鮫が空を泳ぐ時

飛行機にはできなくても、貴方はきっとできる。

どこかに自分を必要としている人がいる。~薮くん10000字インタビュー。

薮宏太10000字インタビュー発売日前日のツイートのテンションがまるで遠足前の5歳児のような私がついに今月のMyojoを買いました。


「浮上するのやーめた!」と言っておきながらその10分後に文字数きっちりでツイートしているあたりその落ち着きの無さは一目瞭然。そわそわしてるの露骨に見え見えなのは恥ずかしい…いくつだよ…。



でも泣かないと思ってたのもそこまでぶっちゃけないだろと思ってたのも本当なのでいつも雑誌を読むようにスタバで冷たいキャラメルマキアート片手に読んでました。しかも見ると分かるんですけど窓際の席で(いつもここなんです)。


読み終わったあと自分でもびっくりするぐらいさーっと自然に涙出てたので慌ててナプキンで拭いたら目頭抑えちゃったらしくマスカラ全部持ってかれる緊急事態…何故外で読んだ私…しかも窓の向こうから色んな人が見ては目逸らして通り過ぎるぞ…


もうどこからなんて書けばいいか分からないけれど、今回の記事は現時点での私の薮くん10000字インタビューの感想です。「需要ある?(笑)」とは思いつつ、ここを読んで!ってなったポイントもあるので書いてみます。


"あのときはピンチだった"なんて今になって言うのは、ファンに失礼だと思うのね。


薮くんの中にプロ意識が常にあるからこその発言だと思います。少なくとも自分が直接の原因でファンやヲタさんをがっかりさせないようにしてくれる。その時間を思い出って、素敵な言葉で括ってくれる。私個人、確かにどう作ってるのかは気になるけど、暗い気持ちになるぐらいならドキュメント映像なんていらないと思ってるのでこの発言は本当に嬉しい。


(ジャニアイ出演について)ジャニーさんに電話して、"出たいです"ってお願いしました。

俺らがYa-Ya-yahとして歩んできた時間というとは、疑いようもなく歴史に刻まれてるはずだから

たしかに今はJUMPの薮宏太だけど、過去をナシにするのはおかしいよね。Ya-Ya-yahというグループの一員だったことは、薮宏太という人間を形成する上で、欠かすことのできない要素なんだって

ジャニアイに出演したことはその後Ya-Ya-yahWikipediaのページに加筆されています。新しく加わった伝説の始まりが薮くんからの一本の電話って鳥肌立ちません…?



このときの奇跡はそんな薮くんが、自分からはその話をしない薮くんが、今回聞かれたこと以上のことを語ってくれたこと、しかもその発端が薮くん自身だったのを打ち明けてくれたっていう奇跡的な軌跡の始まりにすぎなかった…絶対にそこは振り返らないでしょって思ってたところを突かれたら泣かずにはいられません。


やっぱり薮くんは過去があっての今にこだわる人だというのに変わりはないのだけれど、だからこそここで打ち明けてくれたのかなと…「光くんはよく話してくれるけど薮くんはやっぱり…」って勝手に思ってしまってごめんなさい。薮くん話してくれてありがとう。私まですっきりした…。



もともとの性格もあるし、(中略)誰かの唯一無二でありたいって想いがあって。

"薮がいなきゃだめだ"って思わせたい人なの(笑)。


薮くんのこういうところ!すっごく好き!すっごい負けず嫌いなのに絶対自分から言わない!(笑)でも「もともとの性格」って自分で認めてるところがオトナで尊敬できる。プライドが高いところは確かに好きだけど、すぎると絶対短所でしかないからこのぐらいが一番いい。そのあとボロっ、と素のまま野望を言っちゃうのは好印象でしかない。あるライターの方が「(笑)はニュアンスでしかない」って仰ってたのを聞いてからここはどういう意味なんだろう?って考えるようになったけどここは照れ?普段そんなこと忘れるぐらい、でも実はシャイなところも見れて本当にオイシイ。

そういや薮くんが聞いてたって言うMr.Childrenの「終わりなき旅」にも「どこかに自分を必要としている人がいる」って歌詞あったな…


俺以外の誰もできないことを探していきたいし、やっていきたいよね。


一番欲しかった言葉かもしれない。薮くんは何を目指して何がやりたいんだろ?ってずっと思ってた。直接の先輩が色んなことをやる中、どうしていくんだろ?ってお節介を承知で感じてた。


薮くんのやりたいことは、薮くんにしかできないこと。そして、それはまだ探している途中で。


ジャニアイ出たいですってジャニーさんに電話するぐらいだから、きっと自分にしかできないことが見つかったらすぐ色んなスタッフさんに「これやりたい!そういう仕事ない!?」って言ってそう。そのときをひたすら待つのは全然苦じゃないです。すっかり薄くなったキャラメルマキアート片手にずっと待ってます。絶対見つけてね薮くん…!



さいごに


負けず嫌いな薮くん、ファン想いな薮くん、夢いっぱいな薮くん、でも俯瞰な薮くん、だけど感謝は忘れない薮くん。私の大好きな、薮担さんの大好きな薮くんがたくさんたくさん10000字インタビューに詰まってました。まるで一つのライブ公演を見たような、不思議な充実感で満たされてます。


色んな感情が薮くんにも読む人にも入混ざってるけれど、悲しい気持ちは一つも無いから清々しい。それはやっぱり主役の薮くんが紛れもなくアイドルで、正真正銘のエンターテイナーだからできること。感服です。そうやっていつだって想像以上のことをするのが薮くんなのに、「泣かないだろうなぁ」って何を呑気にしてたんだ私…


でもJUMPの10周年は始まったばかり。ツアーもこれからです。「感謝を伝える1年」と言う薮くんだからこれからもっとたくさんの感情に出会わせてくれる…模索中ながらも、いや、模索中だからこそ色んなことに挑戦して、その度に吸収して、もっと楽しませてくれる…この10000字インタビューでそう信じられるようになりました。


この一年は薮くんのことで笑ったり、考えたり、幸せな気持ちになる度にきっとこう思うんだろうなぁ、





"薮くん、出会ってくれてありがとう"って。