「あの関ジャニ∞の」錦戸亮の主演ドラマだ。(中略)「あの関ジャニ∞の」錦戸亮だ。喋らせたら面白くない訳が無い。恐らく番宣番組出演の優先順位は主演ということを抜きにしても錦戸亮くんが上だろう。

でもそんな薮くんは私が見る限り、そんなことに屈するような人では無い。


青天の霹靂を受けた衝撃のままにブログを書いた初夏から早4ヵ月、寂しくも答え合わせの時が来た。


ついに「ウチの夫は仕事ができない」が明日で最終回を迎える。印象はドラマだけに留まらない。思ったよりも薮くんはドラマの番宣として番組に出ることが多かった。謙虚に予想したつもりが返ってざまあみろと言われてる気になるほど斜め上を行かれた………………


斜め上を行ったのは出演回数だけではない。その内容にも衝撃を受けた。


メレンゲの気持ち」、「ヒルナンデス」は同じメンバーが出演しているから出てくれるだろうと軽い気持ちでいたら放送開始2週間前に「メレンゲ」出演のお知らせ。瞬く間にやぶいのフィーバーが巻き起こった。


初々しくて余所行き感満載な薮くん(※27歳)



凡庸性の高い名言誕生の瞬間



可愛いさもしっかりちゃっかり出てました


もう番宣終わり?と隙を見せたのも束の間、3話放送終了後の「ヒルナンデス」で"中推し"の形で出演。UNIONが巻き起こった。


番宣は初々しい感じを出せると確信させた薮くん(※27歳)



光くんとモノマネをするよう指示され思わず驚く薮くん。このあと光くんのモノマネをまんまパクるなど3枚目な部分も見せてくれました



小柳ゆきを口ずさむ…というよりは熱唱する薮くん





一番驚きだったのが「ヒルナンデス」と同じ日に放送された「PON!」にも出演していたことだ。JUMPのメンバーは誰一人としていないが、現在当番組にはジャニヲタとして名を轟かす青木源太アナウンサーが出演している。ツテやコネと言うとまた違うが、青木アナがいることでかなりこの番組はジャニタレを推すようになったと伺える。


「ドラマの撮影現場にもお邪魔します!」と張り切る青木アナを「シカトします」と一蹴していたのにまさか帝王直々にスタジオに赴くとは。どうなってるんだ日テレ…いくら振り込んだんだ源太…


そしてその2日後、ヒルナンデスにVTR出演。同番組のレギュラーである関ジャニ∞の横山くんが作ったお弁当がついにドラマ、しかも薮くんが関わるシーンに登場するという紹介のもとでの出演となった。




お弁当を持つ"おてて"がso cute(※27歳)


ドラマの宣伝もしっかりしつつ、セルフアピールも忘れないウチの薮くんは仕事ができる。そんな薮くんを他担のみならず、関係者各位にも伝えられる絶好の機会を薮くんは巧みに駆使したのである。


そんな薮くんが演じる田所くんの見せ場も主人公・つかポンに負けず劣らずあるらしい最終回。毎回見てた皆勤賞な方とも、途中で諦めちゃって「コードブルー 」の名取先生にゾッコンな方とも、私と同じく5話で自担にラブシーンがあると知って思わず飲み会に繰り出しわざとリアタイしなかった方とも(いない)、業師・薮宏太完走の瞬間を見届けたい。

その背中、その指先 ~Hey! Say! JUMP 全国ツアー2017 I/O 静岡2日目2部 レポ


Hey! Say! JUMPの記念すべき10周年のツアーが始まって早10日が過ぎようとする8月20日、3箇所目の静岡公演行ってきました!



曇り予報とは打って変わって快晴のため本当に暑い…そんな暑さを更に熱気づけるライブでした!そんなライブの魅力を無い語彙力で、薮担目線でお送り致します。※本当に薮くんばっかり


ここから先はセトリ、演出等ネタバレを含むのでまだ参戦していない方、ネタバレが苦手な方は急いで戻るボタンを押してください。


  • オープニング


開演前から砂時計が設置されるという何とも緊迫感溢れる演出。全ての砂が落ちたと同時に暗転、オープニング映像が始まります。ひっくり返されるいくつもの砂時計、今までのライブの映像が流れたあと、メンバー1人1人が過去の映像と共に映し出されます。ほとんどのメンバーがカッコつけるなか、やぶひかはちょっとショタ期を彷彿させるような満面の笑み…引っ張ってきたキャラのやぶひかが初っ端から垢抜けた表情をしてくれたと思うと思わずいきなりうるうる。


そしてジャンプアップで白い衣装を纏った9人が登場!過去の映像のあどけなさは一切無い…10代から20代の貴重な10年を捧げて積み上げたものが表情に出ててまたうるうる。


1.UMP


スクリーンに薮くんが映った途端滅多にこの手で泣かない私でもくるものが溢れ出るかと思いきやまさかの裕翔くんが金髪ですべて吹き飛んだ。どうしてくれるんだ!でもそのマットな金髪似合ってるから許す!と再びうるうるとくることは無くなるも光の速さで目の前の事態を飲み込む。去年の圭人くんや光くんが個人の趣味として髪型を変えた時みたいにMCでは触れなかったから裕翔くんの金髪はもしかして…?



2.ドリカム


お馴染みの薮くんの「みんなの声を聞かしてくれぃ!」。今回はイヤホンをほんのちょっとだけ耳から離し、マイクは光くんと一緒にガッツリお客さんに向けてました。最後のフェイク、私の席からは背中向けられてしまったけれどその細い背中から男らしさや頼もしさが醸し出されてて、歌声と背中で貫禄を語られた気分に。10周年スゲェ…。


3.シャドボ


伊野尾さん、振り間違えたのかな?薮くんがガッツリアイコンタクトしてくるのに対してかなり満面の笑みを返す伊野尾さん。薮くんはふにゃ顔寄りではあるけれどほくそ笑み返してました


4.瞳のスクリーン

5.ビバナイ


6.太陽にラブモーション


アリトロで薮さんが自席(Cブロック)付近に。目線を合わせるようにしゃがむ独特の乗り方は10周年でも健在!来るなり「よっ」とまるで友達に会ったかのように地声で周りに手を降るので薮くんが去ったあと「物理的距離よりも心理的距離感を近くに感じる」不思議さにその付近のヲタク一同呆然。


7.Sweet Liar(7コーナー)


8.BESTコーナー~スタートデイズ

今年のBESTコーナーのコンセプトを決める会議中に有岡さん、八乙女さんがまた喧嘩するという設定のコントが始まる。八乙女さんが言い間違いをしながらも(笑)「俺たちが出会ったときのことを忘れたのか!」と有岡さんに問いただし、モテモテ小学校時代のことを思い出す…というストーリー。

「いや、もうやり尽くしたでしょ?」「去年かっこよかったでしょ?」「就職の次って何?」と個人的には今年もコントと雑誌で匂わされたとき、スタートデイズを聞いたときに思ったけど…やられた。まさかランドセルを背負う時代に引き戻すとは…!流石BEST様~!(cv.ムジャキ)


光「モテるために必要な要素を(転校生役の有岡さんに)教えてやれ!まずは薮宏太!」
薮「ドロケイとドッヂボールに命をかける」
光「そう、メガネをかける!!」
いや、会話成り立ってないよ~!置いてかないで~!やぶひかの世界~!
ちなみにここの薮くんのセリフだけ何故か毎回アドリブみたいで変わるらしいです(笑)。これからまだ参戦予定のある方是非お聞き逃しなく。


9.裕翔くんドラムセッション~とりんとりんセッション~Your Seed~スパデリ~FT~JUMPバンド~冒険ライダー(7メンバーのみ)~ありせか(BEST登場、Key.抜き)~TTT(Key.抜き)


光くんのベースは太郎シリーズで2番目に新しいと思われる銀太郎!あのお高いと噂されるベースじゃなかったです。水太郎より重そうなのに弦ははじきやすそうだった!芯のある音だったのでしっかり聞こえたし、何よりあんなに楽器揃えてるのにすぐ他のメンバーの音と馴染める光くんに脱帽…


10.スタタイ(Key&Vo.)


伊野尾さん中盤間違えちゃった(泣)。でも真横に佇むやぶちねは落ち着き払った様子で見守ってたからかあわあわしないですぐ次の音にいけた伊野尾さん。最後にみんな集まって8人に囲まれながら弾くのも重圧ではなく心強さに変えてアウトロは本当に綺麗でした(号泣)。


疑惑の知念さんが声変わりする前のフェイクは山田さんが担当。やぶひかパートが控えてるから自担ではないだろうなとは思ったけどこれまたびっくり。聞いたこと無い声で歌ってけど開拓したのかな?素敵でした!

11.From.



12.キミアト


知念さんが一発目に「ジャスティス!」やり出すからみんなジャスティス(泣)。ちなみに薮くんは「君がジャス"ティス"!」となぜか"ティス"だけ高めの声(笑)。

山田さんが「空前絶後のー!やぁーまぁーだぁー!」と言うのを絶妙なポジションで見てから踊り出す薮さん。ズルいぞ…


13.School Girl

外周で自分のポジションから目の前にいる光担をロックオンする薮くんがアイドルすぎた!光担さんも即座に「光」一文字のうちわを裏返しててお2人お似合いでした。素敵な光景だった~!


14.我I

  • MC






有「シーフード味のカップラーメンを食べてるとまた孤食ロボットたちに怒られるよ!」
光「〇✕フードカンパニー行って言いつけてくる」
とA.Y.Tが捌ける口実に使われる薮くん。10年前こんなにいじられる人になるなんて誰が想像したのだろう…


(一方先輩をいじらずニコニコ捌ける、後輩感満載な髙木さんなのであった)

15.Are You There?(A.Y.T)


16.トビラの向こう


自己紹介どうすんの…?と思ったらふざけ倒された。

知「ゆうてぃー!」
裕「Yeah, I'm Captain America!(?)」
圭「Kei~!」
伊「Yes! I'm Spider-Man!(??)」
山「薮ちゃん!」
薮「Yaas! I'm ironman!!(???)」


どこにそんな細いアイアンマンがいるかよ…嫌味かよ…


17.Born in the earth


smartのメンカラスタジャンからかっこいい金色の燕尾服衣装に早変わり。セットの照明が一気に明るくなってメンステはまるで宝塚の大階段のように!センター(!)でそこを下り、堂々とAメロのサビを歌う薮くんは後世に語り継ぎたいトップスターでした…年始のドームで2回階段でつまづく自担を見ていた私は胸の前で高速拍手。


宝塚も彷彿させられたしJWやSUMMARYも懐古したくなったけどスクリーンに同じ階段が映し出された瞬間滝沢歌舞伎10th anniversaryの冒頭のシーンを思い出した!薮くんが出たときの演出だ~!と胸が熱くなりました。ここから先は薮くんが演出に大きく関わっているであろう箇所がたくさん見受けられます。


18.心·技·体


布を振り回す演出、水太鼓、過去にJWでやった演出が再現されます。薮くん既にバチをすっ飛ばしてしまうアクシデントがあったと小耳に挟んでいたのでハラハラしながら見たけどもこの時は何事もありませんでした。パフォーマンスを通常運転でこなすのって大変なのに薮くんときたら…(頭抱)


19.ギミラ


20.僕はVampire


視覚による錯覚を駆使した映像の後でスタトロ、外周とメンステの角とメンステにメンバーが続々と現れる演出。黒い布を纏ったその様はいつぞやのKAT-TUN兄さんを彷彿させる…。薮くんずっとバックについてたし10ksも見に行ったもんね…真似したいぐらいかっこいいもんね…


21.OTT


センステで踊るのでかなり近い。息を整える様子とかがリアルに伺える。私の席は下手側だったので最後の決めポーズは自担が目の前にいる状態。歯茎を剥き出した顔で指先一点を見つめるその姿はまさに私が大好きで、みんなに見せたい薮くんだった。



22.I/O


山田さんが振り付けをしたというアルバム新録曲。思ったよりもしっとりめで「山田さんと言われれば納得」という感じ。バラード好きだもんね。祈るように踊る八乙女さん、初めて見るのにきっと忠実に踊ってると思わせるけとちね、私と同意見で激しくいきたかったのかキレッキレで踊るやぶゆとが印象的。



23.真剣SUNSHINE

知念さんがスタトロで自席付近に。向こう側を向いていたのでジャケットの裏にピンク色で何が書いてあるか把握。まさかの「ULTRA MUSIC POWER」、「INFINITE」!胸元には「DASH!」とも書いてあったので歴代の曲をあちこちに書いてると思われます。知念さんに限らずこのときの9人が着てたラフめなメンカラジャケット、今までの衣装で一番好きかもしれない。


24.明日へのYELL



25.AinoArika


26.Your Seed


27.Magic Power


28.RWM


29.UMP


あいありからは10周年メドレー。今度は黒地の燕尾服。振り付けも一新されてしかも踊るところは階段の上。さすがの裕翔くんも転倒…落っこちなくてよかった(汗)。真横にいた薮くんはちらっと横目で見てすぐさま踊りました。それもプロだよね。SMGO。


30.H.our time


ありとあらゆるモニターを使って9人全員が映るようになっている今回の画期的な演出のお陰で9人がバラードをしっとり歌い上げているのにかなり迫力のあるものに。鳥肌がたちました。

  • 挨拶


挨拶全文は既に出回っているのと後で少し触れるので割愛させてください(今回入れない人たちは特に読んで!)。僕、で自分を指差したりみんな、で手を広げたり、数字は指を立てて表したり、口を大きく開けて優しい口調でゆっくり話す薮くん。過去こんなに丁寧な挨拶あったかな…?というぐらい丁寧な挨拶でした。とっても聞き取りやすかった…


AC1.Precious Girl


スタトロにきぃやぶひかやまちね。私が入る時薮くんいつもスタトロだなあ(震)メンカラの大きな片手袋は一体なんだったんだろう?薮くんは自慢の視力と眼力で片っ端から自分のジャンボうちわ持ってる人を軒並みメロメロにさせてました。上から3列目ぐらいの人にも手振ってたなあ…恐ろしい(褒めてる)


AC2.Hey!Say!


ここで旧7曲を9人で披露。薮担とはいえこの曲は青春ソングの一つなのでテンションの上昇が留まることを知らない!むしろ薮くんが歌ってくれたという嬉しさでいっぱい。



AC3.カモナ


え!?これがラスト!?ライブの定番曲とはいえ意外すぎる展開。去年から定番化しつつある中盤伊野尾さんの「知念の自宅に行きたいか~!?」という煽り、今回は「さすがにこの大人数、無理ですよn「Come on a my house(ドヤッ」と被せ気味にきた!薮くんも思わず「すげぇ…」と呟いてました。




以上、全セトリに合ったレポです。


まとめ


「これが聴きたかったんだー!」みたいな高揚感はBITEとHey!Say!でしか感じ取れなかったけれどアルバム初回2の曲は愛ingとChiku Taku、ロミジュリ以外はやったのかな?後者2つは去年やったし前者は最近まで定番だった感もあるから妥当とも思える。去年のようなアルバム曲ほとんど入ってない、みたいな感じもしなかった。SUMMARYやJWでやったこと、薮くんが見学に行ったり参加した公演の良いところが演出に凝縮されてたから演出は大満足。薮担じゃなかったりDDじゃなかったり「あの時のあの演出ちょっと真似したって聞いたんですが…」な他G担さんだったり今回がJUMPの現場入るの初めてだったりって人も「凄い」と1回は呟きそうなライブだった。


ただ、かなり正直に言うといくら演出だとかセトリの順番に意味を見出そうとするような私でも流石に1回目なので自担を追うのが精一杯でした(土下座)。


薮くんばっかり見てて途中でみんなと違う方見てるなって気付いてふと後ろ向いたらアリトロで有岡さんが来てて腰抜かすぐらい精一杯でした(土下寝)。


「10周年は通過点」ってあれだけ言ってた薮くんが歯を剥き出して踊ってたり、ちょっと我Iのフェイク歌いにくそうなのに表情はドヤ顔だったり(笑)、可愛い曲とかっこいい曲で今まで無かったメリハリをつけてたり、「あれっ、まだまだ凄くなるの…?」と楽しませてくれるから本当に目が離せなくて。そして、これからもきっとそうなんだろうな…と思えるような空間でした。最後の挨拶で当人に「僕が踊りが上手くなりたい、歌が上手くなりたい、演技が上手になりたい、と思うのは皆さんにもっともっと僕のことを好きになって欲しいから」って意図をつつかれたようなことを言われたらますます堪らないです。薮くんありがとう!おめでとう!


伊野尾さんが挨拶で節目、って言葉を使っていたけど他担さんもきっとそれぞれ「節目」を自担から感じることがあったはずです。古参の方しか成長した姿を見るみたいな点では楽しめないのかもしれないけれど、「節目」だったら新規さんでも感動できるかと。。。



締まり切らないし面白いことも何一ついえませんでしたが、この辺でレポは以上です。見ている人全員が「凄い」、と思えるJUMPに会えて良かったです。改めて皆さん10周年おめでとうございます~!