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鮫が空を泳ぐ時

飛行機にはできなくても、貴方はきっとできる。

影は誰? ~「BOUNCE」を分析してみた

Hey! Say! JUMPの11thシングル「Come On A My House」通常盤のカップリング曲として収録されている「BOUNCE」。A面のポップな曲調とは打って変わってクールなダンスナンバーとなっているため、あまりのカッコよさに聴いただけめ膝から崩れ落ちてしまう人が続出したとかしないとか。私は落ちました。


矢印魂で踊られたらもう立てないですよね(真顔)。


「JUMPの好きな曲について書いてほしい」とTwitterでリプライを頂いたとき、真っ先にこの歌を思い浮かべました。


ただ私が薮担で、「薮くんがセンターだから」というのだけでは語り尽くせない程の魅力を私はこの曲から感じたんです…


ここで語るのはそんな「BOUNCE」から、私が感じた魅力についてです。


Twitterではちょこちょこっ、と小出しで何度かした話もありますがまだしてない話と一緒にここにまとめておきたいと思います。

  • パート割の並ならぬこだわり


1番の山田さん、薮くん…と順を追いながら聴いてくると一見当時よく見かけたようなパート割にも思えます。


今となってはなんで伊野尾さん、圭人くんにソロパートが無いんだ…と憤りを感じる担当様、All担様もいると思います。


しかし、この2人にはソロパートが「無い」のではなく、「振れなかった」のでは?と思います。


歌を聞きながらあることに気がついたことを歌詞に反映させてみたのがこちらの図。



左側が1番のAメロとBメロの歌詞、右側が2番のA、Bメロの歌詞です線につけた色は歌っているメンバーの2017年現在の担当カラーとなっております。見てみると山田さんが1番で歌ってた「♪ずっと続いてく~」というメロディを2番で裕翔くんが「♪光見えない~」と歌っているのが分かります。


次の歌詞は1番の「♪うつむいた日も~」を薮くん、2番では「♪君の姿は~」で光くん。次は1番が裕翔くん、2番が知念くん、1番に戻って雄也くん、2番が有岡くんという歌割りとなっています。


こういう見方をすると1番と2番のメロディを歌っている人がシンメ同士ということに気がつきます。


Hey! Say! JUMPとしてデビュー後は常にこの3人の誰かがセンターとフロントを務めてきたゆとやまちね。Jr.時代から現在に至るまで黄金のシンメを築き上げ続けているやぶひか。「YOUたち中心のグループをデビューさせたいのに2人の力が足りない」と怒られてしまうときも一緒だったありたかべいじゃんコンビ…


BOUNCE」ではそんなシンメを意識したとしか思えない歌割りで織り成されています。


誰かとシンメを組む前にデビューした圭人くんにソロパートが無いのはこのことからかと。そして私が思うに、伊野尾さんにソロパートが無いのは伊野尾さんの思うシンメが1人しかいなかった、そしてその人はJUMPのメンバーではないからなのではないかと思うのです。

  • "My shadow"の意味


直訳してしまうと「私の影」となる"My shadow"。歌詞中に出てくること8回、こんなにも出てくると何か深い意味があるのではないかと気になって仕方ありません。しかし、その歌詞と前後から読み取れるコンテキストだけでは証拠があまりにも不充分すぎます。


そもそも影ってなんでしょうね?辞書でもひいてみます?


…オッケー、ギリ、影


♪「影」のWikipediaのページがこちらです



(以下抜粋、一部省略)

* 影は、物理的には、物体等によって光が遮られる結果できる、暗い領域のことを言う。影は、一般に、幾らかの歪みはあるとは言え、元の物体や、人物の輪郭に類似した形を持っている

このような構想において、カール・グスタフユングは彼の分析心理学において、自我を補完する元型として、影の元型を提唱した。影の元型は分析の初期の段階で現れることが多く、被分析者と同性の人物として現れることが多い。


これを解説するとですね…(白目)


心理学において影というものは「自分と同性の、よく似た有志」の象徴であるとされてるらしいのです。


ざっくり言うとシンメです(ざっくりしすぎ)。「有志」だけ切り取るとメンバーともとれます。


つまり「BOUNCE」は他でもない、メンバーがメンバーに歌うためにある曲なのです。


誰の為にが分かったところで何の為にこの曲が作られたか?


おそらくこの歌を歌い、ライブで披露し、

JUMPの結束力を魅せること

がこの歌の存在意義のように思えます。


シンメという小さくて深い繋がりで輪を作り、零すには畏れ多い人でつなぎとめたこのメンバーでいること、それを意思表示することが「BOUNCE」におけるJUMPの最大の魅力だと私は思います。


「みんなコンビとかシンメ大好きだよね、なんで?」「やぶひかとか」「いのたかって…なに?(笑)」「ウケる!」とJUMPのメンバーは馬鹿にしつつもそんな些細な繋がりが大好きな我々を喜ばせる技をこの曲に詰め込んだんです。

  • 終わりに


私が知らないだけかもしれませんが、歌詞にメッセージをのせてファンに対する想いを伝えてくれる歌(嵐の「5×10」、NEWSの「愛言葉」など)が沢山ある中、パフォーマンスをすること自体にメッセージ性を持たせる歌は無かったのではないのかなと思います。Hey! Say! JUMP素敵。いかにもJUMPっぽい。


(最も山田さんや薮くんに「んなわけねーだろバーカこの勘違い野郎が」と一蹴されたらこの記事は元も子もないのですが。)


聞けば聞くほど、見れば見るほど深みに嵌る「BOUNCE」。死ぬまでに一度でいいから生でみたい。10周年を機にJUMPの結束力を再確認したいんですが…その前に膝治さないとな。また崩れ落ちそう…。


ここまで断定口調でお届けしましたが本人至って自信無いです(土下座)。もしも皆様が他に「BOUNCE」の魅力を感じたのなら是非ともお聞かせください。ここでは主に歌詞を中心に解析したのでパフォーマンス面からお話したいです。「自担のここがいい」と感想を語るのも良いなあ。「BOUNCE」を共有したいです。一緒に酔いしれて共倒れしようではありませんか。