鮫が空を泳ぐ時

飛行機にはできなくても、貴方はきっとできる。

もしやぶ~もしも薮くんが主演舞台であの作品をやったら


先日お題箱なるものを流行にのっかってやってみたところ、こんな投稿がございまして。



え…薮くん主演舞台を私が…?プロデュース…?とすっかり舞い上がってどうしても少ない文字数では書けない…薮と戸塚で舞台やりたいって言ってたからやらせる…?いや2人はセルフプロデュースさせた方が絶対楽しい…うーんすぐにお答えできない…悔しい…という思いをこめてこの回答(投稿者様本当にすみません。そしてありがとうございました!)。



というわけで今回は薮くん主演舞台を全力で、申し訳ないほど完全に私の趣味嗜好でしかない、でも無い頭フル活用してヲタク向けにプロデュースしたいと思います…!


  • 会場


どこでやろうかなと考えた時に真っ先に浮かんだ東京グローブ座を今回の会場と想定させて頂きます。NEWSの加藤シゲアキくんが最近『グリーンマイル』を演じていたのもここです。度々楽しいレポが流れてくるKAT-TUN・中丸くんの舞台もここ(笑)。



概要↓

  • 最寄り駅:新大久保(JR山手線・総武線)より徒歩10分
  • キャパシティ:703席(内1階席平土間が305席、ギャラリー148席、2階150席、3階100席)
  • ロビー休憩スペース有


当方が最後に現場として行ったのはトニセンさんのTTT。そのときは平土間(ライブ現場でいうアリーナ)でしたが遠過ぎもせず、観劇のときによくやりがちな「近すぎてよく分からなかった、楽しめなかった」、みたいなのは感じませんでした。全く席に拘らないヲタク(苦笑)なので天井席で長野くんが出演した「フォーエバー・プライド」を見ましたがスケールはどこの席でもよく感じ取れる印象です。他の大きな劇場だと舞台に近い席と遠い席の人で感想が違うときがあるんですがグローブ座では経験したことない!


ただ、本場のグローブ座さながら縦に大きいので高所恐怖症の友達が「見始めたら気にならないけど3階席だと始まるまでが怖い」と身震いしてました。該当される方は御留意ください。



FPのときは会場中が同じタイミングで同じ空気になるのを肌で感じられるぐらい一体感があったのできっと薮担さんが多いであろう現場でそれを作りたいです…いや、あれを超えたい…!


  • 演目


せっかくの薮くんの舞台だから薮くんがしたり顔で「こういうの待ってたろ?」って言ってくれそうな、薮担さんの見たい薮くんが見られる内容にしたい…!という発想になったので早速「薮くん 舞台 見たい」とヤブー!JAPAN…ではなくTwitterで検索(笑)。



本っ当にざっくりとまとめ、且つ他担さんにもウケそうな部分に絞った結果、

  1. 舞台で歌う薮くんが観たい
  2. 薮くんの性格や特徴に合ったキャラクターを演じてる薮くんが観たい


とこんな感じに。



前者は言わずもがな、なんならミュージカルやろうよ!みたいな意見中心でいいねこそ押さなかったものの心では魂の16連射ぐらいはしちゃってたかもしれません。


後者はまとめちゃったものをバラして一つ一つ見ていくと「俺様な薮くんが見たい」「ひたすら喋ってるところが見たい」「皮肉ってるところが見たい」など、薮担さんの中で具体的にこの人を薮くんに演じて欲しいキャラクターが決まっている、って感じの内容です。〇〇役やって!みたいなのも含めるとものすごくキリのない、壮大な要望でした(褒めてる)。


そしてここで私の「薮くんにはタイトルなら誰でも知ってるって感じのコテコテの英米文学作品やって欲しい」というワガママを取り入れたくなります。横文字の役名が似合う薮くんでいて欲しい!そんな私の願いは先程の2つの条件が内容に含まれてる作品を見つければ満たされるのでオリジナルではなく原作があるスタイルの舞台にシフトします。


今まで読んできた本をひっくり返したりこのお題を機として気になってた本を買っては読んで…を繰り返した挙句、結局実家にあったこの本が条件に合ってるかもと思いました。


ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)


サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』。『キャッチャー・イン・ザ・ライ』という題でも親しまれています。読んだことは無いけど聞いたことはあるという方も多いと勝手に思っています。


主人公のホールデンが学校を退学させられそうになるタイミングで同じ寮室の子と揉め事になるところから物語は始まります。このときホールデンは不貞腐れてるんですけどその原因の一つにフットボールの試合が見られないのもあるんです。サッカー見れなくて不貞腐れる薮くん見たくないですか…?(無理強い)


何よりタイトルの『ライ麦畑でつかまえて』はホールデンが歌う歌のフレーズです。そう、歌う薮くんが見られます。まあこれにも壮大なオチがあるんですけどね…私はここの薮くんがすごく見たい。


語り手も主人公と同じ人物が務めるのですが、その文体は叙文からかなりかけ離れた、砕けた話し言葉になってるのがこの本の特徴です。そう、感覚としては主人公がずっと喋りっぱなしの物語。退学させられそうになるぐらい問題児ではあるホールデンですが、それは自分が持つ批判的で多様な考えと知識が強いからこそ。ホールデンの知識の需要性はさておいても博識なところは薮くんと似ていると思えます。もちろん薮くんと決定的に違う部分もホールデンにはあるのでどう演じるのか、多くの方が注目すること間違いなしです。条件が2つ揃ったところで次のお題。これがまたむつかしい…。


  • キャスト


誰と、と共演者の人も…とのことなのでこちらも考えたいと!

でも考えた結果思いつきませんでした。様々な登場人物かいますが出ずっぱりなのはホールデンだけなので落語みたいに一人でずっと話してるのも面白いんじゃ?が結論です。


ホールデンには妹がいるんですが、そこを一人でやるとなるとてやんでぇ口調の薮くんと女の子口調な薮くんがいっぺんに見れてしまうんですね。見たくないですか?いっぺんに見られるのに値段1公演分ですよ?こういう売り文句ヲタクさんは弱いですよね?私だったら見に行くけどなぁ。


本当にどこかでとっつー出れないかなぁ!とかエレベーターボーイの役が毎回違うジャニタレなんて面白くない?とか本当に結構考えたんですけどいやとっつーの出演時間短いんじゃ…ガチャはダメじゃ…と頭から岡山弁が抜けなくなったのでこちらを採用(またたくさん本読んで「〇〇役は薮くん、△△は誰々」ってあったら紹介します…精進します)。にしても…ずっと一人で喋ってる薮くん見たくないですか?(無理強い)(3回目)

  • 所感

薮くん一人の負担は多いけれど、きっと薮くんの「今まで」が出し切れると思うし、「これから」に繋がるはず。まず舞台よりも映画向けのこの作品をあえて舞台にする時点で色んな人が見に来るんじゃとおい学生、それは浅はかじゃぁないか?などと石投げられるかもしれない覚悟でお話してます。



話題性はあるしそれをカバーするヲタクの需要もかなり考慮した……つもりです。こんなないものねだりの割にはぼんやりとした案は案のままになってもいいけど薮くんの舞台は見たい~!ストレートプレイもミュージカルもばっちこーい!!

薮くんとイノセンス~あるヲタクの2017年の読書録

11月28日発売の雑誌『MORE』1月号の表紙をHey! Say! JUMPが務めた。本誌にはJUMPのインタビューも掲載されている。質問のひとつに「ホントのホントの素顔は?」というものがある。この質問に薮くんはこう答えている。



前しか向いていないからたまに転んだりケガをしたりする、スーパーポジティブ男です。


こうは言っても薮くんは過去に何度載ったかわからないほど「ライブの前日は本当に明日やれるのかなって不安になる」などと雑誌でこういった発言が取り上げられている。無論、スーパーポジティブ男がやる行動ではない。


仮に薮くんが言うならきっと薮くんはスーパーポジティブ男なのだろう、と納得したとする。でも、今回MOREのインタビューで問われてる「ホントのホントの素顔」にこれが相応しいとは思えない。矛盾した行動をとる時もあるのに、薮くんは「ホントのホントの素顔」としてこの一面を差し出す。ここで出すべき答えじゃない、聞きたかったのはそうじゃない、と思う人もいるかもしれない。それは「ホントのホントの素顔」とは言えない。少なくとも私はそう思った。


などと言う私でも、薮くんに対して嫌な気持ちを抱いているとかでは決して無い。むしろこういう薮くんが好きで好きで仕方ない。一見私が矛盾したことを言ってるように思われるかもしれないが、私はこの薮くんからプロフェッショナルな部分を魅せられている。


長くなってしまったが、ここから本題に入り始める。今回は私が思う薮くんのプロフェッショナルな部分について説明するため、タイトルにもあるように今年読んだ本を紹介したい。



万が一この中で今まさに読もうと思った本だとしたら、粗筋程度とはいえ内容や収録されている解説に触れないとこの記事は成り立たないため、ネタバレに関しては自己責任という形で御願いしたい。


オードリー・ヘップバーン主演で映画化され、そのコスプレをSexy Zoneマリウス葉くんがハイクオリティーにこなしていたのが記憶に新しい人も少なくないはずだ。


だが内容はそんな華やかでも無かったりする。第二次世界大戦中の社交界でその世界特有の絶えない人の波の中を生きる主人公ホリー。彼女は天真爛漫でどこか放っておけない魅力と性格を兼ね備えていた。それ故ホリーの周囲では危ない事件に巻き込まれることや一歩外に出た世間から偏見の目で見られることも絶えず頻発していた。その渦の中で素振りはそのままでも踠いているホリーに、さらなる辛い出来事が起こる。


訳者の村上春樹氏はこの他人を引きつけるホリーの魅力は作者カポーティの作品の特徴であるイノセンスを表していると解説で指摘している。


イノセンスの意味を挙げると

  1. 純真
  2. 純潔
  3. 無垢
  4. 無邪気

などがある。


ホリーにはこのような、まるで子供とも取れる純粋さや純真さ、無垢な部分、或いはそれによって生じる夢心地な要素が散りばめられている。魅力的でしかないホリーのイノセンス社交界の闇や隣人ポールによってどう淘汰され、どう揺れ動くのか、その様がこの本の重要なところだと私も思う。


気になった人はぜひ↓

ティファニーで朝食を (新潮文庫)

ティファニーで朝食を (新潮文庫)



話を戻すと、先程述べたイノセンスが私の感じる薮くんのプロフェッショナルな部分を語る上で必要だと感じた要素だ。


アイドルのあるべき姿として「綺麗な部分だけ見せる」というのは絶対である。その綺麗な部分とイノセンスはかなり似ている気がする。スキャンダルが出る度悲鳴があがるのはやはりその事自体に汚れのイメージがあり、ずっと拭えないからであろう。


同じくそのイノセンスに反してしまうものに負のオーラがあると信じて止まない。調べてみたらイノセンスの意味に無邪気というものがあった(先述)。推しや自担が現場で暗い表情を隠しきれないでいたり、弱音を吐いていると誰もがきっといたたまれない気持ちになるたろう。好きなアイドルを自分にとって大切な人同然と思うことは恥ずかしくもあり大袈裟かもしれないが、当然のことのようにも思える。



薮くんはあまり自分から負のオーラを出さない。具合が悪くても事後報告が多い。事後報告でも薮担は少し不安になる。私も然り。


そしておそらく薮担の、ヲタクのこの実態を薮くんは知っている。だから近年の薮くんは弱音を吐く前後で断りを入れる。今年のアリーナツアーのパンフレットでは直前に東日本大震災が起こった2011年春のツアーで涙が止まらない公演があったことを打ち明け、こう続ける。

みんなの思い出に優先順位はつけられないから、本当は何か1つだけ話すことはしたくないんだけど…今回は許して。


薮くんは無邪気じゃない自分、イノセンスを保てていない自分を隠してくれる。アイドルとして綺麗な部分だけを見せてくれる。薮くんがこうすることで、私たちのその瞬間、一瞬の幸福は確約されている。薮くんが薮くん自身のイノセンスを尊重することで、薮くんを応援している人達のイノセンスも保証されるのである。これが私が感じだ薮くんのプロフェッショナルな部分なのである。


本の世界に存在する見えない事物を兼ね備えた薮くんのプロフェッショナルな部分は発表から60年近く経った『ティファニーで朝食を』のように今後も人々を魅了していくに違いない。本を読み、イノセンスに触れる度に、薮くんの偉大さにこれからも気づいていくのだろう。


最後に同じパンフレットの見出しからもう一つ、今年一番薮くんのイノセンスを感じた文章を紹介したいと思う。

どんなときもJUMPを応援してくれた人のために"全部楽しかった"って言いたい

日本全国民に自担が嫌われた案件~田所陽介役を通しての薮くんについて

関ジャニ∞錦戸亮主演作品に後輩であるHey! Say! JUMP・薮宏太が出演することでヲタク界隈を沸かせた日本テレビ系ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」が無事第10話で最終回を迎えました~(ぱちぱち)。


5月31日に薮くんの出演が決まり、7月8日に初回が放送されてから薮くんがじわじわと世間に見つかり始めた気もしないでもない!先日久々に学校に行くと周りから「ドラマ見たけどあんな奴が好きなの?」と言われまくる事態に(汗)。


「見ている人全員に嫌われたい」というアイドルとして有るまじき、でも尊敬すべき熱意を持って薮くんが接した田所陽介くん。その結果、各界隈から本気で「アイツまじウザい」「今のは無いわ」と言われまくる、でもどこにでもいそうな人間味溢れるキャラを演じる薮くんに出会えました。そんな薮くんについて思うことを今回は書いてみます。


※言うまでもなくネタバレしかしてないので苦手な方は回避願います

  • 嫌われるも"ウザかわいい後輩"像を確立


役柄を聞いて私がイメージしたのは冷酷に遇い、先輩だろうと誰であろうと俯瞰気味に接する性格…そう、まるで「コードブルー」で同じグループのメンバー・有岡大貴が演じる名取先生みたいな感じ。ところが、そこはコメディー。初登場シーンでは無茶な仕事の割り振りをする上司に悩む周りからだしぬけて「やってみせます」とドヤ顔を見せるなど、どこか鼻にはつくけど憎めない可愛いさも垣間見えたような…そんな雰囲気を持つ人を第1話にして掴んだ薮くんは見る人の視線さえもかっさらってしまいました。


それでも田所くんの性格において"かわいい"が"ウザイ"を超えることは無かったと思います。年上なのに司に"お荷物社員"という意味の「ニモちゃん」というあだ名で呼んだり、第3話では仕事相手のことを考えず無謀に仕事を進めようとする、社会ではよくあるのかもしれないけれどまあゲスい性格だったりそれを阻もうとする司の胸ぐらを掴んでしまうシーンも。6話では1日提出が遅れた書類のことを経理から指摘されて敵意剥き出し、挙句周囲に八つ当たり…なんて人としてどうなの?なんて場面も。どの雑誌のインタビューで意気込みを聞かれても必ず「見ている人全員に嫌われたい」と宣言していたとおり嫌な奴のときは思いっきり嫌な奴に、を薮くんは貫きました。




  • ドリーとの設定は誰もが想定外


第5話の予告編で提供の後ろでさも当たり前かのように抱き合う田所くんと"ある女性"。この人こそ江口のりこさん演じる司の姉である小林みどり、第5話以降では田所くんの彼女を経て結婚相手となる人なのです。


この意外すぎる展開に座長の錦戸くんも「嘘やろ」とこぼしたとかこぼしてないとか。まあ錦戸くんがこぼさなくても薮担が黙っていられなかったり。そりゃあ「主人公を馬鹿にする嫌味な後輩」と聞いて誰が恋人と「ドリー」、「よーたん」と呼び合うようになる設定を想像するのやら…


薮くんはクランクアップの際、こう述べています。

まさか、この作品で自分に彼女ができて、さらに結婚までするなんて!

錦戸亮主演「ウチの夫は仕事ができない」クランクアップに密着! 松岡茉優が「結婚というものに対する考え方が変わった」と振り返る、その結末とは?(http://www.tvguide.or.jp/column/chokusou-drama/20170913/02.html)


演じてる人が想像できないならまあ大方の人が想像できないだろう…


しかも監督さんもこの設定は「予定外」とのこと。作ってる佐藤東弥監督が予定してないのならもはや想像できた人の方が凄いです。


そんな薮くんに関する「田所くん」、「彼ピッピ」がザテレビジョンの「視聴熱・熱トピワード」で1位を取るという快挙も!それだけたくさんの人に薮くんが見つかったということか~~~~~!嬉しい~~~~~~!ようこそ薮くんの沼へ!


といった感じで予定に無いシーンを見事に勝ち取った薮くん。外からお仕事を持ってくるだなんて本当にできるお方です。



おそらく最終話ほあらすじでプロポーズ、最終回密着レポで結婚式のシーンを仄めかす必要があったのはどうしてもつかポンの台本10P、時間にして12分の長いセリフに3ヵ月分の総まとめや伝えたいことが詰まっているためそこにスポットライトを当てたかったからだと思います。主演は錦戸くん。主人公はつかポン。それでも予定に無かったシーンと話題を勝ち取ってさらに展開をもたらした薮くん。外からお仕事を持ってくるだなんて本当にできるお方です。よーたん見習って。



  • 歌って踊って改心したのかと思いきや…?

司も田所くんもお互いドリーとどういう関係なのか全く知らないので、田所くんが"ニモちゃん"の話をドリーの前でするシーンでは文字通り視聴者の私たちはドキドキハラハラさせられっぱなし。しかしそんな関係も第8話で遂に明るみになります。"ニモちゃん"が弟のことだと知ったドリーは激怒して田所くんを小林家から追い出してしまいます。この事件をきっかけに田所くんは改心し、司のことも見直したのか"アニキ"と呼ぶようになります。


そんな折に流れるのが全薮担が望んで止まなかった田所くんのミュージカルシーン!"WEST SIDE STORY"の"Cool"を彷彿させるようなセットの中で錦戸くんと肩を並べて歌って踊る薮くんを地上波で見られるなんて!ミュージカルシーンなんて1話だけだろうと小生意気に高を括っていた私は腰を抜かしました。手足が長い…!それ以上に伸びる声…!でも監督も最初の2、3話だけしか踊るつもりは無かったとか。連ドラって後からそんなにたくさんオプションを付けられるのか…!9話以外各話に踊るシーンがあったのも、あんなにイキイキとした薮くんを見れたのも錦戸座長様々です。


なーんて改心したのかと思いきや、9話冒頭で早速会社の人の噂話。"アニキ"で懲りたかと思いきやそのアニキに愚痴を言い放ちます。根本的なところ変わってないじゃん…!その様子じゃお仕事も相変わらずゲスいやり方で通してるんだろうな~~ショック~~~(笑)

僕も田所という役が今後どうなるかわからないんですが、(中略)僕は『いつか田所がいいヤツになってほしい!』と願いながら、彼を演じています(笑)。

J Movie Magazine vol.26 (2017.8.9発売)より引用


薮くんが雑誌で語るようにはうまくいってないような気もする田所くん…。薮くんの願いは「ウチの夫」SP!みたいな次回作で田所くんが叶えてくれるでしょう!(?)


  • 所感


やること成すことは"ウザい"けど、その仕草や表情はどこか"かわいい"。それが余計に腹立たしい…


どんな視点で見ても、一番現実の世界にいそうで人間味があったのはやっぱり田所くんのような気がする。誰もが周りに1人は抱えてるはずの、別に悩みの種とまではいかないけれど、家でくつろいでるときに頭の中に現れてはちょっと憂鬱な気分にさせてくる"あの人"みたいなポジション。できれば自分のテリトリーに入れたくない、"あの人"みたいな人。そんな田所くんを屈せずに熱意を貫いて演じきった薮くんは期待のシャイン!将来有望!



あぁ、「この人、ウチの自担で~~す!」と叫びたい…(胸元に手をあてながら)




追記


この記事を読んで田所くんが懐かしくなったあなた!田所くんを演じた薮くんを少しでも好きになってしまったあなた!読まなくても田所くんロスなそこのあなた!そう!あなたです!


ザテレビジョンが催す第94回ドラマアカデミー賞助演男優賞部門で薮宏太くんに是非投票してみませんか~!?薮くんの今後のお仕事に、お芝居に、自信に繋がるように皆様と力を合わせたい所存です。どうか清き一票を!!


投票先リンク↓↓
https://thetv.jp/feature/drama-academy/

やっぱり行先は予想の斜め上~薮くん、「ウチの夫」お疲れ様でした 番宣まとめ

「あの関ジャニ∞の」錦戸亮の主演ドラマだ。(中略)「あの関ジャニ∞の」錦戸亮だ。喋らせたら面白くない訳が無い。恐らく番宣番組出演の優先順位は主演ということを抜きにしても錦戸亮くんが上だろう。

でもそんな薮くんは私が見る限り、そんなことに屈するような人では無い。


青天の霹靂を受けた衝撃のままにブログを書いた初夏から早4ヵ月、寂しくも答え合わせの時が来た。


ついに「ウチの夫は仕事ができない」が明日で最終回を迎える。印象はドラマだけに留まらない。思ったよりも薮くんはドラマの番宣として番組に出ることが多かった。謙虚に予想したつもりが返ってざまあみろと言われてる気になるほど斜め上を行かれた………………


斜め上を行ったのは出演回数だけではない。その内容にも衝撃を受けた。


メレンゲの気持ち」、「ヒルナンデス」は同じメンバーが出演しているから出てくれるだろうと軽い気持ちでいたら放送開始2週間前に「メレンゲ」出演のお知らせ。瞬く間にやぶいのフィーバーが巻き起こった。


初々しくて余所行き感満載な薮くん(※27歳)



凡庸性の高い名言誕生の瞬間



可愛いさもしっかりちゃっかり出てました


もう番宣終わり?と隙を見せたのも束の間、3話放送終了後の「ヒルナンデス」で"中推し"の形で出演。UNIONが巻き起こった。


番宣は初々しい感じを出せると確信させた薮くん(※27歳)



光くんとモノマネをするよう指示され思わず驚く薮くん。このあと光くんのモノマネをまんまパクるなど3枚目な部分も見せてくれました



小柳ゆきを口ずさむ…というよりは熱唱する薮くん





一番驚きだったのが「ヒルナンデス」と同じ日に放送された「PON!」にも出演していたことだ。JUMPのメンバーは誰一人としていないが、現在当番組にはジャニヲタとして名を轟かす青木源太アナウンサーが出演している。ツテやコネと言うとまた違うが、青木アナがいることでかなりこの番組はジャニタレを推すようになったと伺える。


「ドラマの撮影現場にもお邪魔します!」と張り切る青木アナを「シカトします」と一蹴していたのにまさか帝王直々にスタジオに赴くとは。どうなってるんだ日テレ…いくら振り込んだんだ源太…


そしてその2日後、ヒルナンデスにVTR出演。同番組のレギュラーである関ジャニ∞の横山くんが作ったお弁当がついにドラマ、しかも薮くんが関わるシーンに登場するという紹介のもとでの出演となった。




お弁当を持つ"おてて"がso cute(※27歳)


ドラマの宣伝もしっかりしつつ、セルフアピールも忘れないウチの薮くんは仕事ができる。そんな薮くんを他担のみならず、関係者各位にも伝えられる絶好の機会を薮くんは巧みに駆使したのである。


そんな薮くんが演じる田所くんの見せ場も主人公・つかポンに負けず劣らずあるらしい最終回。毎回見てた皆勤賞な方とも、途中で諦めちゃって「コードブルー 」の名取先生にゾッコンな方とも、私と同じく5話で自担にラブシーンがあると知って思わず飲み会に繰り出しわざとリアタイしなかった方とも(いない)、業師・薮宏太完走の瞬間を見届けたい。

その背中、その指先 ~Hey! Say! JUMP 全国ツアー2017 I/O 静岡2日目2部 レポ


Hey! Say! JUMPの記念すべき10周年のツアーが始まって早10日が過ぎようとする8月20日、3箇所目の静岡公演行ってきました!



曇り予報とは打って変わって快晴のため本当に暑い…そんな暑さを更に熱気づけるライブでした!そんなライブの魅力を無い語彙力で、薮担目線でお送り致します。※本当に薮くんばっかり


ここから先はセトリ、演出等ネタバレを含むのでまだ参戦していない方、ネタバレが苦手な方は急いで戻るボタンを押してください。


  • オープニング


開演前から砂時計が設置されるという何とも緊迫感溢れる演出。全ての砂が落ちたと同時に暗転、オープニング映像が始まります。ひっくり返されるいくつもの砂時計、今までのライブの映像が流れたあと、メンバー1人1人が過去の映像と共に映し出されます。ほとんどのメンバーがカッコつけるなか、やぶひかはちょっとショタ期を彷彿させるような満面の笑み…引っ張ってきたキャラのやぶひかが初っ端から垢抜けた表情をしてくれたと思うと思わずいきなりうるうる。


そしてジャンプアップで白い衣装を纏った9人が登場!過去の映像のあどけなさは一切無い…10代から20代の貴重な10年を捧げて積み上げたものが表情に出ててまたうるうる。


1.UMP


スクリーンに薮くんが映った途端滅多にこの手で泣かない私でもくるものが溢れ出るかと思いきやまさかの裕翔くんが金髪ですべて吹き飛んだ。どうしてくれるんだ!でもそのマットな金髪似合ってるから許す!と再びうるうるとくることは無くなるも光の速さで目の前の事態を飲み込む。去年の圭人くんや光くんが個人の趣味として髪型を変えた時みたいにMCでは触れなかったから裕翔くんの金髪はもしかして…?



2.ドリカム


お馴染みの薮くんの「みんなの声を聞かしてくれぃ!」。今回はイヤホンをほんのちょっとだけ耳から離し、マイクは光くんと一緒にガッツリお客さんに向けてました。最後のフェイク、私の席からは背中向けられてしまったけれどその細い背中から男らしさや頼もしさが醸し出されてて、歌声と背中で貫禄を語られた気分に。10周年スゲェ…。


3.シャドボ


伊野尾さん、振り間違えたのかな?薮くんがガッツリアイコンタクトしてくるのに対してかなり満面の笑みを返す伊野尾さん。薮くんはふにゃ顔寄りではあるけれどほくそ笑み返してました


4.瞳のスクリーン

5.ビバナイ


6.太陽にラブモーション


アリトロで薮さんが自席(Cブロック)付近に。目線を合わせるようにしゃがむ独特の乗り方は10周年でも健在!来るなり「よっ」とまるで友達に会ったかのように地声で周りに手を降るので薮くんが去ったあと「物理的距離よりも心理的距離感を近くに感じる」不思議さにその付近のヲタク一同呆然。


7.Sweet Liar(7コーナー)


8.BESTコーナー~スタートデイズ

今年のBESTコーナーのコンセプトを決める会議中に有岡さん、八乙女さんがまた喧嘩するという設定のコントが始まる。八乙女さんが言い間違いをしながらも(笑)「俺たちが出会ったときのことを忘れたのか!」と有岡さんに問いただし、モテモテ小学校時代のことを思い出す…というストーリー。

「いや、もうやり尽くしたでしょ?」「去年かっこよかったでしょ?」「就職の次って何?」と個人的には今年もコントと雑誌で匂わされたとき、スタートデイズを聞いたときに思ったけど…やられた。まさかランドセルを背負う時代に引き戻すとは…!流石BEST様~!(cv.ムジャキ)


光「モテるために必要な要素を(転校生役の有岡さんに)教えてやれ!まずは薮宏太!」
薮「ドロケイとドッヂボールに命をかける」
光「そう、メガネをかける!!」
いや、会話成り立ってないよ~!置いてかないで~!やぶひかの世界~!
ちなみにここの薮くんのセリフだけ何故か毎回アドリブみたいで変わるらしいです(笑)。これからまだ参戦予定のある方是非お聞き逃しなく。


9.裕翔くんドラムセッション~とりんとりんセッション~Your Seed~スパデリ~FT~JUMPバンド~冒険ライダー(7メンバーのみ)~ありせか(BEST登場、Key.抜き)~TTT(Key.抜き)


光くんのベースは太郎シリーズで2番目に新しいと思われる銀太郎!あのお高いと噂されるベースじゃなかったです。水太郎より重そうなのに弦ははじきやすそうだった!芯のある音だったのでしっかり聞こえたし、何よりあんなに楽器揃えてるのにすぐ他のメンバーの音と馴染める光くんに脱帽…


10.スタタイ(Key&Vo.)


伊野尾さん中盤間違えちゃった(泣)。でも真横に佇むやぶちねは落ち着き払った様子で見守ってたからかあわあわしないですぐ次の音にいけた伊野尾さん。最後にみんな集まって8人に囲まれながら弾くのも重圧ではなく心強さに変えてアウトロは本当に綺麗でした(号泣)。


疑惑の知念さんが声変わりする前のフェイクは山田さんが担当。やぶひかパートが控えてるから自担ではないだろうなとは思ったけどこれまたびっくり。聞いたこと無い声で歌ってけど開拓したのかな?素敵でした!

11.From.



12.キミアト


知念さんが一発目に「ジャスティス!」やり出すからみんなジャスティス(泣)。ちなみに薮くんは「君がジャス"ティス"!」となぜか"ティス"だけ高めの声(笑)。

山田さんが「空前絶後のー!やぁーまぁーだぁー!」と言うのを絶妙なポジションで見てから踊り出す薮さん。ズルいぞ…


13.School Girl

外周で自分のポジションから目の前にいる光担をロックオンする薮くんがアイドルすぎた!光担さんも即座に「光」一文字のうちわを裏返しててお2人お似合いでした。素敵な光景だった~!


14.我I

  • MC






有「シーフード味のカップラーメンを食べてるとまた孤食ロボットたちに怒られるよ!」
光「〇✕フードカンパニー行って言いつけてくる」
とA.Y.Tが捌ける口実に使われる薮くん。10年前こんなにいじられる人になるなんて誰が想像したのだろう…


(一方先輩をいじらずニコニコ捌ける、後輩感満載な髙木さんなのであった)

15.Are You There?(A.Y.T)


16.トビラの向こう


自己紹介どうすんの…?と思ったらふざけ倒された。

知「ゆうてぃー!」
裕「Yeah, I'm Captain America!(?)」
圭「Kei~!」
伊「Yes! I'm Spider-Man!(??)」
山「薮ちゃん!」
薮「Yaas! I'm ironman!!(???)」


どこにそんな細いアイアンマンがいるかよ…嫌味かよ…


17.Born in the earth


smartのメンカラスタジャンからかっこいい金色の燕尾服衣装に早変わり。セットの照明が一気に明るくなってメンステはまるで宝塚の大階段のように!センター(!)でそこを下り、堂々とAメロのサビを歌う薮くんは後世に語り継ぎたいトップスターでした…年始のドームで2回階段でつまづく自担を見ていた私は胸の前で高速拍手。


宝塚も彷彿させられたしJWやSUMMARYも懐古したくなったけどスクリーンに同じ階段が映し出された瞬間滝沢歌舞伎10th anniversaryの冒頭のシーンを思い出した!薮くんが出たときの演出だ~!と胸が熱くなりました。ここから先は薮くんが演出に大きく関わっているであろう箇所がたくさん見受けられます。


18.心·技·体


布を振り回す演出、水太鼓、過去にJWでやった演出が再現されます。薮くん既にバチをすっ飛ばしてしまうアクシデントがあったと小耳に挟んでいたのでハラハラしながら見たけどもこの時は何事もありませんでした。パフォーマンスを通常運転でこなすのって大変なのに薮くんときたら…(頭抱)


19.ギミラ


20.僕はVampire


視覚による錯覚を駆使した映像の後でスタトロ、外周とメンステの角とメンステにメンバーが続々と現れる演出。黒い布を纏ったその様はいつぞやのKAT-TUN兄さんを彷彿させる…。薮くんずっとバックについてたし10ksも見に行ったもんね…真似したいぐらいかっこいいもんね…


21.OTT


センステで踊るのでかなり近い。息を整える様子とかがリアルに伺える。私の席は下手側だったので最後の決めポーズは自担が目の前にいる状態。歯茎を剥き出した顔で指先一点を見つめるその姿はまさに私が大好きで、みんなに見せたい薮くんだった。



22.I/O


山田さんが振り付けをしたというアルバム新録曲。思ったよりもしっとりめで「山田さんと言われれば納得」という感じ。バラード好きだもんね。祈るように踊る八乙女さん、初めて見るのにきっと忠実に踊ってると思わせるけとちね、私と同意見で激しくいきたかったのかキレッキレで踊るやぶゆとが印象的。



23.真剣SUNSHINE

知念さんがスタトロで自席付近に。向こう側を向いていたのでジャケットの裏にピンク色で何が書いてあるか把握。まさかの「ULTRA MUSIC POWER」、「INFINITE」!胸元には「DASH!」とも書いてあったので歴代の曲をあちこちに書いてると思われます。知念さんに限らずこのときの9人が着てたラフめなメンカラジャケット、今までの衣装で一番好きかもしれない。


24.明日へのYELL



25.AinoArika


26.Your Seed


27.Magic Power


28.RWM


29.UMP


あいありからは10周年メドレー。今度は黒地の燕尾服。振り付けも一新されてしかも踊るところは階段の上。さすがの裕翔くんも転倒…落っこちなくてよかった(汗)。真横にいた薮くんはちらっと横目で見てすぐさま踊りました。それもプロだよね。SMGO。


30.H.our time


ありとあらゆるモニターを使って9人全員が映るようになっている今回の画期的な演出のお陰で9人がバラードをしっとり歌い上げているのにかなり迫力のあるものに。鳥肌がたちました。

  • 挨拶


挨拶全文は既に出回っているのと後で少し触れるので割愛させてください(今回入れない人たちは特に読んで!)。僕、で自分を指差したりみんな、で手を広げたり、数字は指を立てて表したり、口を大きく開けて優しい口調でゆっくり話す薮くん。過去こんなに丁寧な挨拶あったかな…?というぐらい丁寧な挨拶でした。とっても聞き取りやすかった…


AC1.Precious Girl


スタトロにきぃやぶひかやまちね。私が入る時薮くんいつもスタトロだなあ(震)メンカラの大きな片手袋は一体なんだったんだろう?薮くんは自慢の視力と眼力で片っ端から自分のジャンボうちわ持ってる人を軒並みメロメロにさせてました。上から3列目ぐらいの人にも手振ってたなあ…恐ろしい(褒めてる)


AC2.Hey!Say!


ここで旧7曲を9人で披露。薮担とはいえこの曲は青春ソングの一つなのでテンションの上昇が留まることを知らない!むしろ薮くんが歌ってくれたという嬉しさでいっぱい。



AC3.カモナ


え!?これがラスト!?ライブの定番曲とはいえ意外すぎる展開。去年から定番化しつつある中盤伊野尾さんの「知念の自宅に行きたいか~!?」という煽り、今回は「さすがにこの大人数、無理ですよn「Come on a my house(ドヤッ」と被せ気味にきた!薮くんも思わず「すげぇ…」と呟いてました。




以上、全セトリに合ったレポです。


まとめ


「これが聴きたかったんだー!」みたいな高揚感はBITEとHey!Say!でしか感じ取れなかったけれどアルバム初回2の曲は愛ingとChiku Taku、ロミジュリ以外はやったのかな?後者2つは去年やったし前者は最近まで定番だった感もあるから妥当とも思える。去年のようなアルバム曲ほとんど入ってない、みたいな感じもしなかった。SUMMARYやJWでやったこと、薮くんが見学に行ったり参加した公演の良いところが演出に凝縮されてたから演出は大満足。薮担じゃなかったりDDじゃなかったり「あの時のあの演出ちょっと真似したって聞いたんですが…」な他G担さんだったり今回がJUMPの現場入るの初めてだったりって人も「凄い」と1回は呟きそうなライブだった。


ただ、かなり正直に言うといくら演出だとかセトリの順番に意味を見出そうとするような私でも流石に1回目なので自担を追うのが精一杯でした(土下座)。


薮くんばっかり見てて途中でみんなと違う方見てるなって気付いてふと後ろ向いたらアリトロで有岡さんが来てて腰抜かすぐらい精一杯でした(土下寝)。


「10周年は通過点」ってあれだけ言ってた薮くんが歯を剥き出して踊ってたり、ちょっと我Iのフェイク歌いにくそうなのに表情はドヤ顔だったり(笑)、可愛い曲とかっこいい曲で今まで無かったメリハリをつけてたり、「あれっ、まだまだ凄くなるの…?」と楽しませてくれるから本当に目が離せなくて。そして、これからもきっとそうなんだろうな…と思えるような空間でした。最後の挨拶で当人に「僕が踊りが上手くなりたい、歌が上手くなりたい、演技が上手になりたい、と思うのは皆さんにもっともっと僕のことを好きになって欲しいから」って意図をつつかれたようなことを言われたらますます堪らないです。薮くんありがとう!おめでとう!


伊野尾さんが挨拶で節目、って言葉を使っていたけど他担さんもきっとそれぞれ「節目」を自担から感じることがあったはずです。古参の方しか成長した姿を見るみたいな点では楽しめないのかもしれないけれど、「節目」だったら新規さんでも感動できるかと。。。



締まり切らないし面白いことも何一ついえませんでしたが、この辺でレポは以上です。見ている人全員が「凄い」、と思えるJUMPに会えて良かったです。改めて皆さん10周年おめでとうございます~!

結婚詐欺師は転職か天職か~薮くんのアイドル要素


「薮くんの好きなところは?」と聞かれたときに私がよくあげることの一つに「弱音を吐かないこと」というのが"あった"。「イライラしたらすぐ顔に出る」のは自他共に認めているものの、それ以外の負の感情は2017年2月26日に美容院であるレポを見るまで、あまり見たことが"無かった"。



その日私はストレートパーマをかけてもらいながらJohnny's webに掲載されていた、Hey! Say! JUMPがMステで「OVER THE TOP」を披露した際のスタッフさんによる裏側レポート(現在は削除済)を読んだ。



文をそのまま引用したいところだが、それでは有料サイトの意味を成し得ないので旨のみを。なんとあの薮くんが本番前に「怖い」と零したらしい。




今まで薮くんの言葉で「緊張する」とかは聞いてきたけど、はて?怖い?そんなこと今まで言ってただろうか?などと私は薮くんの心境に何か変化があったのではと不覚にも疑ってしまった。


その約一週間後に発売されたPOTATO2017年4月号で薮くんがこう答えてるのを見た。

弱音とかを人に言いたくないタイプだったんだけど、メンバーの前では、さらけ出してもいいんだって気づいたから


ああ、そうか、そういうことだったのか。10年の間に薮くんは変われたんだ。薮くんの「強がり」という短所を私は「弱音を吐かない」という長所に勝手にすり替えてたのか、とこの時は思った。


私はたった一文、しかもこんなところのこんなことにすら一喜一憂するときもあるのだ。私は真相を知りすぎたくない。こうして裏側を知ることが出来るのは嬉しいけれど、それで憂いを感じるぐらいなら夢が見たい。そう言うと、Twitterで相互フォローし合ってるある方にこうツッコまれた。


「結婚詐欺師の被害者と話してるみたい」


まさにその通りだった。私は薮宏太に騙され続けていた。いや、今も尚被害者役を買って出ている。薮くんは「強がり」という自身の短所を、「弱音を吐かない」人のように見せかけて私をずっと騙してくれていたのだ。それこそが薮くんのアイドル要素において重要な部分を占めるもので、私の「薮くんの好きなところ」なのだ。



それをハッキリと確信したのが、Myojo2017年7月号に掲載された薮くんの10000字インタビューである。

"あのときはピンチだった"なんて今になって言うのは、ファンに失礼だと思うのね。


(この前の記事にも書いてあることと内容が重複していて申し訳ない)


薮くんがこうやって発言して騙してくれたお陰で、ツアーの思い出や今見ても笑える企画モノが楽しかったままなのだ。「この時私は楽しかったけど、自担は辛かったのか」と悲しい気持ちをせずにいられるのだ。薮くんが騙してくれたお陰で思い出はキレイなままでいられるのだ。


グループのことは俯瞰してるかもしれない。しかし、確実にファンやヲタク、需要を提供する側のことを薮くんは確実に騙している。騙すことで、供給を見たそうとしている。



そんな薮くんも結婚詐欺師、アイドルである以前に人間である。私たちのことを騙しきれないことがあるらしい。昨年のツアー「DEAR.」の大阪公演期間中に喉を壊したらしく、その日の公演前に念入りに発声してたことをMCでメンバーに暴露されていた。


薮くんがツアー中にコンディションを崩すというエピソードは今回に限ったことではない。それは本人も自覚しているらしく、毎年どこかの媒体でツアーの目標に「ペース配分」を掲げている。去年は会報、一昨年は雑誌、その前はテレビ誌で話していた。24時間テレビのメインパーソナリティにあたってもそのような目標を話してくれていたと思う。


にも関わらず、だ。薮くんは今年も私たちをそこにおいては騙してくれなかった。ここで私はまた憂いを感じてしまったわけだ。


でもそこで終わる薮くんじゃない。ツアーが始まったあとに取材されたTV LIFEでのHey! Say! JUMPの連載「JUMPing with you」(Round204)で薮くんはこう答えている。

ペース配分しようと思うけど、やっぱりいざファンの人の歓声を聞いたらセーブなんて利かないよ


ほら、またそうやって楽しませようとして騙す…なんだこの夢が醒めてしまった悲しさのあとにくる夢心地は!!


薮くんはどんなにファンやヲタクが悲しい想いをしてもそのあとのアフターケアまでしてくれる。さすが熟練の結婚詐欺師。私はこのときいつか薮くんのことで事情聴取されても「あの人は確かに私を騙しましたが、最後まで本当に良い人でした」って頬を濡らしながら言うと天に誓った。


そもそも暴露したのはメンバーであって薮くんでは無い。「薮くんが詐欺を働いている!」と暴かれてしまうことはあっても「俺、君のこと騙してるんだ」と自分から夢の醒めるようなことを言うことは絶対に無い。



いつもこうやって騙して私たちに夢を見せてくれるのが薮くんの魅力なのだ。こうして纏めると言葉を巧みに操っているだけにも思えるが、それだけではない。


今年の年末年始東京ドーム「DEAR.」単独公演のChiku Takuで伊野尾さんの弾くピアノのキーがずれて低くなったまま演奏が開始され、慌てふためく山田さんに「しょうがない、やろう」と薮くんが窘め、裏でそのまま待機していたというのは有名な話だ。55000人をも彼は騙し通そうとしていたという事実は今後伝説となっていくに違いない。


こうして薮くんは行動面でも私たちを騙してくれる。


思えば10年前、Hey! Say! JUMPが結成されたときのHEY!HEY!HEY!生放送でデビュー曲「Ultra Music Power」が披露されたにも関わらず、スタッフのミスで放送されていなかったということがあった。その時もすでに飛ばされた銀テープや紙吹雪が散らかる花道で他のメンバーが焦りや不安の表情を浮かべる中、薮くん1人だけがカメラに向かって笑顔で大きく手を振っていた。「何にも起こってねーし!」とでも言いたげな、余裕そうな笑顔だった。大きくなってからの薮くんに初めて会ったあの時、既に私は騙されていたのだ。



というわけで私は薮くんが結婚詐欺師ということに気づいてしまい、「そうだ、あの日あの時…」と記憶を辿っては「ああ、私は現在進行形で騙されているんだ」と今更ながら感じとってしまっている。


本来ならここで怒りに身を任せつつ警察に届け出るべきなのは充分承知している。が、なんせ騙されてることに清々しさすら感じてしまっているし、このまま薮くんを追いかけている方が幸せだということも知ってるし、そもそも薮くんから肝心の結婚どころか付き合う話すらまだ出ていないので、黙って騙されていようと思う。

ウチの薮くんがドラマに出ます。~"ウチの夫は仕事ができない"田所陽介役決定

薮宏太、錦戸亮主演ドラマに出演へ!初共演で先輩をバカに!?

(以上ヘッドライン、以下抜粋)

関ジャニ∞錦戸亮主演で放送される2017年7月新土曜ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」(日本テレビ系)での追加キャストか発表された。

その顔ぶれは、5年ぶりに日テレゴールデン連ドラ出演を果たす佐藤隆太、日テレドラマ初出演となる壇蜜Hey! Say! JUMPの薮宏太ら、個性豊かな面々。

(中略)

薮が演じる田所陽介は、司(錦戸)の後輩&土方(佐藤)の腰巾着。ずる賢い上に、仕事をサボるのがうまく、悪びれることなく司をバカにする今どきの若者、というキャラクター。

(中略)

■薮宏太コメント

このドラマのお話を頂いて、台本を読んだ時に気付いたら、思わず2周目に突入してしまっていました。このドラマのキャラクターの一員になれる嬉しさでいっぱいです。

錦戸くんとは今回初めて共演させていただきます。ドラマの中の錦戸くんは同じ部署のダメな先輩役ですが、ジャニーズ事務所で尊敬する先輩です。しっかり目に焼き付けて沢山のことを学びたいと思います。ぜひご覧ください。


Yahoo!ニュース 5月31日(水)6:00配信


(全文 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170531-00000011-the_tv-ent )

"ウチの夫は仕事ができない"番組公式HP

http://www.ntv.co.jp/shigotogadekinai/


翌日のTOEICリスニング模擬試験の眠気防止対策として22時寝7時起床を成し遂げた私に、そんなことせずとも起きる気しかしない吉報が飛んできた。薮くんがホワイト・ラボ以来実に3年ぶりにドラマ出演を果たすという。


任侠ヘルパー」を機に薮くんにどっぷりハマった私としてはドラマの話は本当に嬉しい。おめでとうございます、薮くん!


すっかりJUMPの最年長という風格が着き「しっかり者」とまで謳われるようになった今の薮くんに、「後輩」「先輩をバカにする」「腰巾着」というフレーズで紹介される田所陽介くんは薮くんにも私たちヲタクやファンにも新たな風穴を開けてくれそうな人にも思える。よろしくお願いします、陽介くん!


しかし、だ。実を言うと少し不安要素もある。


もうツイートでちらほら「錦戸くんのバーター」というワードが出てきている。恐らくその通りである。最もジャニヲタでなくてもこのドラマを見るという人はそういう目で見るだろうし、私たちがいう「錦戸くんのバーター」に対する「凄さ」「選ばれた感じ」というニュアンスを含めてその言葉を発する人はまずいないだろう。


さらに「あの関ジャニ∞の」錦戸亮の主演ドラマだ。先日野外音楽フェス・メトロックで大成功、大勝利を収め、会場のロックファンを熱狂させ、Twitterのタイムラインがウォール・オブ・デスの如く大荒れとなった「あの関ジャニ∞の」錦戸亮だ。今の世間が彼を求めない訳が無い。ましてや「あの関ジャニ∞の」錦戸亮だ。喋らせたら面白くない訳が無い。恐らく番宣番組出演の優先順位は主演ということを抜きにしても錦戸亮くんが上だろう。


世間の風当たりは薮くんに対して厳しいとは思う。


でもそんな薮くんは私が見る限り、そんなことに屈するような人では無い。思えば先ほど私が薮担になるきっかけとなった「任侠ヘルパー」も草彅剛くんのバーターで黒木メイサ演じる四方木りこの名を連呼するばかりだったが、そんなりこちゃんを奮起するシーンなど、回を重ねるごとに重要な役回りを任せてもらっていた記憶がある。あの時演じた鷹山三樹矢くんは「任侠ヘルパー」に無くてはならない存在だった。


誰かにとっての唯一無二でありたい

"薮がいなきゃダメだ"って思わせたい人なの


素直に打ち明けるしかないMyojoの10000字インタビューでこう語ってくれた薮くんなら、きっと爪痕を残してくれる。素敵な演技を見せてくれる。土曜の夜をアツくさせてくれる。番宣にもたくさん出てくれる。この大きな仕事さえもまた新たな、より大きな仕事に繋げてられると私は信じて止まない。


何より薮くんに来たこのお仕事を薮担はもちろん、他の担当様とも一緒に喜べたことが本当に嬉しい。こういうときに「薮くんを好きになれてよかった」と心から思えるのだ。


まだ公式で情報が解禁されただけなので思うがままに書くのはこの辺りにしておき、来る夏のアツさに備えることに専念したいと思う。