鮫が空を泳ぐ時

飛行機にはできなくても、貴方はきっとできる。

どんな悲観論者も恋をして変わる~Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2018 SENSE or LOVE 真駒内公演 9/23 1部

今回のブログはHey! Say! JUMP アリーナツアー SENSE or LOVE(以下それぞれの頭文字からSoL)の真駒内公演について書きます!私が入ったのは9月23日1部公演です。関東勢なので夜の便だと最後まで見られないだろうし実は次の日から新学期なので泊まるわけにもいかず……しかも前日は所要があったので前乗りもできず……(成田空港付近のホテルには泊まった)。かなり切羽詰まった感じだったけれど乗り切れました、体力のある方はれっつとらい。



それでは相変わらず薮くん中心(土下座)の本文。


まずはセットリスト


BANGER NIGHT
Precious Girl
OLE'!
Journey

Virtual butterfly(Hey! Say! 7)
Bubble Gum(有岡ソロ)
条件反射(伊野尾ソロ:髙木出演)
スンダDance(Hey! Say! BEST)
159(知念ソロ:薮、八乙女出演)

Jealous Guy
one & one makes two
Swinging Days
キミアトラクション
マエヲムケ

MC

題名の無い物語(髙木ソロ:伊野尾ピアノ伴奏)
流星の詩(薮ソロ:知念出演)

女王蜂(次曲までJUMPバンド演奏:八乙女ベース、中島ドラム、伊野尾ピアノ、薮ギター)
FLASH
チョコラタ
我 I Need You
明日へのYELL

Do it again(山田ソロ)
PINK(八乙女ソロ)
Wating for the rain(中島ソロ)

TO THE GALAXY
Dance the Night Away
White Love
ウィークエンダー
真剣SUNSHINE
COSMIC☆HUMAN
またこの場所で

[AC]
ありがとう ~世界のどこにいても~
We Believe
You&I


ではでは個人的ハイライト。



OP映像



指を鳴らしたりドラムを叩いたり、コップを動かしたりハンドルを握ったり……今回のOP映像はまさかのまさかのJUMPによるストンプ。いきなりZIPPO持たされる薮さんに殺されかける。髙木さんのバスケットボールも光くんのハンドルも好きなんだけど……ZIPPO……(白目)


BANGER NIGHT


メンステではなくセンステで始まります。このブロックの山田さんのお衣装の背面にイギリス国旗がデザインされててグッときた私、すぐ圭人くんと結びつける。UKから日本、そしてNYへ。元気かなぁ。


2番の薮くんのソロパート終わりにセンステ周りに火花が飛び散り続ける演出。DEAR.ドーム公演のときのRWMでずっとセンステが回り続けているのに薮くんが正面に来たところでストップする、とかこう、薮くんがステージをも回すみたいな演出が好きな私には堪らない仕掛けだった。ちなみに知念さんのラスサビ前のパート後にも噴火、知念さんの表情本当にかっこよかった…。



OLE'!

最初の並びで隣になるやぶたかが何やら話してるし裕翔くんも薮くんと目を合わせてました。たしかにアイコンタクトしやすい曲。やぶひかが肩寄せてあーはいはいやぶひか……と思ってたら薮くんが光くんの背中をぽん、と叩く。あーはいはいやぶひか……。



Journey


薮くんだけ最後のポーズの手が真っ直ぐじゃなくて思わず見入る。かっくん、って曲がっててそれはそれでむちゃくちゃかっこいい(甘すぎ)。アウトロで挨拶したから?CD音源より切り気味に歌ってたのも印象的です。


7コーナー


間奏にバイオリンの音が入るタイミングでバイオリンを弾くかのような振りをカノンでやっててあぁ……好き……となる。3人の元々のカリスマ性みたいなのがNYに行ったことでより開花したんだ……すごい……ってメモに書いてある(書いてある)。


Bubble Gum


かっこよく踊りきってもよかったのに最後の最後で他のメンバーを画面に登場させる有岡さんが有岡さんの世界観の有岡さんだなと(どうした)。薮くんがサッカーボールと一緒に出てきたときは「薮くんはサッカー」と言ってくれるイメージが1番無かったメンバー(本当にごめんなさい)だったから感謝感激。レーザー、この日失敗してしまったけれど私は十分楽しめた。というか素直に脱帽した。どうやってるんだ。



条件反射


髙木さんのコーラス(白目)

※説明しよう、当方は非常に髙木さんのイケボに耐性が無い。


BESTコーナー

モテモテ大作戦はどこいった…。でも寂しいだけで曲にはその名残あるし面白いからこれはこれで好きだ。お尻振ったり歌舞伎みたいに手を伸ばしたり謎にその場で1周する全身タイツの薮さんは箱入り娘には強烈だった。ちなみにターンじゃない。その場で1周。


159

知念ちゃんをセンターに、バックにやぶひか……って文字にしたらすごい豪華だな。さすが世界の知念さん…。気をつけてねカタール。間奏でブルゾンちねんwith Yで「さんじゅう…ごおく」みたいなポーズもあったりと曲に留まらずダンスまでコミカル!「実際は 158♪」の部分でやぶひか2人が思いっきりコケてそのあとに変顔するという演出があるのですが……光くんがとにかく変顔に全力!「ご飯も~♪」の部分とかもやってるのちょっと照れくさそうだけどバラエティも演技も頑張りたい!ってのが伝わる表情。反対に薮くんは(´・×・`)って顔で可愛く。「洋服も~♪」の部分は2.5枚目です、って感じで斎藤さんだぞをやってくれました。


JG


やぶひかちねの早着替えが本当に早くてびっくり。檻を使ったパフォーマンスをしててV6のThe ONESの「刹那的Night」からヒント出てるのかなと勝手に推測。JUMPメンステでしかも檻がバラバラに動くからオリジナリティ感は満載、もしヒントになってたとしても物にしたことは証明されたはず。右手だけで何度かもたれかかってそのあと楽そうにフェイクを歌う薮さんが優勝。異論は認めない。このあと『女王蜂』くる?かな?と思ったらこない、Hey! Say! 一筋縄ではいかないJUMP。



One & One Makes Two


ペンライトでみんなと一緒にやる振りがあって、歌割りごとにそれを披露し、歌わないメンバーはそれを真似するという流れなのは初見でもわかったのですが終始やぶひかだけ下手側からスタンドに向かってずっと一定のリズムで、手を振ってるので頭を抱えます。はいはいやぶひか……。


Swinging Days


やぶいのでセンターを挟むのですがこの2人の本番中なのに絡むと男子大学生2人のノリになる感じが堪らない。それセンター挟んでやる!?みたいな雰囲気の耳打ちを2人でしてました。この日でちょうど入所17年。おめでとうございます。人に綺麗な面だけ魅せる2人の弛むポイントが、こんな感じでお互いの中にありますように。


メンカラのロングカーディガンみたいな衣装を前の曲からお召になってるのですが8人のメンバーがこの曲の随所でターンのときに袖をひらひら翻してました。でもこれ去年の京セラのときに一緒に入った圭人担さんとずっと賞賛してた圭人くんの技なんですよね。歌詞に9色入ってたり、本当に勝手にエモくなってる。薮担の私だって寂しいよ。


曲の最後にHey! Say! JUMPの文字を型どったブロックが出現。薮くんはHの横棒の部分の上に降臨されるのですが、その上で真剣サンのサビみたいな振りを取り入れたり上に出てる棒2つを両手でリズムに合わせて叩いてました。きゃわわわ(語彙力)。


キミアト


なぜか薮くん名物帝王の挨拶みたいな片手あげ(伝われ)(車魂のカモナ参照)がここで発動されるました。薮くんの「触れたら~♪」の部分、テレビサイズだと薮くんがアップになって映るのですがライブだとやぶいのちねで丸を作る既存の振り付けが成される、はず、なのですがこの日の伊野尾さんが絶好調で知念さん、薮くんの順番で殺られてた。伊野尾さんは何されたんだ。


そして数あるポーズが醍醐味の薮くんの「今日も長蛇の列~♪」の部分がなんと新しいポーズになってたんだけど完全にSwinging Daysの両手にドラム引っ張ってた。え、でも、好き、地上波でも是非(手を拱く)。



マエヲムケ


薮くんがなぜか上体を終始反らしてた。もう頭がギリギリ後ろ向いてた。なんだったんだあれ。このあとも何度かやる。最後のポーズは最近必ずやるお手振り。カメラ目線だから全薮担が思わず画面に手を振る。


MC


皆さんこんにちは、僕達がー!?とお決まりの挨拶のときに薮くんが水の入ったボトルを思いっきり落とす。手が滑ったのかな、蓋は閉じてたみたいで安堵……。


この日はとにかく日中暑くて立ってるだけの私ですらなんか汗をかく気温。薮くんもすぐ袖をまくってたし知念さんに関しては衣装の上着脱いでた。伊野尾さんは人前なのにタオルを思いっきり顔にあててゴシゴシ拭くから思わずみんないじる(笑)。



裕翔くんの新しいドラマ・SUITSの宣伝。「鈴木大貴という役なのですが、訳があってダイスケって名前を名乗るから公式ホームページでもスラッシュのあとにそう書いてある」と裕翔くんが言うと知念さんがすかさず「いや~そのダイスケがどんな漢字か気になるね~」とボケるw 薮くんが「介助の"介"?」と話を広げると嬉しそうに知念さんが「それとも車偏?」と乗っかります。「車の方だよ」と裕翔くんが終結させようとしたところで薮くんが「スケベのスケ?」と2回繰り返すwww 裕翔くんも私も「なんなんだよスケベのスケって!www」となります。このくだり、ホームページ確認したら鈴木大貴/大輔じゃなくて鈴木大貴<大輔>って、まさかの括弧表記だったことも引っ括めて面白かった。




流星の詩

回転しながらセンステがブロック状になっててそれが階段を型どって、そこを薮くんが歩いたり、急に立ち止まったりしながら歌う。その後ろで知念さんが踊る構図。歌うだけじゃ表現できないところを知念さんが表現するのかと思いきやお互いが向き合うからびっくり。


ちょっとこの歌に関してはまた違うところでじっくり語りたい。とにかく会場にいる全員の方と目を合わせるように歌ってたのが印象的。



女王蜂


伊野尾さんのピアノでイントロが流れます。その間メンステに戻る薮くんの目線の先にあるのは青いボディに白いピックガードのギター。お2015年の車魂以来におかえりなさいのギター担当薮くん。ヘッドセットが緩かったらしく1番最初のソロパートで後ろを向いてるところが思いっきりアップになってしまってた薮くんを山田さんがぽかーんと見てた。一瞬、ぽかーん、って。ちなみにこの曲の光くんのベースが銀太郎(ボディが白銀、ガードが青)だったので色味がなんだかアシンメトリーみたいな感じになってた。あーはいはいやぶひか(こじつけ)。ドラムの音が目立つタイミングで自分の演奏リズムに関係なく裕翔くんと目を合わせる薮くんに裕翔くんも私も目が恋をしてた(こじつけ)。



明日エル



TO THE GALAXY


このあたりからかな?


この曲の演出凄すぎたからかメモにこれしか残ってない(白目)。


ロボットダンスでキメたあとメンステの中心の板が従来のバクステ側に斜めになってその上にJUMPが連なって座ってる、重力を無視したパフォーマンスが繰り広げられていました。全員サングラスをかけてて様になってる。かっこいい……しか出てこない。ビジュアルだけじゃなくてそういう演出をする自分たちに対して自信満々な表情をしている全員がとにかく凛々しかった。円盤化した際はここを色んな人に布教したい。する。


真剣サン


スタンドのトロッコに薮くん。『Swinging Days』では真剣サンみたいな振りで思ってたのにここでは踊らない薮くん。それぐらいファンサを一人ひとり丁寧にやってました。見てて全然不幸にならない、むしろどうしてそんな遠くの人見えるの。



まとめ


私が見た、初8人体制になってからのJUMP。既存曲のフォーメーションこそ変わってたけれどMCで圭人くんのことを触れてもらったり山田さんの衣装のイギリス国旗だったり、随所に自分たちは9人だと言わんばかりのJUMPさんが散りばめられてて私は寂しくなかった。いなくなることで圭人くんを感じるのではなかったのがミソ。

ソロ曲に触れられなくて申し訳なかったけれど、この公演の髙木さんを見ていたり一緒に言った人と髙木さんの話をしてたりその時の会話を帰ってから振り返って()いて、V6の20周年ライブに行ったときに髙木さんが「自分のライブが終わったあとダメかもしれないって思う時があるけれど、自分よりずっと年上のV6の皆さんがずっとキレキレに踊ってるのを見て自分ももっとやらなきゃって思った」と言ってた(ごめんなさいニュアンスです)のを思い出した。関西でのラジオ番組、FINAL CUT、薔薇と白鳥、所ジョージさんの番組にレギュラー出演を経て髙木さんは「仕事が楽しいと思える」ともいたジャンで言ってくれた。アイドルは目指すところに向かうことすらも見せ物であるから、もしこの2つの言葉が髙木さんの中にまだあるのなら、私はそれだけで髙木さんはアイドルとして満点だしすごいと思う。そんなすごい人が、自分の大好きなグループに、自分の大好きな人と同じグループでいて下さって本当によかったと思う。……と考えてしまうようなことがこの公演中の髙木さんにあった。具体的には言い難いけれど……。


昨年の10周年ツアーで「ジャニーズのHey! Say! JUMP」を体現していたとしたら今年のSoLツアーはそこからもう一歩先の、「Hey! Say! JUMPはこういうグループだ」ということを見せつけられた気がする。TO THE GALAXY辺りのブロックは特に凝った演出だったけれど、主役はその演出ではなくそこで踊る、そこにいるJUMPだった。最初のブロックとこの曲でぎゅっと固まった後は横一列に並ぶ振りが多く、さらに派手な演出を効果的に魅せることで人数の多いJUMPも会場も大きく、広く見える。大所帯でできるダンスが、できることが、Hey! Say! JUMPの武器なんだと体感した。


ただ、それだけじゃない。MC以降の各ブロック後半、我I辺りやウィークエンダー辺り、さらにアンコールではファンの方の近くに寄ってファンサタイム。メンステとセンステしかないステージ構成に少しどぎまぎしたけれど外周を回るトロッコは健在でした。ある意味できらびやかな演出と同じぐらい非日常的に思えるけれど、目と鼻の先にたしかにHey! Say! JUMPがいて自分と同じオーディエンス側の人に手を振ったりしてるのだ。ツアー決定時から開演直前までどんなに仕事の話をしていても、どんなに日常で辛い想いをしていても、その瞬間はそんなこと忘れているのだから不思議だ。


そんな二面性なJUMPに、アルバムのコンセプトにあった「僕達を繋ぎ止めるのは感覚か愛か?」という疑問は深まるばかりで……。

"お仕事"を目に焼き付けて ~Hey! Say! JUMP ドームツアー2017 大阪最終日公演レポ


今回は大阪公演最終日に行ってきましたのでレポを書きたいと思います。


え、今更?って思われるだろうけど。DVD見たら書きたくなっちゃったことたくさんあったんだもん!!このJUMPがいいんだ!!!!!ってこと言いたかったんだ!!!この薮くんがかっこよかったんだ~!!!!!(地団駄)って言いたいんだ!!(結局)



いやあ、知ってると思うけど今回マジでやべーぞ。今までのライブで一番声出した…!あと勝手に体が動いちゃうのなんの…。JUMPさんが今まで行った現場の中で一番垢抜けてて一番楽しそうだったから思わず一緒になって楽しんじゃった感じ。他のメンバーの話もメモを見ると多いです(当社比)!薮くんたくさん色んな人と絡んでくれてありがとう!お陰でメンバーの名前がたくさんメモにある!10周年って感じがして◎!というわけ(?)で他担さんも是非見ていってください~!


  • セットリスト

Ultra Music Power
Dreams come true
Endless Dream
Ride with me
Viva!9's SOUL
OUR FUTURE
Sweet Liar
スタートデイズ

バンドコーナー by とりんとりん
(Your Seed, SUPER DELICATE, Fantastic Time)
冒険ライダー
「ありがとう」~世界中のどこにいても~
TO THE TOP
Dash!!
Ignition
From.
切なさ、ひきかえに
JUMPing CAR
真剣SUNSHINE
キミアトラクション
愛ing-アイシテル-
White Love

MC

SUMMARY
DREAMER
Time
Beat Line
Forever
I/O

10th Anniversary メドレー
Ultra Music Power
Your Seed
情熱JUMP
瞳のスクリーン
Born in the EARTH
SUPER DELICATE
Come On A My House
ウィークエンダー
Chau#
Give Me Love
OVER THE TOP
Ultra Music Power

H.our Time

AC
Magic Power
スノウソング
冒険ライダー


Ultra Music Power


久々に薮くんの「愛し合っていこうぜ!」で始まったので初っ端から私は「やっと薮くんと愛し合える…!」と訳の分からないこと考え始めます。ヲタクの性と言ってしまえば楽なんですけどきっとそういう性癖なんでしょうね(真顔)。

メンステからせり上がって登場、階段を降りて踊って曲中にセンステへ移動するときの薮くんがカニさん歩きじゃなかった!でも横を向いて歩こうの人でした。ファンの人から片時も目を離さない自担から私も目を離したくなかったけどあまりの徹底ぶりに頭を抱えていました(実際はこの辺から埋もれ始める)。



Ride with me


後述のMCで弄られてしまう薮くんのラップうまくいってないんじゃないか説、私は全く感じなかった!むしろ今までで一番好きな薮くんのRAPだった。問題になってた日本語部分の「誰か蹴落とす?」の部分がむちゃくちゃイケボすぎて…ひっくいのなんの…生歌最高…でも今思えば誤魔化してたのね(頭抱)。"No way"が爆イケだったので◎。



Viva! 9's SOUL


2017ver.の"wow … ~♪"の部分が「おーおーさーか大好き~♪」に替え歌されてました!1月1日のドームでも「みーんなー大好き~♪」に替え歌してたから最終日マジックかな?「やぶこーた!」って言われる薮くんは対をなして可愛かった…。薮くんの粋を見れてもうここで価値がチケットの定価を越えます(白目)。

裕翔くんの紹介パートでは「こいつがゆーとびーと♪」ってよりは「こいつはゆとびと♪」って伸ばすところを短めに歌ってたのが印象的。可愛い(語彙力皆無)。


OUR FUTURE

この歌で合いの手入れるのが夢だったんだ~!!全国へJUMPのDVDむっちゃ見ててよかった~!!出だしの薮くんに「待たせたなっ!」って感じのドヤ顔でマイク向けられるの堪らなかった…!!やってくれるのずっとずっとずーっと待ってました!!!と感想が私的感情でしかないのでこの曲はこの辺で…(尻すぼみ)。


スタートデイズ


BESTの自由さがドームレベルにヴァージョンアップしてたwww なぜか登場時に歌を歌う縛りが出来てるあたりThe BEST!!って感じがして良き~!!ふざけてるように見えつつちゃんと当初(?)の「モテたい」というコンセプトのもとB'zの「いつかのメリークリスマス」を歌い上げる髙木さんにエアーで326億いいね押してた…。


そしてこの時はまだレスポンスも薮くんも拙い、伝説の「もういくつ寝るとやぶこうた」!!拙いと言ってもちゃんと京セラ中の雰囲気は司って置いていって絶好調に暴走してました。「♪お正月には~やぶこうた~みんなでいっしょにやぶこうた~」のあと、まさかの「♪もう~い~くつね~る~と~?」で耳をすまされるんですがえ、そこで歌詞ミスる(爆笑)?w 本編中唯一崩れ落ちて立てなかったところです。笑いすぎた。反省!


ありせか

圭人くんのギターが光くんとお揃いで買った白いボディのものでした!JUMPバンドメンバー以外はメンステで散り散りになりやぶやまは大階段にいたのですが、この日薮さんは階段に堂々と長い御御足広げて座ってました…チャラくてかっこよくて何より威圧感…!


TTT

座ったままこの曲に突入したので薮くんがTO THE TOPというかTOP OF TOPみたいな感じで………(白目)でも降りてきて跳んで跳ねてぐるぐるぐるぐるまわってまたイヤモニ外れちゃってご愛嬌♡な薮くんも。"たかたかたん!"もありました!

※たかたかたん?って?となった方はこちらのレポのTTTをご覧下さい↓


君の瞳に恋してる ~ツアー 2017 I/O 横浜アリーナ 9/16 1部レポ - 鮫が空を泳ぐ時

Ignition


特別に作られたかのようにも聞こえるソロパートを歌い上げる薮くん…それを聴くためのあの一瞬の静寂は鳥肌。薮くんの声でたくさんの人が幸せになったのが雰囲気で伝わりました。


足がふらふらふらー…ってなったり目が宙を見ていたりとこんな素敵なバラードだからこそ肩の力を抜こうとしてるのが印象的でした。色んな他担さんに薮くんラフだね~(ニュアンス)と言われましたが緊張をほぐす上でのあの行動なんじゃないかと。舞台の上では絶対アガってるところ見せない薮くんは健在。


切なさ、ひきかえに

最初の立ち位置でまさか…と思った、しか書けない(白目)。


MC


いきなり光くんが言い出した「踊りながらちょっと見たらすげえカッコつけてた」という発言からスタート。薮くんもすかさず「いや…カッコつけんのが"仕事"なんだけど」と応戦(笑)イラッ、というよりはピリッ、というか…火がついたトーンで私的には好きな薮くん。表情もふにゃっ、とまではいかないけど柔らかかったです。ただ目は鋭かった(強調)。他のメンバーをこの薮くんやべーぞ…(震え)な雰囲気にさせちゃうのはもう今は光くんだけでしょう。好きなやぶひか。


その後も薮くんいじりは続き(ごちそうさまでした)、前述のRWMラップ事件の話に。「英語の部分が微妙なんだよね」と自他ともに認めたところで圭人くん参上。微妙な英語部分を日本語に変えようという提案に"survive"を「生き残る」、"No way"を「ありえない」と訳す圭人くん。このあと歌うことを想定して短い言葉に訳す圭人に当方はひれ伏しました(一応英語科在籍)。早速圭人くんに訳してもらった歌詞で歌ってみる薮くん、「これだとうまくいく!」「ふしぎなアメ食べた感じ!」…ポケモンネタ伝わんないな~(涙目)。

補足するとふしぎなアメはゲーム内で使えるどうぐの一種でポケモンに与えるとレベルが1つ上がる。薮くんの話を訳せば「レベルアップした感じ!」みたいなことを言いたかったんだと…。


んでもって歌詞通り歌うのにチャレンジ。ところが…なんか拙い薮くんにメンバーも会場も大爆笑。ド正論を言われてしまった光くんが「いや、英語の部分が言えないなら英語で言わなきゃダメじゃん!!」とド正論を返します。いいんだよ、薮くんは伸びやか~に綺麗~に素敵な歌を届けてくれるんだから。足りないところを光くんが補ってこそのやぶひかなんだから(?)。



SUMMARY、DREAMER



前半戦が"Hey! Say! JUMPHey! Say! JUMPとして魅せるステージ"ならこの曲で始まる後半戦は"Hey! Say! JUMPがジャニーズとして魅せるステージ"。Hey! Say! JUMPの軌跡にもジャニーズの歴史にも欠かせないSUMMARYの映像でオーディエンスの気分を盛り上げた後にその当時の演出の一つだった龍を模したゴンドラでメンバーが再登場。二階席に沿って龍は移動していきました。高揚感で会場全体に一体感ができたところでどこかから鐘の音が!DREAMERはこうして始まりました。薮くんが恥ずかしそうに「希望のpiece集まれば~♪」で親指と人差し指を伸ばし、もうひとつの手の指で同じものを作ってくっつける「ほらpeaceになるよ~♪」が素敵でした。



Time



メンステでの早着替えが見どころのこの曲でなんと私の席から傘で隠してるはずの一番最初の着替えが見えたんです(白目)。見えちゃいけないはずだから見ないようにしようと目を逸らそうとしたその瞬間、見えてないところでもかっこよくそして光の速さで衣装を薮くんが引き抜くので釘付けになって見てしまった(猛省)。隙を見せない薮くん…「カッコつけるのが仕事だから」な薮くん…(歓喜)。


Beat Line



ここでジャニーズを語るに欠かせない和太鼓がついに登場します。日本の文化、エンターテインメントの真髄がジャニーズにもHey! Say! JUMPにもあると訴えかけるかのようなバチさばきは圧巻。裕翔くんが軸、他のメンバーが代わる代わるのとその順番で薮くんが一番最初、トリが山田さんってなのも堪らない。


SUPER DELICATE


アリーナツアーより進化した10周年メドレーから今回のレポでは2曲だけ紹介。スパデリは車魂のパロみたいな感じで間奏が明けるとなぜかカップルが4組できてて余った有岡さんが一言叫ぶというオチ(笑)(ペアの法則は追追のレポで紐解いていきます)。この日の薮くんのお相手は圭人くん!サービス精神旺盛な2人なので他のペアより小島の滞在時間が長い(感涙)。2人で背中合わせになってからトロッコに慌てて乗るまで薮くんがそのまま寄りかかって圭人くんがそれをおんぶする形に……!って言うのをずっとやっていた。危なっかしくその状態で1周とかしながら(笑)。



情熱JUMP


まさかやってくれるとは~!!トロッコにファンサにで凄い散り散りでどうしても9人全員がこの歌をどう歌うのかが気になっても確認できなかったけどDVDみたらやっぱり凛々しかった。7のみんなの初々しさが余裕のあるキラキラに進化しててメドレーの中の1曲と思うと良い意味でちょっと勿体ない気もしたぐらいかっこよかった。他のメンバーが曲の雰囲気につられてかわいい感じのファンサにもキメてたのに対して髙木さんがファンサ一切しないで歌に集中していました。9人9様の情熱JUMPが見られたのも良かったかも。


所感


語彙力が無いのを言い訳に汚い話してしまうとどうしてもヲタクとアイドルの関係にお金を落とすか落とさないかって話は出てきちゃうと思うんです。従ってHey! Say! JUMPのファンの年齢層が常に10代中心だったのを考慮すると10年間コンスタントにCDやグッズをずっとずっと買い続けられた方、現場に欠かさずいた方っていうのは本当にほんの一握りの方しかいないはず。その10年もずっと楽しいことだらけでは決して無いから離れてしまった方や戻ってきた方もいるのでは…?コンスタントに応援してきた方、所謂「古参」「古株」と呼ばれる方のための公演と言ってしまわれても頷けなくはないけど私はそれだけではない気がして。主観でしかないかもしれないけれど、私は"あの時"SUMMARYを見に行けなかったし、矢印魂のDVDの前でしか荒れ狂えなかったけれど"あの時"の疑似体験ができてすごく嬉しかったです。前のライブに行けなかった人が同じコーナーをちょっとやってもらうことでまた違った楽しみができる…こういう夢の売り方もあるんですね…素敵。




また、倍率がかなり高かったアリーナツアーに行けなかったけどドームツアーは行けた!という話も聞きました。その方も「アリーナツアーとセットが一緒って聞いてここはこうだったのかなとかレポのこと思い出しながら見れた」とアリツアでは埋められない心の穴みたいなのを埋める形に近い経験ができたそうです。まだ傷癒えてないだろうしこれを読んでる方ももしかしたらそういう方いるだろうけどここで少しホッと出来ました。古参の方も新規の方も楽しめるステージの在り方だと思うし、それは今までJUMPが10年積み上げたもので作られてて。



JUMPとそのファンが、ヲタクが思い出を共有し合える素敵な空間でした…!演出を務めた我が自慢の自担・薮くん、そして山ちゃん!本当にありがとう!!GJ!!またひとつ忘れられないものをくれたJUMPくんには更なる感謝と期待しかない~!!

薮くん半端ないって。~サッカーW杯2018ロシア大会とそれを解説する薮くんの凄さ

4年に1度開催されるサッカーワールドカップ(以下、W杯)。選手にとっても、サッカーが好きな人にとっても、普段はそうでもない人にとっても、熱い闘いが繰り広げられる。そんな1ヶ月を数ヶ月に渡って楽しみにしていた人がいる。「1つの国をコンセプトに撮影をするのだけれど、どの国を選ぶ?」と聞かれ、今大会の会場であるロシアを即答したHey! Say! JUMPの薮宏太くんだ。


薮くんのサッカーに対する熱意は計り知れない。年間150試合以上を観戦するといい、テレビで大事な試合同士の放送が被れば2画面とワンセグを駆使し、もちろんスタジアムに足を運んで見ることも少なくない。2016年3月にはWOWOWで念願のサッカー番組に出演。司会を務めるペナルティ・ヒデさんから「んもう本当にサッカーが好きで…」と若干引き気味にその熱狂ぶりと知識にお墨付きを付けられていた。その後もWOWOWのサッカー番組に2度出演している。


そんなサッカー好きな薮くんが、W杯開幕時期にHey! Say! JUMPのメンバーが隔週交代で近況を報告するTV LIFE内での連載・"JUMP with You"に登場。闘いの火蓋が切って落とされた今、薮くんがここで話した内容がとんでもない意味を為してきている



この雑誌で薮くんが教えてくれたW杯のオススメポイントはまとめるとこうである。



  • 今大会はクロアチア推し
  • 東ヨーロッパ系のチームは"ハマれば"強い
  • グループリーグのアルゼンチンVSクロアチア戦は見逃せない





薮くんには引けをとるが、当方もサッカーが好きなのでこれらの解説を頭に入れて見られる試合はできるだけ見てきた。するとどうだろう。薮くんがどれだけサッカーが好きで、その熱狂ぶりをどれだけ知識にしているかも、それがテレビ誌のこのたった1ページにどれだけ詰まっているかも見えてくるのだ。早速上記のポイントを基に、薮くんが言ってたことの凄さを説明したい。




- クロアチアVSアルゼンチン戦の内容と結果



アルゼンチンにはバルセロナに所属するメッシ選手がいる。レアルのモドリッチコバチッチとバルサのメッシ。サッカーファンにはたまらないクラシコのような好カードだ。



(サッカーをよく知らない人向けの解説というより担当に劣らない余談だが、薮くんが6月に更新したJUMP Paperの内容の9割を占めたポルトガル対スペイン戦はレアル・マドリードの本拠地というだけあって当クラブに所属する選手が7名いるチームvsレアルのエースストライカー・ロナウド選手がいるチームでそもそも全マドリディスタにはたまらない対決だった。予選リーグが発表された途端にスペイン対ポルトガルクロアチア対アルゼンチンのどちらかは何かリアクションするんじゃないかとは思っていたが、本当に薮くんがテレビ誌で見逃せないと発言したり試合内容をそのまま更新したので当方の腹筋は崩壊した)



そんなメッシ選手乃至アルゼンチン代表、さらには応援席に降臨したサッカーの神様・マラドーナ氏にも物怖じせず、クロアチアは攻めた攻撃を繰り広げた。薮くんが名を挙げたモドリッチの先制ゴールに2つの追加点を叩きだし、3-0でクロアチアが勝利した。



薮くんがこの試合を見逃せないと言ったのはクラシコ的な要素だけではないと感じた。今のクロアチア代表が持てる力を発揮すると如何に強く敵無しと言えるチームなのかがよく分かったのはおそらくこの対アルゼンチン戦であるかのように思う。



6月16日に放送されたらじらー!サタデーでゲスト出演する薮くんのために設けられたサッカーのコーナーではアルゼンチン代表の話になると「メッシ…もいいけど…」と言葉を濁し、当番組のレギュラーである伊野尾さんが話を切り替えて、それ以上その話題が展開されないというシーンがあった。過去何回もサッカーの話をしてきた薮くんだが、サッカーの話を前にネガティブな発言をしたことは一切無い。レアル・マドリードの宿敵・バルセロナの選手だからそのリアクションをとったのかとも汲んだがどうも違う気がする。クロアチア代表の凄さだけでなく、薮くんはアルゼンチン代表がW杯でどうなるのかまでも勘づいていたのではないかと今になって思う。


どのタイミングで、どんな相手なら、どれほどその持てる力を発揮できるのかを予測した上でこの試合を見逃せないと言った薮くんの洞察力や鋭い視点はもはや指導者向きなのではと思わざるを得ない。




- 東ヨーロッパ系のチームの中でも"ハマった"国




ここではW杯に出場した東ヨーロッパの国の中でも特に活躍したロシアについて取り上げたい。



「史上最弱の開催国」と謳われていたがところが開幕戦でいきなり5-0でサウジアラビアに勝利。決勝トーナメントに進や否や強豪国・スペインを相手に延長戦まで同点という試合っぷりを見せ、なんとPKで勝ち越した。準々決勝まで進出し、クロアチアに負けたはものの、先制点はロシアだったり延長戦だけで決着が着かずこの試合もPKまで持ち越すなど熱い試合や快進撃を魅せた。


同じく東ヨーロッパの国、ポーランドも予選では苦しい戦いが続き、対日本戦の時点で敗退が決まっていたが当試合でようやく洗練されたチームプレーが発揮された。セネガルも予選敗退とはなったが、勝ち点は4。イエローカードの数で日本に勝ち進められたがグループが違えばセネガルも決勝トーナメントに進めていたかもしれない。



- クロアチアは確かに全盛期



薮くんはJr.時代からレアル・マドリード好きを公言している。以下に記す薮くんの注目選手も5人中4人がレアルの選手だ。


- モドリッチ(クロアチア・MF)
- コバチッチ(クロアチア・MF)
- マッツ・フンメルス(ドイツ・DF)
- イスコ(スペイン・MF)
- クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル・FW)



そんなレアル・マドリードの選手は本拠地・スペイン代表として登録されている人が多い。また、薮くんが今まで好きな選手の中で現役選手では真っ先に挙がるロナウド選手はポルトガル代表。モドリッチ選手もコバチッチ選手もレアル・マドリードの選手ではあるけれど、正直今までの薮くんの発言とだW杯の成績も'98年大会の3位が最高位で決勝トーナメント進出経験もないということだけを見ると薮くんがクロアチアを推す理由は見いだせなかった。


でも「日頃から選手の動向を見てる」薮くんの視点は鋭かった。クロアチアは予選全勝、グループDを堂々の1位で通過したのだ。その勝ち点は9点とウルグアイ、ベルギーと並んで予選リーグで1番多い。


薮くんの予想とクロアチア代表の凄さはここだけに留まらない。準決勝まで先制点を許し追いかける形で試合を展開してはいたものの、なんとか同点に追いつきPKで勝利を収めて勝ち進み、自身初の決勝進出を果たした。



決勝進出を決めた対イングランド戦の前半24分、相手がクリアしたボールをサイドラインギリギリでモドリッチが戻し、レビッチが取りに行くというスピーディー且つ粘り強い連携プレーをこなす。見て分かるほど洗練された技術力の分析だけでなく、精神力の高さにも気付けるのは薮くんならではだろう。




総括



これだからテレビ誌も買い逃せない…。薮くんの発言の一つひとつに隙が無いのだ。アイドルとして活動するところだけではなく、こうして趣味の話をしてくれるときでさえ我々を楽しませてくれるエンターテイナーなのだ。そんな薮くんのお陰で純粋にサッカーを楽しむ以上の楽しみが今大会にはあった。


そんな薮くんがサッカーにハマったきっかけは'98年のW杯。当時の開催国は今大会の決勝でクロアチアの相手となるフランス。また、フランス代表にはレアル・マドリードのDF・バラン選手も在籍する。昨年Hey! Say! JUMP10周年を駆け抜けた後もこうして私たちを楽しませ、さらに大きな局面を乗り越えようとしている薮くんにとっては夢のような組み合わせだ。一切合切忘れて7月15日という日を楽しめることを願って止まない。

何していますか 気分はどう ~薮くん28回目の誕生日に寄せて


本日1月31日は薮宏太くんの記念すべき28歳の誕生日である。ブログを開設してから迎える初めての自担の誕生日なのでこれをいいことにここ最近薮くんについて思うことを思うがままに書いてみることにする。


少し遡ること昨年12月30日のHey! Say! JUMP I/Oth Anniversary Tour in DOME 東京公演のMCでうちわについての話がなされた。

薮「全員(が写ってるの意味)のうちわ持ってる人いるよね。俺が来ると『薮くん、薮くん!…』みたいな感じで振ってくれてて。で、山田が来ると『山田くん!山田くん!…』って振ってて。

"君は随分恋多き女だね?""いつになったら僕は君の一番になれるんだい?"とか(考えるらしい)…。


このくだりを聞いて不思議な気分になった。薮くんの我を通すところやポジティブすぎるところを見てきたので「薮くんも人間なんだな」「誰かの一番でいたいんだな」とほっこりもしたし、一方で切なくもなり、色んな感情が自分の中で混在した。


思えば2015年春の野球大会で薮くんにそう思わせられる節があった。レフトを守っていたけれどその方向にボールは飛ばないまま攻防が反対になったり、イチロー選手のルーティンの真似をやるも空振り三振でいい所を見せられなかったり、かなり後輩のPrince・岩橋玄樹くんと交代されたりとこのときの薮くんは奮わなかった。交代後の薮くんはベンチで大股を広げて口を尖らせ不貞腐れていた。すぐ前にはJ-Whiteの監督として臨む少年隊・東山紀之大先輩がいるにも関わらず、二階席から見ても分かるほど、だ。


東山さんが振り返ったら薮くんのアイドル人生は絶たれると本気で覚悟した。そんな私を差し置いて薮くんは自己顕示欲に塗れたオーラを放っていた。打てなかったのは薮くんでしょう、と私が口を尖らせたくなった。野球を経験したことが無くても「振りすぎだよ」「そりゃストライク取られちゃうよ」「大体なんで利き手の左手で打たないの」と思ってしまっていたあたりもう尖っていたやもしれない。認められたかったのかなぁ。不覚にも可愛いなぁ、と今では思ってしまう部分もある。



グループ結成10周年企画として去年MyojoでHey! Say! JUMP1万字インタビューも敢行された。ここで薮くんは次のように発言している。

もともとの性格もあるし、(中略)誰かの唯一無二でありたいって想いがあって。

"薮がいなきゃだめだ"って思わせたい人なの(笑)。

俺以外の誰もできないことを探していきたいし、やっていきたいよね。


"もともとの性格"を知っていながらどうしてもっと気づいてあげられなかったのだろう、と少し悔しく思う。薮くんは常に誰かの一番でいなきゃ気が済まない。グループの最年長だからとすこし客観視する薮くんも本当の薮くんだけどきっとそれだけじゃなかった。自他共に"末っ子気質"とは言うけれどそれが如実に現れていたとき、まさにこういうとき、もっと薮くんに言えることがあることに気がついた。ありふれた言葉でしかなくて申し訳ないけれど、それでも薮くんにもっと「好き」って言いたくなった。【求】「好き」以上にこの気持ちを伝えられる言葉!



昨年12月20日に発売されたHey! Say! JUMP 21th SG『White Love』初回限定盤2の特典DVDに収録されている個人面接でももっと薮くん言ってもいいのにな、と思った箇所がある。「Hey! Say! JUMPのメンバーからどう思われていると思うか?」と本当の面接にもある自分を客観視できるかどうかが問われる質問をされたときの薮くんは本当に謙虚だった。

なんかよく、いろんなこと喋るというか、マニアックなこと喋るというか。余談というか。余談が多い…言われますね。


さらに「Hey! Say! JUMPではどんなポジションにあると思うか」という質問では、

基本的にはMCとかももう回させてもらったりして。あとはもう「いただきハイジャンプ」でもMCみたいな立ち位置をさせてもらったりして。(中略)だからもっと色んな番組を見てもっとちゃんと勉強したりして自分のグループの役割を全うできたらいいなって。

と真剣な表情で言う。


頼りにされてる実感は疾うに得ているだろうにまるで自分が厄介人かのような言い方をしたり、実績を並べて相手に投げて「自分はこう」と、でもあまりはっきりしない答え方をする。普段弱気なところを見せない分、こういうところで強気にもならずに冷静に自分を客観視しちゃう薮くんを愛おしく思う。謙虚な薮くんも好きだけどJUMPを引っ張る自担は皆の誇りだから「最年長なので…!」な薮くんでいい。と思う。末っ子気質なのにしっかり者を担いきるのは誰もができることじゃないし、それを10年続けてきた薮くんをもっと受け止めてあげたい。


最近すっかりご無沙汰なScawaii!内連載の『オトナJUMP』2016年10月ではこんな一面を覗かせる。

ちょうど昨日も、お風呂上がりに音楽を聞きながらパソコンのプレイリストを見ていたら、何でオレはひとりでこんな都会に生きてるんだろう…って、わけのわからない気持ちになっちゃって。ちょっとこれはダメだと思って散歩しに行ったの。で、ミスチルの「終わりなき旅」を聴いてたときかな、歩きながらウル目になってしまって。これは泣く前に早く帰らなきゃって、踵を返した(笑)。


私もミスチルファンの端くれなのでどんなときにこの歌が聞きたくなるかなんとなくわかる。曲自体は前向きだけれども聞いていた心境はチカラウタで紹介していたBUMP OF CHICKENの『才悩人応援歌』のときと同じなのではないだろうか。こんな歌詞が『終わりなき旅』にはある。

誰と話しても 誰かと過ごしても 寂しさは募るけど
どこかに自分を必要としてる人がいる


27歳までの薮くんがどれだけ寂しかったかは分からない。けれど27歳までの薮くんは間違いなく自分を必要としてくれる人に会いたがっていた。常に「いつ君の一番になれるんだい?」と私たちに問いかけてた。


そんなことに気がついてすぐは「そっか……薮くんって汚れだったりネガティブなところを見せられないアイドルである前に、結婚詐欺師である前に、人間なんだ………」と大掛かりそうに見えるマジックが実は単純なタネでしかなかった!みたいな喪失感を感じてしまった反面、え、じゃあ薮くんってめっちゃかわいい人じゃん!!とすぐに気づいて立ち直ってしまった。アイドルに求められることを薮くんは全力で守る。守るのに必死で、ついに零れることもちょこっとずつ増えてきた。「どんな薮くんも好き!」ってこういうときに使うんですね。


誰かの一番になるために必死な薮くんを見ていたいから私からは「薮くんが一番」とは言わない!とか言ってみたいし実際にそう思う。でも「薮くんが一番」って言って不貞腐れたりするところからひょいと立ち直っちゃうところも見たい。どっちにしたって私にとって薮くんは今までもこれからもきっと「必要な人」で「大好きな人」で、今日薮くんが28歳になるという事実は大切で大事で愛おしくっておめでたい。27歳までの薮くんを全力で応援してきたつもりだし、28歳の薮くんを応援できるのがすごくすごく楽しみで仕方ない。私が薮くんを好きでいることに変わりはない。なのに、「一番って言わなきゃいけないの…?他にも大切なものもあってどれも大事で、薮くんが大好きなHey! Say! JUMPも大好きなのにそれでも満足してくれないの…?」となにか駆り立てられるものがある。


自分を含め(と言っても自分で言うのも難だが)薮担さんの愛の深さは計り知れない。なのに薮くんは今までも、これからも、今日だって頬を膨らましてるかもしれないし、足を広げちゃってるかもしれないし、必死かもしれないし、謙虚かもしれないし、センチな気分に浸ってるかもしれない。お互いに「何がダメなんだ!」と言い合う状態なのに、いつも振り回すのは薮くんの方。おかしい!でも楽しい!


どんな理由であれ楽しい気持ちにさせてくれる薮くんはつい、無条件に好きになってしまう。


私を、ヲタクを振り回す薮くん、お誕生日おめでとう!薮くんにとって今日が楽しい日でありますように!!これからの1年がたくさんの人に愛される日々でありますように!!!

君の瞳に恋してる ~ツアー 2017 I/O 横浜アリーナ 9/16 1部レポ

Hey! Say! JUMP10周年を記念して催されているアリーナツアー・"I/O"。会場数も残りわずか!そんな折に横浜公演(9月16日 土曜日 第一部)に行ってきました。


時効だろうなとは思いつつ今回もライブを拙い文章ではありますがお届けしたいと思います。もうここまで時間経ってると色んな人に言われた!感があるので本当に私の思ったことだけ。いやたくさんあるけど(苦笑)。

静岡公演のときはアリーナ席だったけど今回はスタンドの一列目だったからもう少し全体を見れてるかな…とメモを見返すもやっぱり薮くん目線(汗)。でもみんなの好きなコンビ・シンメいちゃこらたくさんありました(号泣)。その辺触れつつ、汗かきべそかきつつまとめていきたいと思います。


ここからネタバレとなります…ご了承ください。

  • セットリスト

Ultra Music Power
Dreams come true
真夜中のシャドーボーイ
瞳のスクリーン
Viva! 9's SOUL
太陽にLOVE MOTION!
Sweet Lier
スタートデイズ
バンドコーナー by とりんとりん
(Your Seed, SUPER DELICATE, Fantastic Time)
冒険ライダー
「ありがとう」~世界中のどこにいても~
TO THE TOP
Star Time
From.
キミアトラクション
我 I Need You

MC

Are You There?
トビラの向こう
Born in The earth
心·技·体
Give Me Love
僕はVampire
OVER THE TOP
I/O
真剣SUNSHINE
明日へのYELL

<10th Anniversary Medley>
Aino Arika
Your Seed
Magic Power
Ultra Music Power

H.our Time

挨拶

<AC>
(スタトロのメンバーと降りた順番→髙木さん、薮くん、八乙女さん、知念くん、山田さん)
Precious Girl
Hey! Say!
Come On A My House


スタートデイズ


静岡公演レポでも書いた通り毎回全く違うことをして会場を沸かせるBESTコーナーの薮くん。ツアー中盤にしてその自由度がBEST中に蔓延してた。最初は薮くんだけが「ドッジボールで命をかける!」ってふざけたあとに光くんが「そう!眼鏡をかける!」って修正して「リズムにのる!」とか口調はおかしいとはいえ()いのたかはちゃんとやってたはずなのにやっぱりBESTはBESTでこの日は口々に好きな女性のタイプだのなんだの言ってました。ちなみに薮くん、このときは「好きな女性のタイプは北条政子清少納言」と登場して「あ、やっぱり卑弥呼が好きです」で「メーガーネーをかける!」されました。


あと「おい見ろよ伊野尾を!ああやってリズムのるんだよ」でカメラ抜かれる伊野尾さんがスローモーションで"モミモミの手"しててやっぱり伊野尾さんも伊野尾さんでした(真顔)。


冒険ライダー


演奏はJUMPバンドですがここでの伊野尾さんは歌唱参加。メンステの高い位置のところに上手と下手で少し出っ張ってる箇所があるのですがそれぞれ薮くんと伊野尾さんがそこにスタンバイ。淵から離れたところで片足重心のまま歌う伊野尾さんに対して落っこちちゃうんじゃないかってぐらいぎりぎりまで前にでて飛んで跳ねて歌う薮くん…(汗)。いいやぶいのが見れました。


光くんのベース白太郎だった!初めまして!あなたって低音がすごい鳴るのね!!これからもいっぱい会いたいな(ここで光くんに目線を送る)!!!


TTT


この日も薮くんがラスサビ前で裕翔くんのドラムに合わせて足踏みしてました!私はこれを"たかたかたん"と呼んで自分が現場に入れない日は「たかたかたんやってた?」と確認してもらってます(笑)。それぐらい好き!見れてよかった!!

飛行機みたいに手を広げてぐるぐるする薮くんも健在でした。勢いあまって耳元にかけてただけのイヤモニが体から大きく離れて外れる一面も…。


MC


山田くん主演の映画『鋼の錬金術師』がジャパンプレミアで紹介される幾多の作品からトップバッターに選ばれた話がされました。薮くんが「六本木で開催されるのかな?」と言うと山田くんは「そう…かな?」と自信無さげ。そのメンバー自身も把握しきれない、他のメンバーの情報をフォローして代わりにお知らせ出来るほど得ている薮くんに圧倒されました…!

あと気になったのは薮くんの姿勢!腕を組んではいたんですけどその手がパーのまんまだった!片脚重心だからそのまま腕組めばかっこいいのにずっと手がパーのまま!かわいい!しかもただのパーじゃなくて指がピーン!となったパー!!かわいい!!!絶対手汗乾かしてたんだろうな!!!!!薮くんって人間なんだな!!!!!と訳の分からないことをここで考えてました。


真剣SUNSHINE


私が本ツアーで唯一見た…薮くんがコケた曲。上手側の外周からセンステ方面に向かう途中の何も無いところでつんっ、と躓いてました。でも年始のドーム1回公演につき4回コケてたときより全然転んでない。いくらか気持ち違ったのかな…御無事で何よりです。


H.our Time


挨拶をする薮くん、丁寧に歌う薮くん、でもどこか気楽さを意識してる薮くん、それでも全員で歌うときはとても熱を感じさせてくれる薮くん…本当に様々な薮くんがこの曲1つで見られます。涙目とかじゃなくて澄んだ目をしてこの歌に臨む薮くんが印象的です。


挨拶

薮くんの挨拶はこのツアーではお決まりの「今日ここにいない人に伝えてください」で始まるもの。特に内容変わってなかったです。

ほかの誰かが挨拶してるあいだ、MCと同様に上手側の端でほのぼのとお話しているやぶたかをちょっと凝視してしまいました。髙木さんの弟感って薮くんの前でしか見られないような…?ちゃんとうんうんふむふむ聞いてる薮くんのお兄ちゃん感も垣間見れてやぶたかァ…と胸に手を当ててしまいました。


Come On A My House


先に降りた髙木さん、メンステに向かうかと思いきやなんと私たちのいた南スタンドの真下にある立ち見席の方へ…!お姉さん方が持ってたタオルで思い切り顔を拭く髙木さんを見て後ろから来た薮さん呆然。まーるかいてちょん、ちょん、な目。目が点に、ってああいう事を言うんだろうなぁ。いや、私もびっくり…だよ…でもその後スタッフさんに促されて「あ、はい」って感じでスマートに先にメンステへ行く薮くんもいとをかし…。いやぁすごいもの見た。



所感


盛大に遅れましたすんませーん(汗)。やっと書き終わった。もう既出の情報がたくさんあったので個人的に補正したかったところと薮くんのよかったところと私の席でしか見れなかったであろうやぶたかと…と割とコンパクトめになっちゃうかなと思ったけど盛りだくさんだった。よかた。


タイトルにも書きましたが薮くんの瞳がよかった。あわたいの澄んだ目もそうだけどバンドコーナーでは遠くを見たりと物理的、MCでは心理的な視野の広さが発揮されたり何かを見て点にったりするおちゃめな目だったり…うん、この公演は目がよかった。いや、スタンド席でも目に目がいくんですよ。薮くんの目すごい(?)。


静岡のときはオーディエンスの温かさを感じたけれど横浜はまた違ったホーム感がありました。横浜の方がJUMPが雰囲気作ってるのをすごく感じたー。MCで薮くんが東名阪ツアーを発表したので一体感もいつもより増し増しめ。この会場でやることにものすごく安定感が出ているような!他の会場でやる新鮮さとのギャップは横アリでしか感じられないよなー…あと何回横アリでやってくれるかなー…でもなんだかんだ来年も横アリー…どうかなああぁぁぁ。会場が大きな規模になったって私の気持ちは変わらないですし会いに行くんだろうけど万人が万人快く受け入れるかって言うと違いますよね。あの近さがいいんだ、という意見も分かる。でも大きな会場で盛大にやるJUMPも見たい。あーでも個人的にも11年目は横アリでJUMPくんに会いたいなーまだ。わがままかなぁ(頭抱)。


そもそも会えなきゃ、会う機会が無きゃ意味無いんだ。急かすのも難だけど、ドームも終わった今はツアー発表まだかなぁとボヤくばかりです。

もしやぶ~もしも薮くんが主演舞台であの作品をやったら


先日お題箱なるものを流行にのっかってやってみたところ、こんな投稿がございまして。



え…薮くん主演舞台を私が…?プロデュース…?とすっかり舞い上がってどうしても少ない文字数では書けない…薮と戸塚で舞台やりたいって言ってたからやらせる…?いや2人はセルフプロデュースさせた方が絶対楽しい…うーんすぐにお答えできない…悔しい…という思いをこめてこの回答(投稿者様本当にすみません。そしてありがとうございました!)。



というわけで今回は薮くん主演舞台を全力で、申し訳ないほど完全に私の趣味嗜好でしかない、でも無い頭フル活用してヲタク向けにプロデュースしたいと思います…!


  • 会場


どこでやろうかなと考えた時に真っ先に浮かんだ東京グローブ座を今回の会場と想定させて頂きます。NEWSの加藤シゲアキくんが最近『グリーンマイル』を演じていたのもここです。度々楽しいレポが流れてくるKAT-TUN・中丸くんの舞台もここ(笑)。



概要↓

  • 最寄り駅:新大久保(JR山手線・総武線)より徒歩10分
  • キャパシティ:703席(内1階席平土間が305席、ギャラリー148席、2階150席、3階100席)
  • ロビー休憩スペース有


当方が最後に現場として行ったのはトニセンさんのTTT。そのときは平土間(ライブ現場でいうアリーナ)でしたが遠過ぎもせず、観劇のときによくやりがちな「近すぎてよく分からなかった、楽しめなかった」、みたいなのは感じませんでした。全く席に拘らないヲタク(苦笑)なので天井席で長野くんが出演した「フォーエバー・プライド」を見ましたがスケールはどこの席でもよく感じ取れる印象です。他の大きな劇場だと舞台に近い席と遠い席の人で感想が違うときがあるんですがグローブ座では経験したことない!


ただ、本場のグローブ座さながら縦に大きいので高所恐怖症の友達が「見始めたら気にならないけど3階席だと始まるまでが怖い」と身震いしてました。該当される方は御留意ください。



FPのときは会場中が同じタイミングで同じ空気になるのを肌で感じられるぐらい一体感があったのできっと薮担さんが多いであろう現場でそれを作りたいです…いや、あれを超えたい…!


  • 演目


せっかくの薮くんの舞台だから薮くんがしたり顔で「こういうの待ってたろ?」って言ってくれそうな、薮担さんの見たい薮くんが見られる内容にしたい…!という発想になったので早速「薮くん 舞台 見たい」とヤブー!JAPAN…ではなくTwitterで検索(笑)。



本っ当にざっくりとまとめ、且つ他担さんにもウケそうな部分に絞った結果、

  1. 舞台で歌う薮くんが観たい
  2. 薮くんの性格や特徴に合ったキャラクターを演じてる薮くんが観たい


とこんな感じに。



前者は言わずもがな、なんならミュージカルやろうよ!みたいな意見中心でいいねこそ押さなかったものの心では魂の16連射ぐらいはしちゃってたかもしれません。


後者はまとめちゃったものをバラして一つ一つ見ていくと「俺様な薮くんが見たい」「ひたすら喋ってるところが見たい」「皮肉ってるところが見たい」など、薮担さんの中で具体的にこの人を薮くんに演じて欲しいキャラクターが決まっている、って感じの内容です。〇〇役やって!みたいなのも含めるとものすごくキリのない、壮大な要望でした(褒めてる)。


そしてここで私の「薮くんにはタイトルなら誰でも知ってるって感じのコテコテの英米文学作品やって欲しい」というワガママを取り入れたくなります。横文字の役名が似合う薮くんでいて欲しい!そんな私の願いは先程の2つの条件が内容に含まれてる作品を見つければ満たされるのでオリジナルではなく原作があるスタイルの舞台にシフトします。


今まで読んできた本をひっくり返したりこのお題を機として気になってた本を買っては読んで…を繰り返した挙句、結局実家にあったこの本が条件に合ってるかもと思いました。


ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)


サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』。『キャッチャー・イン・ザ・ライ』という題でも親しまれています。読んだことは無いけど聞いたことはあるという方も多いと勝手に思っています。


主人公のホールデンが学校を退学させられそうになるタイミングで同じ寮室の子と揉め事になるところから物語は始まります。このときホールデンは不貞腐れてるんですけどその原因の一つにフットボールの試合が見られないのもあるんです。サッカー見れなくて不貞腐れる薮くん見たくないですか…?(無理強い)


何よりタイトルの『ライ麦畑でつかまえて』はホールデンが歌う歌のフレーズです。そう、歌う薮くんが見られます。まあこれにも壮大なオチがあるんですけどね…私はここの薮くんがすごく見たい。


語り手も主人公と同じ人物が務めるのですが、その文体は叙文からかなりかけ離れた、砕けた話し言葉になってるのがこの本の特徴です。そう、感覚としては主人公がずっと喋りっぱなしの物語。退学させられそうになるぐらい問題児ではあるホールデンですが、それは自分が持つ批判的で多様な考えと知識が強いからこそ。ホールデンの知識の需要性はさておいても博識なところは薮くんと似ていると思えます。もちろん薮くんと決定的に違う部分もホールデンにはあるのでどう演じるのか、多くの方が注目すること間違いなしです。条件が2つ揃ったところで次のお題。これがまたむつかしい…。


  • キャスト


誰と、と共演者の人も…とのことなのでこちらも考えたいと!

でも考えた結果思いつきませんでした。様々な登場人物かいますが出ずっぱりなのはホールデンだけなので落語みたいに一人でずっと話してるのも面白いんじゃ?が結論です。


ホールデンには妹がいるんですが、そこを一人でやるとなるとてやんでぇ口調の薮くんと女の子口調な薮くんがいっぺんに見れてしまうんですね。見たくないですか?いっぺんに見られるのに値段1公演分ですよ?こういう売り文句ヲタクさんは弱いですよね?私だったら見に行くけどなぁ。


本当にどこかでとっつー出れないかなぁ!とかエレベーターボーイの役が毎回違うジャニタレなんて面白くない?とか本当に結構考えたんですけどいやとっつーの出演時間短いんじゃ…ガチャはダメじゃ…と頭から岡山弁が抜けなくなったのでこちらを採用(またたくさん本読んで「〇〇役は薮くん、△△は誰々」ってあったら紹介します…精進します)。にしても…ずっと一人で喋ってる薮くん見たくないですか?(無理強い)(3回目)

  • 所感

薮くん一人の負担は多いけれど、きっと薮くんの「今まで」が出し切れると思うし、「これから」に繋がるはず。まず舞台よりも映画向けのこの作品をあえて舞台にする時点で色んな人が見に来るんじゃとおい学生、それは浅はかじゃぁないか?などと石投げられるかもしれない覚悟でお話してます。



話題性はあるしそれをカバーするヲタクの需要もかなり考慮した……つもりです。こんなないものねだりの割にはぼんやりとした案は案のままになってもいいけど薮くんの舞台は見たい~!ストレートプレイもミュージカルもばっちこーい!!

薮くんとイノセンス~あるヲタクの2017年の読書録

11月28日発売の雑誌『MORE』1月号の表紙をHey! Say! JUMPが務めた。本誌にはJUMPのインタビューも掲載されている。質問のひとつに「ホントのホントの素顔は?」というものがある。この質問に薮くんはこう答えている。



前しか向いていないからたまに転んだりケガをしたりする、スーパーポジティブ男です。


こうは言っても薮くんは過去に何度載ったかわからないほど「ライブの前日は本当に明日やれるのかなって不安になる」などと雑誌でこういった発言が取り上げられている。無論、スーパーポジティブ男がやる行動ではない。


仮に薮くんが言うならきっと薮くんはスーパーポジティブ男なのだろう、と納得したとする。でも、今回MOREのインタビューで問われてる「ホントのホントの素顔」にこれが相応しいとは思えない。矛盾した行動をとる時もあるのに、薮くんは「ホントのホントの素顔」としてこの一面を差し出す。ここで出すべき答えじゃない、聞きたかったのはそうじゃない、と思う人もいるかもしれない。それは「ホントのホントの素顔」とは言えない。少なくとも私はそう思った。


などと言う私でも、薮くんに対して嫌な気持ちを抱いているとかでは決して無い。むしろこういう薮くんが好きで好きで仕方ない。一見私が矛盾したことを言ってるように思われるかもしれないが、私はこの薮くんからプロフェッショナルな部分を魅せられている。


長くなってしまったが、ここから本題に入り始める。今回は私が思う薮くんのプロフェッショナルな部分について説明するため、タイトルにもあるように今年読んだ本を紹介したい。



万が一この中で今まさに読もうと思った本だとしたら、粗筋程度とはいえ内容や収録されている解説に触れないとこの記事は成り立たないため、ネタバレに関しては自己責任という形で御願いしたい。


オードリー・ヘップバーン主演で映画化され、そのコスプレをSexy Zoneマリウス葉くんがハイクオリティーにこなしていたのが記憶に新しい人も少なくないはずだ。


だが内容はそんな華やかでも無かったりする。第二次世界大戦中の社交界でその世界特有の絶えない人の波の中を生きる主人公ホリー。彼女は天真爛漫でどこか放っておけない魅力と性格を兼ね備えていた。それ故ホリーの周囲では危ない事件に巻き込まれることや一歩外に出た世間から偏見の目で見られることも絶えず頻発していた。その渦の中で素振りはそのままでも踠いているホリーに、さらなる辛い出来事が起こる。


訳者の村上春樹氏はこの他人を引きつけるホリーの魅力は作者カポーティの作品の特徴であるイノセンスを表していると解説で指摘している。


イノセンスの意味を挙げると

  1. 純真
  2. 純潔
  3. 無垢
  4. 無邪気

などがある。


ホリーにはこのような、まるで子供とも取れる純粋さや純真さ、無垢な部分、或いはそれによって生じる夢心地な要素が散りばめられている。魅力的でしかないホリーのイノセンス社交界の闇や隣人ポールによってどう淘汰され、どう揺れ動くのか、その様がこの本の重要なところだと私も思う。


気になった人はぜひ↓

ティファニーで朝食を (新潮文庫)

ティファニーで朝食を (新潮文庫)



話を戻すと、先程述べたイノセンスが私の感じる薮くんのプロフェッショナルな部分を語る上で必要だと感じた要素だ。


アイドルのあるべき姿として「綺麗な部分だけ見せる」というのは絶対である。その綺麗な部分とイノセンスはかなり似ている気がする。スキャンダルが出る度悲鳴があがるのはやはりその事自体に汚れのイメージがあり、ずっと拭えないからであろう。


同じくそのイノセンスに反してしまうものに負のオーラがあると信じて止まない。調べてみたらイノセンスの意味に無邪気というものがあった(先述)。推しや自担が現場で暗い表情を隠しきれないでいたり、弱音を吐いていると誰もがきっといたたまれない気持ちになるたろう。好きなアイドルを自分にとって大切な人同然と思うことは恥ずかしくもあり大袈裟かもしれないが、当然のことのようにも思える。



薮くんはあまり自分から負のオーラを出さない。具合が悪くても事後報告が多い。事後報告でも薮担は少し不安になる。私も然り。


そしておそらく薮担の、ヲタクのこの実態を薮くんは知っている。だから近年の薮くんは弱音を吐く前後で断りを入れる。今年のアリーナツアーのパンフレットでは直前に東日本大震災が起こった2011年春のツアーで涙が止まらない公演があったことを打ち明け、こう続ける。

みんなの思い出に優先順位はつけられないから、本当は何か1つだけ話すことはしたくないんだけど…今回は許して。


薮くんは無邪気じゃない自分、イノセンスを保てていない自分を隠してくれる。アイドルとして綺麗な部分だけを見せてくれる。薮くんがこうすることで、私たちのその瞬間、一瞬の幸福は確約されている。薮くんが薮くん自身のイノセンスを尊重することで、薮くんを応援している人達のイノセンスも保証されるのである。これが私が感じだ薮くんのプロフェッショナルな部分なのである。


本の世界に存在する見えない事物を兼ね備えた薮くんのプロフェッショナルな部分は発表から60年近く経った『ティファニーで朝食を』のように今後も人々を魅了していくに違いない。本を読み、イノセンスに触れる度に、薮くんの偉大さにこれからも気づいていくのだろう。


最後に同じパンフレットの見出しからもう一つ、今年一番薮くんのイノセンスを感じた文章を紹介したいと思う。

どんなときもJUMPを応援してくれた人のために"全部楽しかった"って言いたい